EP5:共鳴戦術の改良と国内外チームの連携強化
校庭の風が冷たく頬を撫でる中、颯太と紗弥、双子の四人は体育館に集まった。
「昨日の共鳴で少し手応えはあったけど、まだ完全には止められなかった……」
颯太は、ノートに自分たちの試行錯誤の結果をまとめながらつぶやいた。
紗弥も言葉を続ける。
「共鳴のタイミングがずれると、影がすぐに動き出す……もっと正確に合わせる必要があるわ」
双子は顔を見合わせ、片方が言った。
「海外の仲間とのタイミングもあるし、共鳴の方法を改良するしかないな」
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共鳴戦術の改良
四人はまず、思い出呼び覚ましの順序を整理した。
個人の心理に作用する思い出
集団心理に作用する記憶の連鎖
自分たちの意思宣言との同調
「これで共鳴の精度が上がるはず!」
颯太は力強く言った。
紗弥が手を合わせる。
「全員で呼び覚まし、意思を重ねる……準備はいい?」
双子も頷き、四人の心がひとつに重なった瞬間、影が微かに動きを止めた。
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海外仲間との連携強化(翻訳あり)
スマートフォンを通じて、海外の仲間とも連携を試す。
ニューヨークの仲間が叫ぶ。
"Synchronize the timing! Everyone together!"
(「タイミングを合わせろ!全員一緒に!」)
パリの仲間も応答する。
"Toutes nos volontés unies!"
(「私たちの意思をすべて一つに!」)
リオデジャネイロでは、カーニバルの群衆も微かな共鳴に呼応し、影の動きを抑える瞬間が生まれた。
"Vamos! Não deixem que as sombras controlem a todos!"
(「行け!影に支配されるな!」)
世界中で、少しずつだが共鳴の輪が広がっていくのを、四人は画面越しに実感する。
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国内心理戦の新たな試み
国内でも影の動きは複雑化している。
クラスメイトの影が微妙にズレて動き、心理的に揺さぶられる。
「焦らず、順序を守れば大丈夫!」
紗弥の声に従い、四人は呼び覚ましの順序を整理しつつ意思宣言を発動する。
影は一瞬止まり、校庭の混乱が収まった。
小さな勝利だが、四人は互いの顔を見て微笑む。
「これなら、次はもっと多くの人を助けられるかもしれない」
颯太が前向きに言った。




