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我が家の猫が可愛すぎて困る件について5!

作者: 夕凪

随分久しぶりの投稿だなぁwww、ただいまwww。

よう!俺がこの世界の覇権をめぐる戦いの中心にいる猫王こと利明だ!。今ちょうど3~4時間目の体育が終わって昼休みに入った所だ。だが今俺は窮地に立たされている。まさに絶体絶命だ。


「金が…………無いだと!?」


そう、俺はいつも昼御飯を売店のパンですませているのだが。今日に限って金がない!、それは何故か!。


「昨日のゲーセンが響いたのか利明?」

「そうか!昨日ゲーセン行ってランデブーしたんだった!」


昨日ゲーセンでオンラインゲームさえしなければ!、こんな事になるとは思わなかったぜ!。仕方ない………借りるしかないか。


「中島…………頼む!金を貸してくれ!」

「マジかよ!、俺だって昨日使ったから少ないし」

「頼むよ中島!、このサスケの笛貸してやるから!」

「やめろよそんな物騒な物だすなよ!、俺は誰も地獄送りになんかしたくない!」

「中島くぅぅぅん♪」


なんだろう、中島を呼びながらこっちに走ってくる化け物が見えるわぁ。あれって女なのかなぁ。すごいでかいし、すごい怖いし。あれが女とか世も末だなぁ………。


「河上!、金貸すから笛かして!頼みまする!」

「やったねたえちゃん!(フラグ発生)、ほらよ!サスケの笛だ!」

「頼むサスケ!お前だけが頼りだ!!」


ピーーー!


その音がなった瞬間、目の前に何か黒い影が通り抜け。後ろに迫って来ていたメスゴリラの制服が一瞬で切り刻まれた。メスゴリラは放心して固まり。黒い影が河上の足元まできて「にゃー」と一鳴きした。当然普通の人間にはにゃーにゃーと鳴いているだけの猫にしか見えない、だが河上はちがう。


「ありがとよサスケ、助かった。色んな意味でwww」

「兄貴の頼みですからにゃ……ただ……」

「ん?」

「あの女性には悪いことをしたにゃ………」

「いいのいいのあんなメスゴリラは」

「また猫と話してるよ……」

「気にすんなよ、いつもの事だろ。」

「……では兄貴。戻らせていただきやすにゃ」

「ああ、またなサスケ」


サスケと呼ばれた黒い猫は足早に河上の前から去るのだった。その姿は忍者のようにも見えた。だが利明はそういうことは気にしない事にしている。


「あーそうそう、はい千円ね!」

「はいはいわかってるよ、ほら」

「はーい毎度ありーwww」

「俺も早くパン買わないと」

「お前が買うのは女の子のパンツだろ?」

「おう…………って違うわ!!ドアホ!」

「おうおうマジかよwwwお前パンツ大好き人間だったのかぁぁ!www」

「バカ野郎!!大声で言うなバカたれ!!、断じて違うわ!!」

「あぁ、そっかパンツじゃなくて汗の染み込んだ体操服だっけ?」

「そうそう!あの女子が頑張った証が染み込んだ体操服が……………って違うって言ってますよね!!」

「そうか…………体操服か…………鈴タンが体操服着たら最高なんだけどなぁ」

「猫だろ?……」

「あぁ………いいだろ?」

「俺には解らん境地だ、とりあえず飯だアアァァァアアア!!」

「しまった!!、ワシが先じぁアアァァァアアア!!」

「ヴァカ"ア"キ"ィィィ(殺殺殺)」


Σ(;゜Д゜)ハァン!?。まさかこの地獄から響いてくるような声は!?


「イヤッホウゥゥオオオウゥ!!」


それはこの世のものとは思えない動きをしながらこちらに走ってきていた。


ダダダダ┏(┏ *∀*)┓ダダダダ!!。


Σ(((;;゜Д゜)イヤァァァアアアア!!、安原ジャン!!。第2話登場の人間(俺)殺戮兵器!!、通称「エ●ァンゲロリオン」。やめてください!!、俺は使徒じゃありませぬぅぅぅううう!!。(つまりフラグ回収)


「駆逐ゥゥウウウウ!!」

「パンを買わせろォォオオオオ!!」

「なんだようるせぇナァア!?」


中島が後ろを振り向くと。廊下を全速力で走ってくる化物が居るように見えた。


((((・Д・;;)ハァア!?。なんだよあの化物共!!。ゲッタンしながらこっちに走ってきやがるあのバカ野郎共はなんだよ!!。


「河上ーー!!まてェエ!、このままじゃ俺がひかれるゥゥウウウウ!!」

「知ったことかアアァァァアアア!!」

「駆逐ゥゥウウウウ!!」

「イヤアアァァァアアア!!」


ッブチ!!。ッベチャ!!。中島残機0。つまり………ピチュー\(^o^)/ーーン!。


「中島アアァァァアアア!!、怨みはらすからなアアァァァアアア!!」←共犯www

「駆逐ゥゥウウウウ!!」←眼中に無いwww


このままじゃ俺も殺られる!。なんとかしなければ!!。どうすれば!!、どうすればいいんだ!。イカン!パンを買う事しか浮かんで来ない!!。あの時「やったねたえちゃん!」なんて言わなければこんな事にはならなかったのに!。なんで言ってしまったんだ俺は!!。


「駆逐ゥゥウウウウ!!」


Σ((((;;゜Д゜)イヤアアァァァアアア!!。ヤバイよ!。アイツ本気だよ!!。こうなったらあの手を使うしかァァァアアア!!。


「安原アアァァァアアア!!、レンちゃんのパンツやるから駆逐ヤメテェェェエエ!!」

「レンたん!?」


(((( ̄▽ ̄;)おまwwwレンたんってなんだよ。レンちゃんならわかるが、タン付けするくらい好きなのかwww。(説明しよう!。レンちゃんのパンツとは。利明の妹のパンツの事である!。現在小学2年生!。ピッチピチの小学生!!。加えて兄のことが嫌いである。)


「し…仕方無いわね!、買収されてやるわよ!」

「………………」

「どんなパンツを持ってきてくれるのかしら!?」

「………………」


あぁ、神よ。この世界には普通の人は居ないのですか?。←(コイツも普通ではないwww)


この後は妹のパンツを持ってくる事で許してもらえた。加えて念願のパンも買えてやっと一息つくことができた。教室に戻り。鈴タンを抱き抱え。パンを頬張り。牛乳で流し込む。


「………疲れたなぁ。………………なんか忘れてる気がするなぁ」

「何を忘れたにゃん?」

「鈴タンが可愛いからどうでもいいや!!」

「いにゃん♪、くすぐったいにゃん♪」

「あはははは…」


一方その頃。


「………………」

「なんか倒れてるよ?」

「中島だな。気にすんな、いつもの事だろ」

「そうだねぇwwwあのクラスじゃいつもの事だねwww」


と。他のクラスのリア充が中島を見て笑いながら去っていく。


「……………許サン……許サンぞリア充!!。私ヲ笑ッタナァァァアアア!!」


ここにまた一人。壊れた戦士が誕生していた。

どうするよこの無駄なハイテンションwww、まだ続くかもよ?www

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― 新着の感想 ―
[一言] この小説のノリについていけない俺ははたして普通の人間なのか………
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