禁区の地へ
アリス『ここが、クグラの森 なんて不気味な場所なの』
ハッター『そりゃ、禁区と呼ばれる土地だからな・・・ とは言えど 森の前に立ってる時点でやばいなコレ』
アマザ『ここは 本来 木々は生い茂り 花が咲き 澄んだ水が流れ 清らかな風吹く聖域だったんです けど、40年前に何かしらの祟りをかけられた様で 今ではこんな穢れた地に・・・』
3人の前に広がる森は 不気味な霧に包まれ 枯れた木々が佇み 過去の生命に溢れる聖域だったとは思えなかった
ハッター『とりま、行くとするか・・・』
アマザ『・・・ここからは私も、司教様も何が潜んでいるか分かりません 用心していきましょう』
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腐れ野郎『ウガァァー』
アリス『気色悪いわよ! えい』
ゾンビが、アリスの振り落とす鎌により切れる
アリス『体が腐ってる様で そんなにタフじゃ無いみたいね・・・ん?』
切り捨てたゾンビの亡骸からウジ虫が湧いて出る
アリス『ギャァーーー‼︎』
アリスは叫びながらハッターに飛びついた
ハッター『き、急に飛びつくなよ‼︎ 腰がまた痛むわ』
アリス『し、仕方ないでしょ‼︎ 虫が出て来たんだから!』
ハッター『とりあえず、降りてくれ 重い』
そんな2人を見て アナザが微笑みながら
アナザ『お2人は仲が良いみたいですね・・・ あなた達が羨ましいわ』
と、どこか悲しげに呟いた
が、2人の耳には入らなかった
アリス『ハッター何とかして‼︎ 虫が来てるー‼︎』
ハッター『そら、住処壊されたら怒るわよ』
アリス『ひぇーー』(半泣き)
アナザ『・・・この人達で大丈夫なのかしら』