表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺たちの魔王はこれからだ。  作者: かっぱ
第一章 〜幼少編〜
31/408

23:夜と朝のドア前伝言板

(◯月1日:マキア)


死ねええええええええええええええ!!!!


もう二度と帰ってくんなボケカスなすび黒豆




(◯月2日:トール)


俺の靴にドングリを入れたのはお前ですか?




(◯月3日:マキア)


しっていますか?

ねる時間を削ると死にます。

かなり危ないですよね。

すぐにやめましょうね。




(◯月4日:トール)


言っている事が矛盾しています。

あと、俺の靴にドングリを入れたのはお前ですか?




(◯月5日:マキア)


カルテッドは楽しいですか?

そのまま永住してしまえばいいんじゃないですか?




(◯月6日:トール)


今朝窓からドングリで爆撃してきたのはお前ですか?

死んだかと思いました。




(◯月7日:マキア)


そのまま帰ってこなくて結構です。

せいせいします。もっとイケメンで言う事を聞いてくれる人を雇います。




(◯月8日:トール)


館の門に罠を仕掛けていたのはお前ですか?

御館様が捕獲されてしまいました。

あと、俺よりイケメンなんているんですか?




(◯月9日:マキア)


うるさい禿。

働き過ぎて禿げ上がれ。

禿。



(◯月10日:トール)


今日初めてパールサーモンと桃エビのフルコースをいただきました。

とんでもなくおいしかったです。




(◯月11日:マキア)


そこの所をもうちょっと詳しく教えて下さい。




(◯月12日:トール)


わははは、教えないよーん。笑

お子様はレモンケーキを食っときなさい。




(◯月13日:マキア)


決めました。

お前を爆殺します。

明日は部屋から出たら、一歩一歩注意して歩きなさい。

再び、生きてこの家に入れると思うなよ。




(◯月14日:トール)


お前のトラップは、ほとんど御館様に当たっていました。

御愁傷様です。

そして普通に家に入れました。

相変わらず寝るのが早いですね。




(◯月15日:マキア)


ほら、もういいだろ?

いいかげん帰ってきなさい。怒ってないから。




(◯月16日:トール)


おい、俺の荷物にザリガニの死骸を入れたのはお前か?

恐ろしい女だなおい。




(◯月17日:マキア)


はい?

知らないけど。




(◯月18日:トール)


ん?




(◯月19日:マキア)


事件ですか? イジメですか?

流石カルテッドは治安が悪いですね。

何か憎まれる事をしたんじゃないの?

あんた愛想が無いから。




(◯月20日:トール)


解決しました。

イジメでした。




(◯月21日:マキア)


もう頑張らなくていいからうちへ帰っておいで。

お父様には私から言ってあげるから。




(◯月22日:トール)


お前は実家のお母さん?

俺は上京した息子ですか。でもUターンする気はないです。



(◯月23日:マキア)


あーもーつまらないよー。早く帰ってきてよー。

寂しいよー寂しいよー。




(◯月24日:トール)


素直な所はよろしい。




(◯月25日:マキア)


お前は寂しがりやのくせに素直じゃ無いとか可愛くないです。

何かもう退屈すぎて死にそうです。

毎夜涙で枕を濡らす日々です。

こんなに女を待たせる男は最悪ですよ。

天罰が下ります。




(◯月26日:トール)


毎晩早くに爆睡してる奴が何を言う。

ほら、あと5日だろ?

しりとりでもしようぜ。


はい、マムシ。




(◯月27日:マキア)




シリコンバレー。




(◯月28日:トール)


カルテッドの学校が今日完成しました。


レタス。




(◯月29日:マキア)


だったら早く帰ってきてね(´;ω;`)


スクワット。




(◯月30日:トール)


トールです、ただいま




(◯月31日:マキア)


マキアです、おかえり










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ