EP18:新戦術試行と世界規模協力の最大化
深夜の校庭。黒く揺れる影が校舎や体育館の隅々まで広がり、クラスメイトの心理を鋭く揺さぶる。
「影が進化しすぎて、従来の段階的共鳴だけじゃ歯が立たない」
颯太は拳を握り、冷静に状況を分析する。
紗弥も天井から垂れ下がる影を見上げ、冷静に言った。
「新戦術を試すわ。国内外の仲間と意思を重ねるタイミングをさらに精密に合わせるの」
双子はノートを指さし、影の複雑な動きのパターンを示す。
「リアルタイム分析+心理誘導+段階的共鳴をフル活用すれば、世界規模での攻略の糸口が見えるはずだ」
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新戦術の試行
四人は校庭に集まり、思い出呼び覚ましを段階的に発動。
颯太が叫ぶ。
「全員集中!国内チームでの意思重ねをスタート!」
紗弥も意思宣言を行い、双子はリアルタイムで影の動きに合わせて次の意思宣言のタイミングを指示。
黒く揺れる影は硬直し、一部の心理的揺さぶりが弱まる。
「手応えがある……!」
颯太は胸に希望を感じる。
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世界規模での協力最大化(翻訳あり)
スマートフォン越しに、世界中の仲間が同時に新戦術を試す。
ニューヨークの仲間が叫ぶ。
"Dynamic coordination! Synchronize every action!"
(「動的連携!全ての行動を同期!」)
パリではカフェの仲間が応答する。
"Chaque geste doit être coordonné avec le reste du monde!"
(「すべての動きを世界の仲間と連携させるんだ!」)
リオの群衆も意思を重ねる。
"Todos juntos, sincronizados, cada passo conta!"
(「全員一緒に、同期、一歩一歩が重要だ!」)
国内外の共鳴が重なり、影の動きが一瞬硬直する。
四人は初めて世界規模での協力を最大化できた手応えを感じた。
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新型影の進化と圧力
しかし影は依然として学習し、予測不能な行動で心理を揺さぶる。
体育館の天井や校庭の端に触手のように伸び、クラスメイトを追い詰める。
紗弥が声を張る。
「まだ完全には止められない……でも、この戦術で少しずつ制御できているわ」
颯太も力強く頷く。
「世界中の仲間と共鳴できる限り、突破口はさらに広がる!」




