第13話 神器
サブアカでの作品に抜かされました・・・(´;ω;`)
ってわけで、この作品を2~3ヶ月お休みしようと思います。
とりあえず、既に書き上げている15話までを週一で出して、
夏休み明け(休みあるか分からないけどw)まで休みます。
サブアカの作品を優先させつつ、
その間に設定の見直しと、サブアカとコンセプトが同じなのに
評価が全然違う理由探しをしようと思います。
ちゃんと読んでくださっていた方には申し訳ないのですが・・・
やっぱり人気がある方を優先したいですよね。
ごめんなさい。そして復活後も読んでくださると嬉しいです。
村に戻ると、コリンがトウキたちを出迎えた。
「トウキ様、随分と早いお帰りでしたね。
ところで、そちらの女性は…?」
アヤナを見ながらコリンが尋ねる。
「俺と同じ《調停者》の人だ」
「アヤナです。よろしくお願いします」
アヤナが挨拶をする。
アヤナとの軽い自己紹介が済んだ後、コリンは
「少々、外せない仕事がありまして…」
と言ってどこかへ行ってしまった。
そこでトウキは小屋のような家に入り、仲間としてアヤナと打ち合わせをする事にした。
「まず、調停者は5人いるって話だ。
神龍を探す事が最終目標だが…」
「先に仲間を探す方がいい、ってことね」
アヤナがトウキの言葉を引き継いだ。
「どこにいるか分かればいいんだけどな…」
そう思い悩んでいると、コリンが入ってきた。
「あぁ、コリン、お帰り」
「少し前に戻りました。お話をある程度聞かせていただきましたが、それなら人間の国に行ってみてはいかがでしょう?ショウスケが案内も出来ますので」
コリンは帰還の挨拶の後、そう提案してきた。
「人間の国があるのか…わかった。そこには、もう少し後で行こう。その前に、アヤナと光の神殿に行く」
「そうですか。最近、村周辺に気配を感じますので、油断しないように気をつけてください」
「ちょっと待って。光の神殿って…?」
どうやらアヤナは、話に置いていかれていたらしい。トウキは要点を説明する。
「《光の神龍》を祀る神殿だ。神龍もそこで眠っていたそうだから、魔法の痕跡を調べてもらおうと思ってな」
「そういうことなら、任せて!」
アヤナは即断で了承してくれた。
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翌日、トウキとアヤナが出発しようとすると、コリンとショウスケが何やら包みを持って駆け寄ってきた。そしてコリンが
「トウキ様、アヤナ様。こんな忙しい時に恐縮なのですが、お二方に渡すべき物があります」
そして、包みを渡してくる。
中を見ると、剣と杖が入っていた。アヤナが
「これは…?」
と聞くと、コリンは
「魔界の宝です」
と答えた。
聞けば、伝説の『予言』を聞いた神々が、調停者の為に魔界に置いていったのだとか。
「これを残した神は、『偽物の可能性を考え、2名以上が揃ってから渡すように』と言われました」
「だから、アヤナが来た後にお前は…」
「はい。この『神器』と呼ばれる宝を取りに行っていました。調停者様がどこに現れてもいいように、神器の管理は魔界の各地に村のある小鬼族に一任されているのです」
それでコリンの説明は終わった。
そして、ショウスケが
「では、神器の説明を」
と言い、説明を始めた。
トウキの神器は『獄炎の剣』。
特徴として、炎を刃に纏うことが出来るとか。
特性は未発現で、所有者が発現させるらしい。
アヤナの神器は『理の杖』。
特徴として、魔力の回復効果があるらしい。
特性は、トウキの物と同じく未発現だった。
神器を使いこなすには、実践が一番らしい。
そしてトウキたちは光の神殿へと旅立った。
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(サブアカに抜かされて結構傷ついてます)