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暗めな短編小説

くらい

作者: なみのり

ものすごく暗い。どのくらい暗いかと言うと、そりゃもうとてつもない暗さだ。自分の手が見えないとかそういう問題を素通りしていて、身がすくむほどの暗さというのもちょっと違う。自分のちっぽけさが思い知らされる。そういうタイプの暗さだ。

僕は暗闇のなかで手探りする。幾つかの「もの」に触れたが、それらはグニャリとしていて、それがこういうタイプの暗闇ではなんの意味もなさないと僕の直感が告げる。僕の直感が「こいつらはこういうタイプの暗闇ではなんの意味もなさないんだぜ。」と言っているのが手に取るようにわかる。

突然、ドアが開いた。僕の目玉はドアから漏れた明かりで焼けてしまって、目玉焼きみたいにジュージューいいながら地面に滑り落ちた。

僕は僕がドアを開けた訳じゃないのにこんなのは酷い、と思うだろう。それをドアを開けた人に言うかもしれない。それともただ「ありがとう」と言うかもしれない。とにかくこれで明るい世界に行ける。僕はそこで「なんの意味もなさなくないもの」を見つけるかもしれない。ただ一つ問題があるとしたら、僕の目玉はもう使い物にならないということだ。

お恥ずかしながら文章の仕事を目指しています。先はまだまだまだ遠いですが、一生懸命1歩ずつ頑張りたいと思います。アドバイス等をどしどし下さると助かります。

コメントも一言貰えるだけでモチベーションが凄く上がるので、お暇であればお気軽にお願いします。

毎日1話以上の投稿を目指していて、今日で27日目、今日1個目の投稿です。

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― 新着の感想 ―
[一言] 医者公認のひきこもりなのですが、なんかそんな感じがしました(笑) 
2018/04/27 22:00 退会済み
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