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EP4:初の世界規模共鳴試行と国内心理戦の激化

放課後の校庭。颯太、紗弥、双子の四人は、再び影の動きに集中していた。

昨日よりも影の動きは複雑になっている。

「一人一人の心理に働きかけるだけじゃ足りない……共鳴を広げないと」

颯太がつぶやく。


紗弥も頷き、手を胸に当てる。

「全員の意思を合わせるの……。でも、やったことないから怖いわ」


双子も顔を見合わせる。

「ここで失敗すれば、影が暴走する……でもやるしかない!」



---


初の世界規模共鳴試行


スマートフォンの画面には海外の仲間たちの顔が並ぶ。

ニューヨーク、パリ、リオ、ベルリン、シドニー……全都市で影が異常を示している。


颯太が声を上げる。

「みんな!一斉に意思宣言、そして思い出呼び覚ましを発動する!」


各都市の仲間も同時に意思を重ねる。


ニューヨークの仲間が叫ぶ。

"We are not controlled by shadows!"

(「僕たちは影に操られない!」)


パリの仲間も応答する。

"Nous ne laisserons pas les ombres nous manipuler!"

(「影に操られはしない!」)


リオでは、カーニバルの群衆が影に抗う意思を重ねる。

"Todos juntos! Não deixem que as sombras nos controlem!"

(「みんな一緒に!影に支配されるな!」)



---


国内での心理戦の激化


四人が意思を重ねると、国内の影も少しずつ動きを止め始めた。

しかし影は、まだ完全には制御できない。

触手のように伸びる影が校庭を覆い、クラスメイトの心理を揺さぶる。

「うっ……動かされそう!」

颯太は必死に思い出呼び覚ましを繰り返し、影に抗う。


紗弥も負けじと意思宣言を続ける。

「私たちは、影に操られない!」


双子も呼応し、四人の意思が重なる瞬間、影の動きが一瞬止まる。

小さな勝利だが、世界中の仲間と意思を合わせることができたという実感が、胸に熱く広がった。



---


世界規模の希望と課題


画面越しのニューヨークでは、地下鉄の乗客たちの影も硬直し、混乱が一瞬だけ止まる。

パリやリオでも同様に、影の揺らぎが抑えられる瞬間が生まれた。

"A small victory… but it shows we can fight together!"

(「小さな勝利…でも、みんなで戦えることを示した!」)


しかし、影の一部は再び動き始め、完全な抑制には至らない。

「まだ、油断はできない……でも、手応えはあった」

颯太は拳を握り締める。


紗弥がそっとつぶやく。

「この世界には、まだ希望がある……」


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