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Reality Cyber Space――《リアリティ・サイバー・スペース》――  作者: 月草
Stage0――It is only just beginning.――
5/35

Ⅳキカンホウホウ【Return Point】

―――4/10_11:00―――


「はい、そうですね。この状況はかなりおかしいです。アナタ様のおっしゃられていることは正しいです。わたくしもそう思います」

「わかればよろしい」

 紅葉もみじは湯気の立ち上る紅茶をすする。

 十伍じゅうごと紅葉二人はとある喫茶店に入っていた。店内は心を和ませる香りで立ち込めている。

 この世界にやってきてから十伍は店に入れなかったのだが、【RAID TIME】が終わった後は入ることができるようになった店もあり、そこでとりあえず状況整理をしようとのこと。

 十伍は右の頬をなでる。

 数分前に紅葉の「スカートの中ちょっとだけ見せちゃうぞ! の、オマケ付き回し蹴り」がクリティカルヒットした部位だ。

 今でも痛みが継続しているような変な感覚だった。実際のところ『DREAM』がそれを今でも脳に電気信号を送っているかは定かではない。

 十伍の感想を肩代わりするならば「モンスターの攻撃よりも痛かった」とのこと。

「まだ痛いの?」

「んー、なんか変な感じだ。あるような、ないような」

「【強化(Boost)】ってスキルあったじゃない?」

「あれか。結局あれはなんなんだ? 俺は説明文も読まずに使っちゃたんだけど」

 【PSIサイ】というページに存在したスキル。

 『PSIサイ』とは色々な意味があるが、ここがゲームであり、それがモンスターと戦うためのスキルだと判断するならば。

「超能力。よくゲームにもあるけど。主に魔法ばっかりだけど」

 現在サービスを行っている『VRMMO』のジャンルはファンタジーが主体である。だからファンタジーに出てくる人外の力となれば、それすなわち魔法、魔術。

 超能力が使われているのはあまり見られない。

「それで【強化(Boost)】についてなんだけど、説明文には――――――」


〔ダメージの軽減〕


「一般的な防御スキルだけど。この『ダメージ』の指している意味はたぶん単なる『ダメージ』とは違うと思うの」

「単なる『ダメージ』でないなら?」

 十伍はイチゴが頂上にあるショートケーキを、あえてイチゴを避けながら食べていく。

「十伍が感じた痛み。本当に蹴られたみたいなんでしょ?」

「ああ、痛かった、痛かった、ホントに……」

「そんなに痛切に言わないで……罪悪感が出てくる」

「鈍感なのは悪かった。でもここがゲームの中っていうのを錯覚しちまうんだよ……って、あぁっ?! 俺のイチゴがぁあああ!」

 モンブランを食べていた紅葉はフォークで十伍のショートケーキの頂上に置かれたイチゴを取って行ってしまった。

「ん? いや……避けてるからイチゴは苦手なのかと」

「それだったらショートケーキなんて最初から頼まねぇよ!」

 机に手を付いて立ち上がる十伍。だが店内に他にいるのは全員、(NPC)なので誰も気にとめる者はいない。

 この世の終わりみたいな顔をしている十伍。

「しょうがないな……ほれ。私の少し分けてあげるから口開けなさい」

 紅葉がフォークでモンブランを小さく切って、それを乗せてから十伍の前へと差し出す。

 しかし、十伍はすぐに差し出されたモンブランの切れ端を食べようとしない。

「食べないの? モンブランは本当の苦手だった?」

「い、いや……そうじゃないが……まあ、もらっとく」

 十伍は大人しく紅葉が差し出したフォークを口に含む。

 とても甘い味がした。

 無意識に味わって食べている。

「で、話がまたそれたわね……。なんか十伍と話すと話の筋がどこかに行ってしまうわ。痛かったと言ったよね? それって現実とほとんど大差ないのよね? じゃあさ」

 これが紅葉の言いたかったことである。

「あのモンスターたちの攻撃を食らっていたらどうなっていたんだろうね。っていう話」

 【RAID TIME】によって出現したモンスターの郡。

 終了時に出た六時間は起こらないという情報は、今までの時間表示の正確さから考えて信用してよさそうだった。

「確かにあれは他のゲームより比べれば確かに『痛い』って言っていいほどだったな」

「そう。でね、この【強化(Boost)】のスキルは単なる私たちの【HP】の減少を軽減するだけじゃなくて、『痛覚』そのものを軽減していたんじゃないかと思ったのよ」

 十伍は紅葉に【強化(Boost)】を発動するように指示されたときのことを思い出す。


『それでアナタは肉体強化された状態になった! だから攻撃をくらっても少しの痛みで済むようになる!』


 と、言っていた。

「つまり何か? 【強化(Boost)】を発動していなければあのモンスターの攻撃を現実世界で受けたのと同じように感じるって言いたいのか?」

「あれ? 今回は察しがいいね」

 【強化(Boost)】というスキルは現在、使用不可となっている。モンスターを倒す時に使用した【(Sword)】もまた同様。

「このスキルは【RAID TIME】、戦闘時だけに使える。『その時しか使えない』、それは、『その時に使わなければならない』とも捉えられる。つまり使わないとなにか大変なことになる……」

「あの【暴食な狗(Gluttony)】に噛まれたら、本当に犬に噛まれる。いや、あれはそもそも犬なんか呼んじゃいけないな……化けモンスターだ。あいつに噛まれたら腕を食いちぎられそうだ……うわ、恐ぇ」

「だから焦ってたのよ。ホントにそうだったら、もし噛まれた時アナタ今頃ショック死しているから」

「助かったぜ、ありがとな」

「う、うん……どういたしまして」

 紅葉は髪の毛を指に巻きつけていじっている。

「これから俺たちどうすればいいんだ?」

 そう訊かれて紅葉は時間を確かめる。

 

〔AM11:03〕


「とりあえずマニュアル通りに従うしかないわよ」

「そういえばまだ見てなかった」

「そういえば十伍はまだ見ていなかったわね」

 二人とも腕に取り付けられた白い装置を操作する。

 紅葉は【RAID TIME】が始まる前に既に一度見ていた。

「そういえば何で紅葉はこんなのがあるのを知ってたんだ?」

「逆に訊く。何で知らないの? 音声ガイダンスで言ってたじゃない。ここは『Reality Cyber Space』っていうのと、十五分後に最初の【RAID TIME】が始まるっていうのと、それまでにマニュアルに目を通しておけ、っていう三項目」

「んー、ここが『Reality Cyber Space』だっていうのを聞いた憶えはあるんだけど……あ! そうだ俺は『MAO』にいた時に寝てたんだった!」

「それって……あの暗闇の中で寝ぼけていたってこと? はぁー、ホント、アナタってついてないわね。私がすぐ近くにいたからよかったものの」

 それから彼らは白い装置に記録されているマニュアルを読んだ。

 紅葉が最初読んだときより載っている情報量が増えていた。

 以下に挙げる項目は、マニュアルの一部から引用し、簡潔に記したものである。


はじめに。

 ・白い装置の名称は、【デバイス】という。


【RAID TIME】について。

 ・一回三十分間。

 ・開始五分前に警報が鳴る。NPCは建物内へと移動、プレイヤーは建物内には入れない。建物内にいる場合は強制的に建物外へと移動させられる。

 ・次の【RAID TIME】までは六時間以上のインターバル―――【STAND TIME】が存在する。

 ・起こる時間は不確定。

 ・プレイヤーはモンスターを倒すことで、経験値と報奨金を得る。これらは自動で加算される。【デバイス】で確認可能。

 

武器ウェポン】と【PSIサイ】について。

 ・【武器ウェポン】は購入できる場所がどこかにある。またそれ以外にも入手方法はある。

 ・【PSIサイ】は一度使用すれば、詠唱で発動できるようになる。

 ・【武器ウェポン】及び【PSIサイ】は【RAID TIME】で使用が解禁される。


行動範囲フィールド』について。

 ・東京二十三区全域。

 

「ここって東京だったのかよ?!」

「そういえば何か見覚えのあるところだなって思ったけど、そういうことなの?!」

 彼らは二人揃って声をあげた。

 さらにマップも【デバイス】の機能に追加されていた。

 現在の彼らの位置は渋谷区と表示され、マップにアイコンが付いていた。


 と、ここまでは通常のゲームとしての説明だ。この続きが異様なものであった。

「なんなの、これ……」

「これって……」

 二人とも顔をしかめて、ウィンドウを凝視する。


『Reality Cyber Space』について。

 ・これは『ゲーム』であり、『現実リアル』である。この世界で起こったことは、現実世界で起こる場合と同じ影響を与える。

 ・プレイヤーはこの世界で一つの生命として存在している。すなわち必要最低限の生活を営まなければならない。


生活面において。

 ・利用可能なショップは、マップに表示されている。所持金で購入可能。

 ・衣服。ショップで購入可能。以下マップ参照。

 ・食事。飲食店で行う。または調理器具があれば食材を購入し行うことができる。

 ・住居。購入または賃貸が可能。また宿泊施設も利用可能。以下マップ参照。


 どれもゲームとは繋がりの離れた項目がいくつも存在する。

「なによ……これはつまりこの世界で暮らせって言いたいの? いったいなにを考えているのよ! この世界を作った人は!」

「そうだ! この世界から出られる方法はないのか?」

 十伍はマニュアルの一覧から『Reality Cyber Space』というふざけた世界からの脱出方法が記されている場所を探る。

 それは最後から二番目に記されていた。


『Reality Cyber Space』から現実世界への帰還条件。

 ・【Return Point】ゲージを上限まで蓄積すること。


「【Return Point】って?」

「あるわよ……能力値を記したページに」

 十伍は重い口ぶりで紅葉が言った能力値ウィンドウへと画面を切り替える。

 能力値ウィンドウには、【Lv.】、【HP(Hit Point)】、【SP(Skill Point)】、【STR(Strength)】、【VIT(Vitality)】、【DEX(Dexterity)】、【AGI(Agility)】、【INT(Intelligence)】、【LUK(Luck)】と並べられており、その一番下。

【RP(Return Point)】と表記され、その横に数値が書いてある。

「まだゼロのままじゃないか」

「ちゃんと読みなさいよ。続きにこれの取得条件が書いてある」

 続きにはこう書いてある。


 【Return Point】の取得方法として、モンスターがドロップするアイテム【結晶クリスタル】を使用することで、蓄積することが可能である。


「紅葉はさっきの【RAID TIME】でこんなの拾ったか? 俺は一個もそんなもの見てないんだが」

 紅葉はモンブランの最後の一口を口の中に運び入れて、口の周囲についた生クリームをペロリと舐める。

 そして紅茶を啜ってから。

「うん」

 彼女は目を瞑って頷いた。

「拾ったのかよ!」

 十伍がテーブルについていた肘が滑って前にこけそうになる。

 対して紅葉は紅茶のカップを置いて【デバイス】を操作。

 確かに彼女のアイテムウィンドウの中には【結晶クリスタル】が二つあった。

 紅葉はその二つをアイテムウィンドウから取り出すことで実体化させる。

 【結晶クリスタル】は規則性の無い星型の多面体をしている。これは【RAID TIME】開始でモンスターが出現する時に、先に出現した光のエフェクトに似ている。

 紫や、黒、緑などが見方によって変化した。

「これをどうするんだ?」

「なんか説明からして【デバイス】に触れさせればいいらしんだけど……」

 紅葉が【結晶クリスタル】を【デバイス】にかざすと、光を放ち始めた。

 アイテム使用の許可を聞かれたので紅葉は『許可』を押す。

 そして光の粉のようになって【デバイス】へと吸い込まれていく。

「こうやって【RP】を貯めていけばいいのか」

「このポイント換算は【RAID TIME】じゃ無理みたい。なんだっけ? 【STAND TIME】の間でしか行えないようになってる」

 【結晶クリスタル】が全て【デバイス】へと吸い込まれた。

「それで【RP】のほうはどうなった?」

「待って今から確認するから」

 アイテムウィンドウから能力値ウィンドウへ。

 【RP】の欄を横に指でなぞっていくと……。

「これって貯まった……のか?」 

「なんか全然よね……」

 【RP】の欄に表示されていた数値は【1】だけ。バーの全開までは程遠い。というより表示できる域より短くて表示されてすらいなかった。

「簡単には出させてくれないのね……」

「おい、大丈夫なのか? まあ、使ったのは一個だけだけどさすがにこれを満タンにするには、どれだけかかるかわからないぞ?」

 二人の間で重い空気が漂う。

 この『Reality Cyber Space』から元の現実へと帰還するのが、遥かなる道のりに見える。

「大方予想はできていたけれど……やっぱりへこむわね……。ほらもう一個は十伍に上げるから。アイテムの受け取りを許可して」

 アイテムのプレイヤー間の受け渡しには両者間の同意が必要となる。

「いいのかよ? もらっても」

「私が得るものを得て、共闘した相手が得られなかったらそんなの理不尽よ。アナタが断ったとしても私のプライドが許さない」

 十伍も『VRMMO』プレイヤーの一人だ。ここは受け取るべきだと判断して、素直に承諾ボタンをクリックする。

 そして十伍も同じように【結晶クリスタル】を【RP】として換算させる。

「なあ? ホントにこの条件を満たさないと帰れないのかな?」

 気の遠くなる目的に、別の可能性をかけようとする。

「さっきも言ったけど無理よ、たぶん。私たちの『顔』も『名前』も知られている。それは私たちの個人情報をこの世界を作った人は手に入れたということ。インターネットが世界中に広がって、セキュリティだってかなり強力なはずなのにも関わらず。そしてこの異常なまでに作りこまれた『Reality Cyber Space』という世界。これが世間に出ていれば、うんん。それよりもっと世界的に最先端過ぎるわ。私たちをこの世界に監禁した人たちは只者じゃない。現に今だって現実世界のほうでも大騒ぎになってるはず。それなのに一切の情報も無いし、助けも来ない」

「そこまで考えてるんだな」

「アナタが鈍感すぎるの。あとここにいるのは私たちだけじゃない。マップにもある通り『Reality Cyber Space』は東京二十三区を舞台にしている。今まで見た物全ての再現度から判断して、実物と同じサイズがあってもおかしくない」

 東京二十三区は六百平方キロメートルを超える面積。

「この世界には『NPC』の数が多すぎて目立たないだけで、本当は私たちみたいに無理やり何者かによってここに連れて来られた人たちが大勢いる。私たちが今いる場所なんて地図の中じゃ点でしかないんだから」

「じゃあ他の人を探すのか? この事態を乗り越えるのに一人じゃ無理だろ?」

 十伍が言ったところで、彼の眼前に紅葉が二本指を立てる。

 なんだ? と十伍は目の前の二本指から紅葉の顔に視線を移す。

「鈍感」

 紅葉はそれだけ告げると手を自分の元へと戻して、その手はテーブルの上に置かれる。

 鈍感と何度も言われ続けている十伍はまだ鈍感なままであった。

「二人よ、二人」

 そこでようやく十伍は理解したようで。

「あ、ああ! そういうことか!」

「とりあえずこの世界に慣れるまでは一緒に行動しましょ。最初に会ったのも何かの縁だと思うし。いい?」

「オーケー、オーケー。というかそうしてくれた方が俺も助かるよ! 紅葉はすげぇよ。どうしてそんなに冷静でいられるんだ?」

 紅葉は首を傾げる。それと同時に肩から栗色の髪が流れ落ちた。

「……そう?」

「ああ、もう会った時からずっと。この状況を整理して対抗策まで立てて頼もしすぎるぜ。前のゲームじゃギルドのリーダーとかやってたのか?」

「うーん。リーダーはやったことないな……。そうか……私は落ち着いているように見えるんだ……。昔の経験が生かされたのかもね」

「?」

 十伍が尋ねようとする前に先に紅葉が席を立つ。

 それにつられるようにして十伍も立ち上がった。

 二人は店のレジの前までいって会計を済ませる。

 所持金はゲーム開始時から切りのいい数字があったが、【RAID TIME】終了後には少しだけ増えていた。これがマニュアルにもあった『報奨金』というものなのだろう。

「さて、どこに行く?」

「そうね……。他のプレイヤーを探す。あとマニュアルに従うなら、宿泊施設も探しておきたいわ。このゲームで野宿とか何か嫌だわ」

 都会で野宿というのはあまりいいイメージを抱かない。

 『Reality Cyber Space』には賃貸もあるようだが、紅葉はそれには多額の資金が必要だと予測した。

 『VRMMO』の中にはマイホームを建てられるものもある。だがゲーム内でもマイホームを建てるというのは、最も資金を費やさなければ手に入らないものの一つとされており、この世界でも同様と考えられた。

「宿泊施設……というと『ホテル』か……」

 十伍は何気なく呟いた。


「へ、変な想像してないよね?!」

 

 すると前を歩く紅葉がものすごい勢いで振り返った。

 彼女の顔は全速力で疾走したあとのように真っ赤になっている。

「なにが?」

「え、えっと、その……」

 言葉を詰まらせて顔がもう沸騰したように、どこまで赤くなるんだ? と疑問に思ってしまうほどにまで赤さは増し続ける。

「だ、大丈夫か?! 顔がすごく赤いぞ?!」

 紅葉こうようしたような紅葉もみじの顔を見た十伍は驚いて、彼女の額に手を当てようとした。

 だが彼の手が触れる前に紅葉は振り返った時の速さより、もっと速く正面へと顔を戻した。

「よかったー、鈍感で」

「ん? なにか言ったか?」

「なんでもないからさっさと行くわよ!」

 早口で言い放って、かつ早歩きで進みだした。

 十伍も彼女の後を慌てて追いかける。

「なー、なー? どうしたんだー? 急にさー」

「しつこい! なんでもないって言ってるの!」

 二人は『Reality Cyber Space』を乗り越えるため前向きに歩き始める。





 だがこれはただの『始まりの日』に過ぎない。

 これからこの世界で何が起こるかは彼らにはわからない。

 それはこの世界にいるもの全員に当てはまる。

 唯一知っているのはこの世界の創造者たちだけ。

 いや、もしかしたらその者たちすらわからないのかもしれない。


 望月十伍が『鈍感』でいられるのは今のうちだった。


 十伍だけでない。この後に全ての『プレイヤー(subject)』たちは知り、経験し、そして思い知らされることになる。



 この世界がただの『ゲーム』ではないことを。

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