第1話 本当に実在する神様。
四日ぶりの投稿、すみません。毎度短い本文ですが、少しでも皆さんに読んでいただきたいので投稿頻度は増やしていきたいです。今回の話ではまだ話の中身まではわかりませんが、今後の投稿にご期待ください。
この小説は、先導者と呼ばれる案内人がナレーターを務めます。地の文中のセリフのようなものは、改行を加え先導者の心の声であることを表しております。注意してお読みください。なお、その他の登場人物の心の声は()内に表しております。他に読みにくい点があれば、コメント欄に書いてくださると大変助かります。今後ともよろしくお願いします。
第1話 本当に実在する神様
どうもみなさん、先導者です。何日ぶりかは忘れましたが引き続きご案内致しましょう。
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中年の笑い声は、いかにも酒に溺れたときのようなそんな声だった。すると、突然声は聞こえなくなり引き戸は勢いよく開けられた。中から予想外の見た目の男が現れる。
「ん!誰かいるんですか!わ、私に何かようですか?…って、やっぱり誰もいないじゃないか。確かに気配を感じたんだけど…。本当に誰かにいるなら出てきてください、!」
そう言って出てきたコイツについて先導者として、説明をしなくてはなりませんね。
おっとその前に僕はこの世から隔絶された存在であるため、普通認識されることはありませんので悪しからず。でも、コイツには気配を感じとられてしまったようですね。コイツ、とは神様です。みなさんの知っている天照大御神だとか、ブッタ、キリストとかそういう地域、国ごとの存在しない神ではないのです。コイツ_神様は、正式神名”ラグタナ、実在する神です。僕がラグタナを、コイツ呼ばわりするのはお気になさらず。ラグタナは、世界を管理する神です。そんな神のところになぜご案内したか、いずれわかるでしょう。
先導者が説明している間、ラグタナは戸を開けたまま腕組をして考え込んでいた。この神、見た目は高身長の長髪イケメン野郎_おっと、イケメン青年であるが先ほどの酔ったような笑い声といいどこか違和感すら感じる。
そしてラグタナは口を開いた。