彼女とした初めての食事
3時限目終了のチャムがなりクラスの半分以上にが弁当又は財布を持って、動き出すおそらくは食堂にでも行くのだろう。うちの学校は、昼食をとるなら教室か食堂と決められている。
「竹松さん、一緒にお昼食べませんか?」
そんなことを聞くと、少しキョトンとした顔でこちらを見てくる。
「いいけど、一緒に食べる人いないの?」
普通に心にくることを言われた血を吐きそうになる。
「い、いやまえにも言ったとおり友達いなくて」
「あ、ごめん。じゃここで食べよ」
そう言ってお弁当を広げ始める竹松さん、僕も竹松さんの前の人の机をくっつけてお弁当を広げる。
「そういえば聞き忘れてたんですけど、竹松さん一緒食べる人とかいなかったんですか?」
「まあいるにはいるんだけど。その人すごい陽キャの幼なじみで、結構他の人と食べてるから」
食べる人がいるだけでも僕とは違いレベルがワンランク上な気がする。
「そうなんですね。そういえば竹松さんのお弁当美味しそうですね誰が作ってるんですか?」
「お弁当は、私が作ってるよ。前に1回作ったら後よろしく的な感じで任されちゃって」
「え、本当ですか?料理できるなんて、凄いですね。僕なんて上手く料理できなくて」
僕は、過去に肉じゃがを作ろうとして大惨事を招いたことのあったため料理は苦手分野だ。
「て言っても、趣味みたいな感じじゃないけどね。私が料理始めた理由ゲームだから。知ってるかなバーチャルクック、アレやってたら出来るようになってた」
ゲームをやってたり見てただけでできるようになってるのは、天才とゆうやつなのだろうか、才能がうらやましい。
「あ、春巻き入ってるんですね僕結構好きなんですよ。これも自分で作ってるんですか?」
「そうだよ、一応1から作った。いる?」
「本当ですか。じゃあ僕だけ貰うのも悪いので、交換しましょうか。」
僕は、結構春巻きが好きで口に入れて噛んだ時のタケノコのコリコリした食感などが好きだ。
「じゃあ唐揚げもらおうかな。じゃ先に私の春巻きを、はいあ〜ん」
「え?!」
急なあ〜んに心拍数が上昇していくのが分かった。
「え?やっぱり要らなかった?」
「あ、いやそうゆう訳じゃなくて。」
もうどうにでもなれとゆう感じで、竹松さんの箸がつまむ春巻きを口に入れる。半分春巻き、半分緊張で味がしなかった。
「じゃ、じゃあ僕も唐揚げを」
「わかった、あ〜ん」
そう言って口を開ける竹松さん、まあそうなるよなと思いつつ竹松さんの口に運ぶ。いく人かの視線が生暖かく感じるのは、思いすぎだろう。
「ん!美味しいね、ちゃんと下味ついてて」
僕が作った訳では無いけれど嬉しい。そう思いながらも箸を見て思う。少しレロレロしたい、竹松さんは普通に美人で美人の口に入った箸を舐めて関節キスを感じたいのは全男子共通では、ないだろうか。
そんな普通の事を考えながらも竹松さんとゲームの、調整や新作情報など話しながら食事をしていた。
「ごちそうさまでした」
以外にも竹松さんは、食べるのが早く僕よりも先に食べ終わっていた。
「あ〜あ食事したら眠くなってきちゃった。あと15分くらいあるから10分ぐらい仮眠とるから10分たったら教えて貰ってもいいかな?」
「分かりました、寝る前に少しお願いしてもいいですか?これからも僕と一緒にお昼食べませんか?」
そんなことをゆうと、またもやキョトンとした顔でこちらを見てくる。
「なんだ、そんなことか。別にいいよ、とゆうか元からそのつもりだったし。裕太くんと食べるの普通に良かったし」
そんなことを聞いていたら、少し閃いたことがあった。もしかしておかず交換が出来ればほぼ毎回レロレロできるのでは?
「ありがとうございます。それでは、また10分後に」
そんなこんなで僕は、竹松さんとお昼を共にすることになった。
展開が急に気持ち悪くなったのは、そこそこ作者の趣味です。
もし面白いと思っていただければブックマーク、評価等々よろしくお願いします。