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いざ彼のもとへ

⑤東京へ出かける日が来た。晴美は朝の四時に目が覚めてしまったのでゆっくりしていた。数週間前から直感的にウィルと何かしらの発展を期待していた晴美だったがやっぱり何もないのではないかと気落ちしだしていた。東京につき人の多さに圧倒され、気候も関西よりまだ涼しく鼻がずるずるしていた晴美。しかしウィルに明日会う日にいくあのスタジオは下見をしておかないと不安だった。彼女は方向音痴で初めて行く場所に関してはすんなりたどり着ける自信がなかったたのだ。鼻をずるずる言わせながらも東京の寒さにも負けず晴美は人に聞き、地図を何度も確認しながら目的地を探した。そうしているうちに間違えながらもたどり着けた。❝ここかあ!❞意外にわかりやすいところにあった。そして当日。まだ30分前だというのにすでに数十組の方々が列をなしていた。その日のカノジョの服装は白のトップスとベージュのは織物、薄いピンクのタイトスカート。本当はかっこいい感じで行く予定だった。黒のウィンドブレーカーなり、青紫のフレアスカートなり、グレーのパンツなり。東京で女を出すのはやめようと思っていたのだが結局こんなスタイルになってしまった。いつもならなんの迷いもなく主婦のようなスタイルだが最近の晴美はズボンにはまっていた。理由は動きやすくスカートみたいに後ろを気にしたりなどあらゆることを周りに気を使いすぎることもないから。

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