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第二幕までのあらすじ

お待たせしました(・ω・)/

死神のお仕事ファン必見、シリーズ三作目をどうぞお楽しみ下さい。





死神の仕事は、寿命尽きた人間を迎えに行くことである。



しかし、広い天界…子供を助ける死神もいた。




「私はアルフレッド・フィアラ。…皆からはアルフと呼ばれている。」



彼は天界を司る何者かの怒りに触れ、永遠に無の世界をさまよう刑…“あらゆる意味での死”を受けることになってしまった。






それから三年という月日が経ったある日。



無の世界を訪れた二人の悪魔、ミトゥとシスの復活の儀式によって、アルフは再び命を得る。




「アルフは死神なんでしょ?だったらさー、ちゃんと死神の仕事しようよー。」


「忘れちゃったんだね。私達が教えよっか?」



記憶を無くしていた彼は、恩返しのため…と二人に従い、無意味に人を傷つける残虐な死神へと化してしまったのだった………。







同じ頃。



下界にある兄弟があった。



車イスに乗った青年フィル・ティディオと、至って普通の少年カナル・ティディオ。



それなりに幸せで平和な日常を過ごしていた二人だったが…



「…私は…死神だからね。」



突然のフィルの告白と死神化。



戸惑い失望するカナルも、いつの間にか“狭間の死神”と化し、かつての兄弟だったアルフと敵対するはめに………。




そんな中、狭間の死神としてカナルは睡眠時だけ天界に転送されることを知った。



そこで出会った、アルフの仲間だった死神達…。



元気少女のイリア、すぐ熱くなるリアゼ、クールな女性エマ、渋いけれどまだ二十代のシーク…。


彼らと共にカナルは天界と下界を守り、苛烈な戦いを得て、アルフの記憶を取り戻すことができた。




しかし、その平和も長く続かず、




「主様は君と全ての命の取引をお望みさ。」



主こと懺魔と運命を司る死神フィルの謀略によって、メルディは捕らわれ、アルフも危機的状況に陥ってしまった。



二人を助けるために、四人の死神と




「僕はメントノフ・ドルイヤ。メンちゃんって呼んでね!」



アルフの師匠と名乗る者を加え、塔へと向かったのだ。




塔での戦いは、圧倒的に懺魔側が強かったが、絆の力でアルフとカナルが勝利し、再び世界に平和が戻った。






自分が居なくてももう大丈夫と確信したアルフは浄土へ向かい、カナルは下界へと帰っていき、物語はここに終わりを得たかのように思えた。




だが、物語はまだ本当の意味では終わっていなかったのだ………。

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