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でこぼこ姉妹の変り種職業

幸運販売代行店

作者: フィーカス

「あなたの幸せ買い取ります」

 青地に白い文字でこんな看板が出ている。

「幸運販売代行店」。

 いかにも胡散臭い名前である。

 商売、というものは人間の欲求に合わせて行われるものである。

 たとえばレストランやスーパーというものは人間の食欲を。パチンコやゲームセンターといったものは楽しみたいといった欲求を。ホテルや旅館などの宿泊施設は遠出で寝床を求める欲求を。風俗店などは性的欲求を。

 そういった、人間の欲求を満たすために商売というものは行われる。

 占い師という職業は異質のような感じがするが、「自分の未来を知りたい」という人間の欲求に基づいている。ともあれば、「幸せになりたい」という人間の欲求はあって当然のはずだ。

 そういった発想から、この「幸運販売代理店」は作られた。

 しかしながら、「幸せ」という、物ではないものを売ったり買ったりすることができるのであろうか?そんな結果の見えないものを、お金でやり取りする、というのはどうも怪しい。というか、詐欺につながるのではないか。

 商売で支払うお金というものは、欲求を満たす対価として払われる。この先本当に幸せになれるかどうかわからない状態で「対価」を支払うのは、やはり怪しいものである。

 そこで考えられた、「幸せに対する対価」。それが、「人間の寿命」である。

 見えないものと見えないもののやり取り。これなら、本当にやり取りが行われているのかわからないし、客側としても気軽に取引が行える。


 チリンとドアのベルが鳴った。

「いらっしゃいませ~♪ 今日はどういったご用件で?」

 いかにも社長、といった風貌の、ややぽっちゃりした50代の男性がやってきた。

「幸運販売代行店」の経営は二人の姉妹が行っている。

 背が高く、ロングヘアの、メイド服を着た姉、アティカが営業担当、高校生の平均身長くらいの妹、カルチェが経理担当。

 こんな怪しい店でも、意外と客は来るものだ。

「寿命が短くてもよいから幸せになりたい」という人はもちろん、意外と幸運をもてあます人もいる。

先ほどきた客もその一人だ。

「いやぁ、ずっと会社を経営しているのだが、調子がよすぎて恐くなってね。それで、少々金運を売りたいと思ってね」

「はいは~い、では運転免許書をおあずかりしま~す」

 免許書、あるいは個人が証明できるものさえあれば、その人が持っている幸運、寿命、すべてがわかるという謎の装置が、この店には設置してある。いったいどんな仕組みになっているのかはわからないが……。

 アティカが免許書を機械に通すと、客の男性のさまざまな幸運、残りの寿命などが示された。

「えっと、金運の買取でしたね。生活に必要な分を残しますと、全部で4年5ヶ月の買取になりますがよろしいですか?」

「ほう、寿命が4年も延びるのか。それで結構だよ」

「ではこの契約書に必要事項の記入をお願いしま~す」

 アティカが契約書を取り出すと、買取、販売は契約書に必要事項を書いてもらい、はんこを押してもらう。たったそれだけで、幸運と寿命のやりとりは成立する。

「はい、確かに買取いたしました」

「ありがとう、これでより長くあまった資産が運用できるよ」

 満足そうに帰っていく客。

 買取で多いのが、実はこの「金運」である。

 ある程度お金がたまってしまうと、人というのはどうやらそれを長く使いたい、という方向に行くらしい。使わなければ、貯めただけ無駄であるからだ。

「今日も順調ね~♪ で、今月の売上は?」

「……マイナス35年6ヶ月でふ」

「あら……最初の『まいなす』っていうのは余計じゃなくて?」

「大体お姉ちゃんは買取ばかりでぜんぜん販売できてないのがいけないのでふ」

「いや……それは客任せだから……」

 先月の売上は12年1ヶ月でぎりぎりといったところらしい。

 案外幸せを求めてやってくる人は少ないようだ。

「先月もいたずらでやってきたガキどもから手数料取り忘れたでふ。だからお姉ちゃんの寿命から差し引きしておいたでふ」

「あぁぁぁ! 私の寿命がぁぁぁ!」

「今月赤字だったらその分お姉ちゃんの寿命で穴埋めするでふ」

「……妹よ、私を殺す気か」

 今のところ赤字ということは無いが、基本的に寿命のやり取りというのは経営者であるアティカかカルチェの寿命により支払われる。

 よってあまりに買取が多すぎると、寿命赤字により姉妹の寿命が尽きて死んでしまい、経営破綻に陥ってしまうのだ。

 ちなみに「手数料」とはいわゆる「入場料」と同じことである。開店当初、あまりに自分の寿命、もっている幸せを知ろうとしただけの客が多かったため、とりあえず入場した人からは1回あたり「100日」の寿命を手数料としてもらっている。

 契約書同様、手数料帳というものがあり、これに書き込むことで相手の寿命を「手数料」という形でもらうことができる。姿がイメージできればいいので、別にあだ名で書いても問題ない。

「経営の甘さというのは一般社会では命取りなんでふ。だからお姉ちゃんにもその厳しさを味わってもらわないといけないでふ」

「な……死んだら味わうも何も無いんだが……」

「だから恋愛運がなくなるのでふ」

「あ、あれはすぐ買取ができるとおもって……」

 この店の資本寿命は姉妹の残り寿命、合わせて130年。資本商品は「姉妹の幸運」。

 この前恋愛運を求めてやってきた女性に対し、自分の恋愛運を12年6ヶ月という破格(?)の寿命で販売してしまったのである。以降恋愛運を求める客は耐えないが、買取が無いためずっと品切れ状態。

 カルチェに頼もうとしたが、「私はお姉ちゃんみたいに馬鹿ではないでふ」と断られてしまった。

「うぬぅ、私の妹ともあろうやつが、姉の言うことを聞かないとは……」

「自分の人生が左右されるお願いなんて聞くことはできないでふ」

 いつも姉妹同士のけんかが絶えないのは、良いことなのか悪いことなのか……。


 チリンとドアのベルが鳴った。

 やってきたのは、いかにも恵まれてなさそうなやせ細った男性。

「いらっしゃいませ~♪ 今日はどういったご用件で?」

「最近収入がさっぱりで……。このままだと餓死してしまうので、金運をちょっと分けていただけないかと……」

 キラーン。姉の目が光る。

「フフフ、待ってましたよ、究極の売れ残り商品、"金運"! 今こそ華麗に捌いて差し上げるわ!」

 意外と金運を求めてやってくる人は少ない。よって在庫はかなり多い。

「ではこちらのカタログから、好きな金運プランをお選びください♪」

「幸運カタログ」といういかにも怪しいカタログを客に見せた。

 幸せや運といってもさまざまなものがある。たとえば同じ金運でも、一発大金を手に入れるものから、少しずつお金が入ってくるものまでさまざまだ。

「お値段ですが、今日からでも大金が手に入る金運は13年6ヶ月、小額で長い期間安定した収入を得られる金運が8年4ヶ月、就職すれば社長になって永続的に大金が手に入る金運が19年2ヶ月でございます。あ、こちらは仕事運とセットになっていますが……」

「う~ん……じゃあ安定した収入が得られるやつを……」

「では、一緒に仕事運もいかがですか? すぐに就職できるものだと5年7ヶ月からご準備できますが……」

「いえ……一応仕事はありますので……」

 後ろを振り向いてチッっと舌打ちをしながら、

「で、では運転免許書を預からせてもらいま~す。その間に、こちらの契約書に必要事項をお願いします♪」

 運転免許書を手にし、男性の残り寿命を確認しながら手続きを行った。

「はい、確かに金運をつけさせていただきました。このあと運が悪くても、自殺さえしなければ安定した収入が得られますので……」

「ありがとうございます……。少しは自信がつきました……」

 なぜか元気なく男性は帰っていった。

「フフフ、見よ、私の経営テクニックを!」

「就職運までは売れなかったでふがね」

「うぅ……」

 人によっては就職してしまった後では必要ない仕事運。よってこちらも少々在庫過剰な商品である。

 しかし、金運が無い人間は仕事運もない場合が多いため、金運とセットにして販売するのが常套手段。今回のように金運だけを求める人間はあまりいなかったり。仮に求めても、今より大金を手にしたいと思う人間くらいである。

「だが、今月3件目の販売契約! これでわが社もフランチャイズへ!」

「あと赤字が27年残ってまふがね。あとこんな店がいくつもあったらフランチャイズじゃなくてフアンチャイズでふ」

「それを言われると……」

 カルチェの一言でアティカは少しの間凍りつき、がっくりと肩をうなだれた。


 そうこうしているうちに再びチリンとドアのベルが鳴った。今度は若いカップルだ。 

 カップルで来店する客は珍しい。

「いらっしゃいませ~♪ 今日はどういったご用件で?」

「あのぉ、私達、いますっごーく幸せなんですぅ」

「だから、僕達の幸せが長く続くように、少し幸せを売って長生きしようと思っているんです」

「やだぁ、少しぐらい減ったって、私達ずっと幸せに決まってるじゃな~い」

 べたべたとくっつくカップル。間から、ハートマークが見えるようだ。

「は、はぁ……では全体的な買取、ということでよろしいでしょうか?」

「ええ、あ、でも幸せ全部とっちゃだめよ♪ 長生きしてもダーリンと一緒じゃなきゃだめなんだからぁ」

「おやおやハニー、うれしいことをいってくれるねぇ」

「で、ではお二人の運転免許書をお預かりいたします」

 べたべたしている二人を尻目に、アティカは運転免許書を預かって例の装置の前に行った。同時に、手招きでカルチェを呼びよせた。

「フフフ、来ましたわよ恋愛運! 高額物件が!」

「……あんたは土地でも買う気でふか?」

「何をわけわからないこと言ってるのよ。それよりこれ見なさい!こんだけの恋愛運、そんなに無いわよ。他の運はあんたの運と入れ替えて華麗に捌くのよ!」

「わけわからないことを言ってるのはあんたの方でふ」

 基本的に、例の装置から得た情報を元に、そこから生きるために差し支えない幸運を買い取るのが、この店の基本方針である。

「では全体的に二人が別れない程度残しての恋愛運、生活に困らない程度残して金運、仕事運、総合的な幸せを買い取りしまして、全部で12年3ヶ月になりますがよろしいでしょうか?」

「えぇ! 12年もダーリンと一緒にいられるなんて♪」

「本当、うれしい限りだよ、ハニー」

「……ではこの契約書に必要事項の記入をお願いします」

 記入を終え、はんこを押してカップルはべたべたくっつきながら帰っていった。

 そのカップルを見送ると、アティカはくるりと振り返って不気味な笑顔を見せた。

「……クックック……」

「お姉ちゃんの笑い声はいつ聞いても不気味なのでふ」

「あのカップル、『別れないだけの』と言って置いたが実際は別れるか別れないかの瀬戸際まで恋愛運を奪ってやったわ! こんだけの恋愛運は高く売れるわよ!これでノーベル賞は私のものよ!」

「それはなんて詐欺及び悪徳商法でふか?」

 普段は普通の買取をするのにまれにむかつく人物に対しては過剰にその幸運を買い取るという悪さをするアティカ。そんな姉に大してカルチェはあきれ返っていた。

 大体客の前でそんなこと言えるはずがなく。

「また赤字が増えて39年になったでふ。今月は確実に赤字でふね」

「な~に、こんな極上な恋愛運があれば上等上等! 今日は大収穫だわ! 店を閉めて手に入れた金運を駆使して焼肉でも食べに行くわよ!」

 そう、寿命でやり取りを行っている姉妹が生活できるのは、客から買い取った「金運」があるからである。お金が尽きそうになったときは「金運」や「ギャンブル運」を駆使して競馬、パチンコ、宝くじなどで金銭的収入を得ている。

「これが本当の職権乱用でふ。だいたいこんな怪しい職業よく国が認めてくれたでふね……」


 そんなやりとりをしていると、再びチリンとドアのベルが鳴った。身なりは普通であるが、少々顔が不安げな男性である。年齢は40代後半といったところか。

「いらっしゃいませ~♪ 今日はどのようなご用件で?」

「あの……私には妻も子供がいますが、それで本当に幸せなのかわからなくて……。それで幸せになりたいのですが、どのような幸せを求めればよいのかわからないのでご相談を……」

 「購入のご相談ですね♪ では運転免許書をお預かりします。こちらで適当なものの見積もりをさせていただきますので。その間、こちらでもご覧になっていてください♪」

 例のごとく、「幸運カタログ」という名の怪しい雑誌を男性の前に置き、例の機械へ向かう姉。

「さてと、どんな幸運を持ってるのかしら♪」

 ひそかにアティカが楽しみにしていることは、例の機械を用いてわかる、客の持っている幸運、寿命調査。

 ものすごく長い寿命を持っている人や、面白い幸運を持っている人もいる。

 たまにカルチェに「この運ほしいわね」などというが、「勝手に持っていくのは契約違反でふ」と制止させられる。

 運転免許書を例の機械に通す。男性の寿命、及び持っている幸運がディスプレイに表示された。

「……」

 途端、アティカは黙って客の方へ歩いていった。

「どうだったでしょう? 私に足りない幸せというのは……」

「残念ながら、お客様に販売できる幸せがございません」

 即答だった。同時に、客はきょとんとした顔をした。

「ど、どういうことですか?」

「お客様は奥さんとの生活に必要な十分すぎるほどの幸せをお持ちです。これ以上の幸せというものは当店にはございません。きっと、お客様が気づいていないだけだと思います」

「……そうですか……」

 運転免許書を返すと、客はがっかり、といった感じで帰っていった。

「お姉ちゃん、どういうことでふか?」

「販売できるものがない理由の一つ、まずあの人の寿命はあと3年しかないのよ」

「元気そうだったのにあと3年でふか? だったら持っている幸運と入れ替えればよいのではないでふか?」

 買取や販売ではなく、「運の入れ替え」というサービスも行っている。客がたくさん持っている運と持っていない運を入れ替えることで、バランスよく幸せを持つことができるシステムだ。もちろん手数料はかかるが。

「それがダメなのよ。販売できるものがない理由の二つ目、あの人の幸せには互換性がないのよ」

 たとえば金運であればタイプ(宝くじがあたるような一発で大金が入るものから、安定した収入が得られるものなど)は違えど、その運を組み込めば誰でも使うことができる。

 しかし、互換性が無い、独自の運を持つ人もまれにいる。

「あの客が持っている金運、恋愛運、仕事運……すべて独自の運でまかなわれている。同時に幸せというものも、彼自身でしか扱えないものばかりだったのよ。仮に買い取るとすると50年、売るとすれば100年といったレートかしら。しかも売ったところで彼以外に使える人間が存在しない。だから運の入れ替えもできないのよ。あんな運を扱える店があったら見てみたいわ」

「一般人から考えると幸運を買い取る店があるというだけでそんな店があるなら見てみたいと思うでふが」

「たまにいるのよね、自分の幸せに気づかない人間が……」

 幸せを買い取る職業を始めて、いろんな人の幸せを垣間見てきた。中には自分自身でしか扱えないような、特殊な幸せをもつ人間がいる。

 そんな人間を何人も見てきたが、今回のように全部が全部自分自身でしか扱えない幸せを持つ人間は初めてだった。

 だからアティカは戸惑ったのである。

「……で、手数料はもらったのでふか?」

「……あ……」

「さすがお姉ちゃん。太っ腹でふね。買い取り販売を行わないどころか手数料まで負担するのでふね。では遠慮なく寿命から差し引いておくでふ」

「あぁぁぁ!私を殺すなぁぁぁ!」

「大丈夫でふ。お姉ちゃんが死んでも私と私の旦那で経営していくでふ」

「おのれぇ、人の恋愛運返せぇぇぇ!」

「売ったのは自分でふ。そんなこと私は知らないでふ」

「な、ならさっき買い取った恋愛運を私のものに……」

「それは横領及び着服ということで犯罪でふ。経理担当として国に報告するでふ」

「おのれぇ、かわいくない妹めぇぇぇ」

 ドアのベルがチリンとなったが、そんな言い争いをしていて気が付く姉妹ではない。

「あのぉ、すみません……」

「だから商品の見定めができないお姉ちゃんには買い取りのセンスがないんでふ。やっぱり私が全部やったほうがよかったんでふ」

「何をいう、恋の駆け引きも知らない小娘が!」

「恋愛運はお姉ちゃんよりはあるでふ。それにお客さんが目の前にいるのに妹にごちゃごちゃ言うのはやはり経営者失格なのでふ」

「えっ?」

 ドアを振り返るとバタンとドアが閉まるところだった。

「おのれぇ、またしても邪魔をぉ!」

「自業自得でふ。まあまたいずれお客さんはやってくるでふ」

 こんな調子で、今日も姉妹は商売を続けている。


「あなたの幸せ買い取ります」

 今日も「幸運販売代行店」は営業中。

 あなたに過剰な幸せはありませんか?

 それで長生きしませんか?

 あるいは足りない幸せはありませんか?

 寿命は短くなりますが、太く短い人生生きませんか?

 もしそういったことがありましたら幸運販売代行店へいつでも来店お待ちしています。

 買取の場合は運転免許書または自身を証明できる書類、はんこ、売りたい幸せを、購入の場合は運転免許書または自身を証明できる書類、はんこ、必要な寿命をお持ちになってお越しください。

 あ、ただし以下の方は来店をご遠慮ください。

・20歳未満の未成年の方

・70歳以上の高齢者の方

・残りの寿命が1年未満の方

・当店で扱えない、何事にも代えがたい幸運をお持ちの方

こんばんは、フィーカスです。初めての方ははじめまして、前作を読んでいただいた方はご愛読(?)ありがとうございます。

この小説は前作「死神レポーター」の1つ前の作品で、卒業論文の謝辞に乗せてしまったものなのです。なので、大学に行くとこの小説が読めます。

書いた当初は姉妹の名前が決まっていなかったため、「姉」と「妹」という名前で書いていたのですが、「死神レポーター」で名前を決めたので、こちらに移植しました。

最終的に「続編が出る」という形にしようとしたので、オチがないのです。ただ、やはり短編小説はオチが必要ですね。「姉妹の寿命が尽きて死ぬ」とか、「最後の男性のために自らの幸運を使い果たす」とか、「実は国に認められていなかったため逮捕される」とかでも良かったのですが。


他にも、このシリーズで変な職業を考えていたりします。が、果たして小説として書くのはいつになることやら……。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 面白みがあって、とてもまとまっている。 [一言] 続編を希望します。
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