第9話 仲間の情報
いきなりですが、募集を行います。
コメントで送ってくださるとありがたいです。
書いてる途中に思った事ですが、
小鬼族、オーク、リザードマンなど、
登場する予定の魔物の個体名が圧倒的に不足しています。
条件としては、「名前で種族が判別できるもの」が望ましいです。
※コリンは小鬼の小とゴブリンのリンと名付けています。
※ショウスケは小鬼の小に人間に似た名前を付けました。
それと、「魔王の配下、12体の精鋭」
の情報をステータス集に載せますので、そちらの名前も考えていただきたいです。
神殿から村に帰る途中、トウキは不穏な気配を感じた。立ち止まって周囲を見回すと、
「どうしました?」
とショウスケが声をかけてきた。
「いや、何でもない。少し、何かの気配を感じたんだが…気のせいだったみたいだ」
「そうですか。何か起こる前に、早く村に戻りましょう」
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村に着くと、コリンが出迎えてくれた。
「お待ちしておりました。我ら小鬼族が知りうる情報をお渡しします」
そう言ってコリンは、同族に集めてもらったという情報を話し始めた。
トウキと同じような、つい最近魔界に来たと思われる人間がいるそうだ。
しかも、『闇の神殿』の近くにいるらしい。
「めっちゃ近いじゃねーか!」
「はい。なので、その方と合流するのが良いかと思います」
「そうだな。会いに行ってみるか」
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森の中で、少女は悩んでいた。
しかし彼女…アヤナは、悩んでも何もないことを悟り、ここまでの経緯を思い返す。
アヤナが家でゲームをしていると、背後に気配を感じた。振り返ると1人の少女がいた。
「キミを魔界に行く調停者ってヤツにするよ!
龍の神様を探す仕事だから、頑張ってネ?
荷物とか言葉とかはどうにかしとくから!」
そう言うと少女は、アヤナに手をかざした。
するとアヤナの身体が光り始めた。
「待って。あなた、名前は?」
思わず、そう聞いていた。
「ん?私は《太陽神》アマテラスだよ。
魔界に着いたら、キミと似てる人を探してね!
ガンバレ、応援してるよ!」
そう答えると、アマテラスは姿を消した。
その直後、アヤナは見知らぬ森の中にいた。
(これは、夢だよね…?)
辺りを見渡してみると、バッグが落ちていた。
その中には、しばらく暮らせるだけの物資が入っていた。アマテラスの言う『荷物』だろう。
(しばらく過ごしてみるのもいいかもね)
そう思い、アヤナは魔界での生活を決心した。
番外編集に、ちょっとしたものを先週あげました。
この作品の世界観が変わるかもしれない内容ですが、
もし読んでくださって、まだこの作品を読んでくれるなら・・・
これからも、よろしくお願いします。