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不思議の国の狩人達

一言

グロいし エグいかから 気をつけて

ここは、我々が住む世界の裏っかわ

裏の世界である

この世界は ナイトメアと呼ばれる 人々の夢や希望、想像を餌にする 怪物とそれを狩る討伐隊が

明けることの無い 赤黒い夜の中 狩りを行い旅をする世界 ヴィラズ


アリス『やっ!』(鎌を振り下ろす)


ナイトメア『グオォォォ』


怪物(ナイトメア)の脳に大鎌が刺さり

怪物がもがき苦しみながら 生き絶えた

しかし、その代償か 怪物の血が少女にかかる

が、そんな事はものともしない


アリス『ふぅ、今回のミッションは流石に骨が折れんわね』


彼女の名はアリス この裏の世界で狩人として ナイトメアを狩る者達 すなわち、討伐隊の1人である


バンバンと2発の発砲音が聞こえた

アリスが発砲音が聞こえた方を振り向くと ナイトメアが目の前で撃ち倒されていた


マッド『アリス〜 油断は禁物 死ぬよ』


二丁の拳銃を構えるシルクハットにスーツを着た 男 この者はマッドハッター(イカレタボオシヤ)

アリスの相方で両手拳銃の達人である

マッドハッターの名前のくせして割と常識人


アリス『あら、また助けられたわね ハッター これで何度目かしら?』


マッド『さぁ、軽く500万回は超えてるんじゃない?』


アリス『私はそんなドジじゃ無いわよ』


アリスは血に染まった スカートをはたきながら言う


マッド『あれ?そうだっけ? いやー、気のせいだったかなぁー』


マッドがとぼけながら弾を込める


アリス『全く、ハッターったら・・・ ん?』


アリスが何かに気づく 遠くから1人の幼き少女が歩い向かって来る


少女『お、お母さーん 何処に行ったのー』


アリス『君 迷子?』


アリスが問いかけるが まるで聞こえてないようで 母を呼びつずける


少女『お、お母さーん お母さーん オ母さん オカあサん おカあざん』


少女の様子がおかしい 次の瞬間 少女の身体から大量の血が噴き出し 少女がプラーンと宙吊りにされる 少女からは血と一緒に 蜘蛛のような足が伸びていた


少女だった物『オ・・・ オォォォォ』


ハッター『クッ、怪化(かいか)か アリス退がれ‼︎』


アリス『あ・・・ ひ、 い』


ハッターの声が耳に入るが 足に力が入らない


アリスは悟った 私の命はここまでと


怪化した物の 鋭い足がアリスに伸びる


10センチ、5センチ 3センチ

徐々にその鋭い足が近寄る

血により 赤く染まった赤い足が 自分を突き刺そうしてくる


急に周りに光の玉が現れた


次の瞬間 その光の玉は 眩しい閃光を放った


怪化した物は その光に目が眩み

足を引いた


アリスはその隙を逃さなかった


鎌を手に取り足を切りバランスを崩し もう一つの武器 拡散銃で本体を撃ち抜いた


怪化した物から 蜘蛛のような足が取れ 本来の少女の姿に戻った


少女『イタイ、イタイ、イタイイタイイタイクルシイクルシイイタイイタイクルシイクルシイィィー』


アリス『ごめんなさい 怪化したら こうする他無くて』


少女はその断末魔を最後に 息を引き取った



マッド『はぁ、閃光弾が間に合って良かったよ・・・ しかし、お前は油断しなすぎだよ』


アリス『・・・まさか あんな子が怪化するとは思ってなかったから それに、あの子・・・ 母親が見つからないまま・・・』


マッド『良いんだ これで・・・ あの子もきっと本望だったようよ 次行くぞ』


アリス『う、うん・・・』


ヴィラズ用語


ナイトメア

表世界の人々の夢や希望、想像を餌にする怪物達

奴らが増えすぎると 表世界は廃人まみれと化し

裏の世界と共に崩壊へと向かうと言われてる


怪化(かいか)

通常の生命体が何かしらの要因で

ナイトメアになる現象

ナイトメアとは 通常の繁殖以外にもこの様な 人間を含めた生命体が変異する事による増え方もある

怪化の症状、タイミングは個人差があり

今回の場合の様に 急に怪化したり

長い年月をかけて怪化する場合もある


ちなみに 怪化しても 知性や理性は残る場合もあり

普通に暮らしているらしい


しかし、それがいつまで持つかは分からないが

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