EP3:初めての共鳴戦術と仲間との連携
放課後、体育館の隅で颯太と紗弥は互いに顔を見合わせた。
「昨日の経験で、少しは影を止められることはわかった……でも、単独じゃ限界がある」
颯太の言葉に、紗弥もうなずく。
そのとき、幼なじみの双子が駆け寄ってきた。
「どうやら、俺たちも影に気づかれたらしい」
双子のもう片方も肩をすくめる。
「一人じゃ無理だと思ったから、二人で協力することにしたんだ」
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仲間と意思を合わせる試み
四人は体育館に立ち、影の動きに注意を集中する。
「じゃあ、やってみよう。思い出呼び覚まし+意思宣言で共鳴させる」
颯太が声を上げる。
紗弥が手をかざし、心の中で強く宣言する。
「私たちは、影に操られない!」
双子も同じタイミングで意思を重ねる。
黒く揺らめく影が、一瞬止まった。
「すごい……動きが止まった!」
颯太は息をのむ。共鳴の力を、初めて体感した瞬間だった。
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世界規模での同時発生(翻訳あり)
スマートフォンで海外の映像を確認すると、ニューヨークでは影の連鎖が街全体に広がっていた。
"We need to combine our will… now!"
(「今こそ意思を合わせるんだ!」)
パリの広場では、カフェのテラスで人々の影が勝手に動く。
"Nos ombres… elles sont incontrôlables!"
(「私たちの影…制御できない!」)
リオデジャネイロでは、カーニバルの群衆の心理まで影に揺さぶられていた。
"As sombras estão dominando todos!"
(「影がみんなを支配している!」)
世界中の仲間が、それぞれの都市で同じ共鳴戦術の試行を始めていた。
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小規模勝利と絆の実感
影は一瞬止まったが、すぐに再び動き出す。
しかし、四人は手を取り合い、笑顔を見せる。
「少しでも影に抗えた……これが共鳴の力か」
紗弥が言った。
「次はもっと強く、影を抑えられるはず」
初めての共鳴戦術で小さな勝利を得たことで、国内チームと海外チームの協力の可能性を実感した。
読者には、友情・信頼・共鳴による戦いの面白さが伝わる場面だ。




