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第2話 ほしとまんげつ 第3節
「わたしは「おりぼし」を「おりぼし」のまま、おわらせたいの」
「かれは『ほしくずだん』のはじめのだんちょう「みかづき」でも、『ほしのざ』の「シリウス」でもないの。「おりぼし」なの」
「いまのかれは「シリウス」。だから、わたしはかれをたおせない」
「だから、わたしは「ほし」になって、「シリウス」を「おりぼし」としてたおせるひとをまつの」
エトワールのことばにルーナはなにもいえませんでした。
なぜなら、エトワールが「みかづき」のことをあいしていたことをしっていたのですから。
それをじぶんのめでみていたのですから。




