表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺たちの魔王はこれからだ。  作者: かっぱ
〜登場人物・設定〜
1/408

*登場人物ファイル(注:ネタバレを含みます)

登場人物紹介です。かなり多くなってきたので、作ってみました。今後増えていくたびに追加します。ネタバレを含みますので、本文を読まずにこちらを覗く場合ご注意下さい。


こいつ誰だっけ?となった時に活用していただけると嬉しいです。



〜登場人物〜



【異世界メイデーア2000年前(二つ前の前世)】

三大魔王が暴れていた魔導大戦の時代。

魔法が日常的に使われていた時代だが、この頃の主流は黒魔術で、白魔術がやっと普及し始めた頃。

名前魔女が沢山いて、魔女に名付けてもらう事が一番良いとされていた。



◯西の紅魔女(本名マキリエ・ルシア)

三大魔王の一人。西の大陸で悪名を轟かせた最悪の魔女。常に17歳ほどの赤毛の美少女の姿であった。人に名をつける名前魔女(命名魔女)。魔力は三大魔王の中で3位であったが、使う魔法や能力が優れていたため北の魔王といくら戦っても決着がつかなかった。後に勇者を道連れに自爆して死亡。享年200ほど。



◯北の黒魔王(本名トルク・シーデルムンド)

三大魔王の一人。北の大陸で美姫に囲まれていたハーレム大魔王であった。黒髪黒目の色男。三大魔王の中でダントツの魔力数値マギベクトルであったが、圧倒的黒魔術過ぎて戦闘以外では便利ではなかった。魔族を従えていた。寂しがり屋であったらしい。勇者に最愛の姫を寝取られ、騙されたあげく殺された。



◯東の白賢者(本名:ユノーシス・バロメット)

三大魔王の一人。東の大陸で白魔術の開拓者としてそれを布教していた。全体的に白く、端正な聖人であった。暴れまくる他の魔王を討伐すべく、とある村で勇者たる少年を見つけ彼を導く。魔力数値マギベクトルは三人の中で第2位であったが、白魔術に爆発的攻撃力はなく、暴力では二人に敵わなかった模様。後に勇者に裏切られ、殺される。



◯伝説の勇者(本名:カヤ)

魔王を倒す為に異世界から来たと言う伝説の勇者。しかしド鬼畜外道で、勇者とはあまりにも言いがたい残酷な方法で三人の魔王の討伐に励む。金髪美形であったらしい。最終的に西の紅魔女の自爆に巻き込まれ死亡。後の世では、彼の事は美化され伝わっている。



◯緑の巫女(本名:エイレーティア)

三大魔王の同時代、南の大陸の聖地の“緑の巫女”。





【地球編(一つ前の前世)】

三大魔王が勇者に殺され転生した世界。魔法などは無い。



織田真紀子おだまきこ

高校一年。前世では西の紅魔女であった。前世の事を覚えていて、それを悔やんだり嘆いたり、語ったりする為の“前世懺悔同好会”を設立し同好会長となる。悪女面の美人であったが、側にはいつも透や由利がいて、本人も枯れきっていたのでモテたりはしなかった。両親を亡くし、高校生からはボロアパートで一人暮らしをしている。大食い。



斉賀透さいがとおる

高校一年。前世では北の黒魔王であった。同好会メンバー。両親の事があまり好きではなかったらしく、少々悪ぶっている不良風。しかし結構モテていた。幼なじみである真紀子や由利とつるむ事は好きだったらしい。これも寂しがりやであった。



由利静ゆりしずか

高校一年。前世では東の白賢者であった。同好会メンバー。地主の裕福な家に生まれ、成績優秀でクラス委員もこなすシスコン。茶道を習っていたため、抹茶をこよなく愛していた。穏やかな人当たりの良い性格で、三人の中では最も懐が大きい。



狩野圭介かのうけいすけ

新しい世界史の教師。前世では伝説の勇者であった。

三人の前に突然現れ、トラウマを引きずり出し、最終的に銃で撃ち殺した。








【異世界メイデーア(現世)】

地球編の三大魔王が殺され、再び戻ってきた異世界メイデーア。前の時代よりすでに2000年が経っている。



**** オディリール伯爵家 ****

デリアフィールドの領主でもある伯爵家。田舎だが広大な土地を有し、豊かな食物が実るため財政はそれなりに潤っている。



◯マキア・オディリール

オディリール家の一人娘。前世その1で西の紅魔女、その2で織田真紀子であった。

記憶があるため同年代の子供たちと話が噛み合ず、トールが来るまでは退屈な日々をおくっていた。大食い。

後に王宮の顧問魔術師になる。

魔力数値マギベクトル166万4562mg)



◯トール・サガラーム

東の大陸出身の煙突掃除夫の少年。前世その1で北の黒魔王、その2で斉賀透であった。

御館様に拾われ、オディリール家の使用人としてマキアの御付きとなる。

後に王宮顧問魔導騎士となり、魔導騎士団に入団する。

魔力数値マギベクトル204万8519mg)



◯エルリック・オディリール

通称御館様。オディリール伯爵とも呼ばれる。マキアの父。

人が良く天然。マキアとトールの将来を楽しみにしている。



◯エレナ・オディリール

オディリール夫人。マキアの母。

オディール家の者たちを良く観察していて、温かい瞳で見守っている。



◯ヨーデル

安心安定のゆとり従者。基本的に空気が読めない。



◯アウグスト

寡黙なオディリール家の専任シェフ。その腕はデリアフィールド随一。



◯バルナバ

おねえ系のパティシエ。マキアとよく戯れている。

美しく繊細なお菓子を作る。レモンケーキが得意。



◯グラハム

オディリール家に仕える騎士。独身。








**** 王家・第五王子ユリシス陣営 ****

王位争いの候補者、第五王子ユリウスの陣営。

神童と呼ばれるユリシスに心酔している者が多くこの陣営に集っている。しかし本人は王座に興味が無い。



◯ユリシス・クラウディオ・レ・ルスキア

南の大国ルスキア王国の第五王子。前世その1では東の白賢者、その2では由利静であった。

トールやマキアと違い、白魔術という使い勝手のいい力を頻繁に利用している。そのせいで神童と言われている。

生き残りをかけた王位争いのせいで、少々腹黒くなっているが、カリスマ性はいつにも増して凄い。

魔力数値マギベクトル178万3804mg)



◯バスチアン

ユリシスのじいや。毎朝ユリシスにハーブティーを持ってくる。



◯アイザック・ケリオス

第一王子陣営の差し金でユリシスを暗殺しようとして失敗するが、後にユリシスの配下につく。







****王家・レイモンド卿陣営****

実力派で、今回の王位継承争いの最有力とも言われている王弟レイモンド陣営。

貴族の中でも彼を支持している者は多く、軍部の支持が最も堅い。



◯レイモンド・アレクサンディア・ジ・ルスキア

現国王の一番下の弟。

変なあだ名をつけたがるフレッシュな人。






**** 王家・第一王子アルフレード陣営 ****

正王妃アダルジーザの息子、第一王子アルフレード陣営。正王妃が宰相の娘である為政治家や王宮魔術師を多く抱えこんでいる。



◯アルフレード・クラウディオ・セス・ルスキア

ルスキア王国の第一王子。



◯アダルジーザ正王妃

現ルスキア国王の正妃。宰相の娘。




◯ルルーベット・クラウディオ・セス・ルスキア

ルスキア王国の第一王女。

騎士と姫の恋愛小説が好きなヤンデレ。







**** 魔導騎士団 ****

『剣も魔法も使える動ける仕事人』という煽りで結成された王宮の組織。



◯ダンテ・ルークメルト


魔導騎士団団長。筋肉の固そうながっちり系魔導騎士。元々名のある騎士だったが、30代の頃憧れの魔術を学び、その才能を開花させる。今ではルスキアを代表する魔導騎士。

良い人だがどこか勘違いが多い。



◯メルビス・キャロレード

ビグレイツ家に代々仕える魔術師の一族の娘。魔女騎士として主に公爵に仕えている。

名前魔女としての力も秘めている。

後に王宮の魔導騎士団に入団する。







**** ヴァベル教国 ****


王都ミラドリードの中央海側にある、聖地ヴァビロフォスを保護する国。

ヴァビロフォスを中心とする宗派の総本山。

緑の巫女がいる。



◯ペルセリス

緑の巫女。天真爛漫で幼く見られがちだが、実は結構しっかりしている。

2000年前の緑の巫女の生まれ変わりで、魔王クラス。



◯デルグスタ司教

ヴァベル教国の名誉ある司教。いつもユリシスを迎えてくれる。



◯ビビッド・エスカ(本名:トリスタン)

教国に呼び戻されたペルセリスの実の兄。中二病。大四方精霊と契約している。

1000年前の聖灰の大司教の生まれ変わりで、130万mg越えの魔王クラス。








**** メディテ家 ****


毒薬の魔術師として名高い十二大貴族の一つ。

爵位を持たず、領主と言うわけではないが、ヴァベル教国の側に立ち並ぶ魔術研究機関を支える力のある一族。

王宮より、教国寄りの気色がある。蛇を紋章としている。



◯ウルバヌス・メディテ

メディテ家の若き当主。愛妻家。マキアに認められるほどの高い魔力数値マギベクトルを示した。

魔力数値マギベクトル6831mg)



◯ジゼル・メディテ

ウルバヌスの妻。夫を殺したがっている。酒好き。



◯エグレーサ・メディテ(マダム・エグレーサ)

メディテ家の先々代当主。蛇の女帝とも呼ばれていた、ウルバヌス・メディテの祖母。

右目が無く、眼帯をしている。優秀な名前魔女でもある。

今は引退して、王都の商店街で、魔導雑貨店ミッドガルドの店主をしている。



◯アクレオス・メディテ

ウルバヌス・メディテの第一子。マキアに名付けられた。

魔力数値マギベクトル7053mg)



◯メルダリア・メディテ

メディテ家分家の魔術師の娘。父がヴァベルの調査員だった事から、幼い頃から世界に出ている。

ウルバヌス・メディテのいとこにあたる。爆薬魔術が専門。

エスカの弟子であり後輩。右目に眼帯をしている。







**** ビグレイツ公爵家 ****

ルスキアの貴族議会に参加出来る十二大貴族の一つ。鷹の紋章が有名。王都とデリアフィールドの中間に位置するマルギリアの領主でもある。昔は魔術師の家柄であったらしいが、今その力は衰退している。しかし魔術の情報は多く保持している。



◯ロベルト・ビグレイツ

ビグレイツ公爵。またはマルギリアの鷹と呼ばれている。

非常に計算高く、やり手。マキアやトールに興味を持っている。



◯スミルダ・ビグレイツ

ビグレイツ公爵の一人娘。我が侭でマキアをライバル視している。

トールを気に入っている。

 


◯アンリーゼ・ビグレイツ

ビグレイツ公爵夫人。モンスターペアレント。








**** ガメット伯爵家 ****


港町カルテッドの領主であるガメット伯爵家。

難民も多く受け入れ、財政も潤っている。新しい学校を設立した。



◯ガメット伯爵

ガマガエルのような顔の伯爵。元商人で、自分自身成り上がりと言っている。

商人学校の設立に力を入れている。オディリール伯爵とは、近所がら仲が良い。






**** エスタ家 ****


ルスキア王国を代表する魔術一門の一つ。

王宮魔術院を牛耳っている。メディテ家と不仲。



◯トンマーゾ・エスタ

王宮魔術師として名高いエスタ家出身の魔術師。



◯バロンドット・エスタ

第一陣営に身を寄せていた王宮魔術師。現当主の弟。

マキアに気があるようで、縁談を申し込む。









 ーーーーー他国ーーーーーー





**** フレジール王国 ****


東の大国フレジール。北の大国エルメデス連邦と激しく交戦中で、南の大国ルスキアとの協力関係を望んでいる。

第一王女シャトマが次期女王。7人の将軍がそれぞれ“ヴァルキュリア艦隊”を持っている。



◯第一王女シャトマ・ミレイヤ・フレジール


フレジールの第一王女。1000年前の“藤姫”の生まれ変わり。

虫の精霊と契約をしている白魔術師でもある。自分の事をわらわと呼び、姫である事にこだわりを持つ。




◯カノン・イスケイル将軍


フレジールの第七艦隊を持つ将軍。三大魔王にとって天敵となる元・伝説の勇者であり、地球では元・狩野圭介。





**** トワイライトの一族 ****


北の黒魔王の末裔。黒魔術の有名な一族だが、北の大国エルメデス連邦に、強制的に遊撃巨兵開発をさせられたため、一族の数名が反逆。フレジールに保護され、今はフレジール王国とルスキア王国に分散している。

黒魔法である空間魔法を利用する。



◯レピス・トワイライト


黒髪黒目の、トールを女にしたような少女。

基本的に冷静で淡々としていて無表情。

魔導要塞は『黒の庭ブラック・ガーデン



◯ソロモン・トワイライト


トワイライト一門の当主。レピスの兄。

魔導要塞は『黄昏の時空間トワイライト・ゾーン




◯オルセイ・トワイライト


ルスキア王国へ来ているトワイライトの一族を取りまとめている中年の男。

レイモンド卿やトールの信頼も厚く、魔導研究機関にて様々な研究に携わっている。

トールいわく、魔術師と言うよりは騎士の雰囲気がある。




◯ノア・トワイライト


12歳の少年。10歳で魔導要塞を構築した、天才少年。

少し歪んでいるが、照れ屋で、フードを深くかぶるクセがある。船が好き。

魔導要塞はノアの船シリーズ。『ノアの小舟』など。




◯キキルナ・トワイライト


つり目の黒髪ツインテールの少女。笑い上戸でおしゃべりで、遠慮を知らない。

トールをご先祖様と呼ぶ。

魔導回路のエンジニア。




◯スカラ・トワイライト


スキンヘッドの大柄の男。無口で強面だが、根は穏やか。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ