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【プロットタイプ】アパレルの空気感

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

キラキラふわふわした空気に居座ると、『此処に居ちゃ、行けないよな』と思います。

馬鹿が出来ないっていうか。何時も以上に本音で居られないっていうか。

瑠衣と諭羅と過ごす事が多い故に『男性と居た方が楽なのかも知れない』と錯覚する事がある。だが其れは大きな間違えで、二人が私の行動を何だかんだで容認してくれるからだ。

其れを決して忘れてはいけない。絶対に忘れてはいけない。


瑠衣の妹、麗衣と共に出掛ける事になり、共にアパレル店を訪れる事になった。麗衣も私も、選ぶアパレルの雰囲気は似ているので、そこまで気苦労はしない。

ふらふらと軽く店内を見回した後、一直線に目的地まで歩き、手招きをする。私の身体に選んだ服を当て、暫く観察する。瑠衣とよく似た切れ長の瞳が真剣な目をしていた。

「うん。似合ってるね。基本は茶色が良いと思うよ」

「有難う。人から見て、どんな服が似合うか、曖昧なところがあったから」

派手さを抑えた無地の茶色のワンピース。腰周りにベルと代わりのリボンが付いている。私が好きそうな、似合いそうな、色合いだった。試着したあと、合いそうなら購入を考えても良いかも知れない。

そう。試着室へと移動しようとした時だった。一人の女性店員が、気を利かせて声を掛ける。

「宜しければ、他のお色も御座いますので」

「ご試着も出来ますので」

女性特有のハイトーン。甘い、ふわふわとした喋り口。仕草も腕を折り曲げて、顔や胸の辺りで行われるものが多かった。

綺麗な人は好きである。目の保養になる。けれどもこうして話し掛けらるのは、尻込みをしてしまう。思考の裏の裏まで勘ぐって、根本的に私とは別の人なのだと突き付けられる。

「あ……有難う御座います。……試着、お願いします」

どうしよう。何時も通り、媚びを売れない。どう振舞って良いのか分からない。どれだけ擬態をしていても、受け入れられる土台がないのだと知る。

「……鏡花ちゃん。これ終わったら、ケーキ食べよう。そしたら、瑠衣君の話を聞かせて欲しいな」

暗い顔をしていたのだろう。焦っているのがバレてしまったのだろう。麗衣が気を使った様に、そう言った。会う度に盛り上がる瑠衣の話。こんな時でも助けられる。


「湿気た面してんな」

「……」

「麗衣から連絡が来た。『少し気疲れしてしまったみたいだから、帰って来たら、ケアしてあげてね』」

「……麗衣ちゃまが悪い訳じゃないよ……。ただその……ふわふわキラキラしたものが眩し過ぎただけ」

切り替えてないと、人格を根こそぎ変えてないと、一緒に『可愛い〜』とか『素敵〜』と盛り上がれないだけ。上辺だけでも取り繕えないだけ。そんな自分が嫌なだけ。

「瑠衣たん、ゆらりぃ、そして麗衣ちゃま……たまに会う友人達は、私に安心をくれると思っただけ。卑しいな……本当に」

「気にするな。俺も好きに生きる。お前も俺の前では好きにしろ。『止めて』と『モラハラ』発言には少し目を向ける」

そう、皆聞いて!!

最近のアイドルってさぁ、皆ふわふわのキラキラで、カリスマ性の暴力でテレビ出るじゃ無いですか!!

※最近は衣装も凝ってるよね。華が増したよね。

その上ただでさえ可愛いのに、更に可愛い仕草するじゃないですか!!


あの……空気に……馴染めねぇよ……。

女子会やアパレルが、そんな準拠回(私の友人達との交流は除く)だから、耐えられねぇよ……。

太陽に近付いた様に、消し炭にされちまうよ……。

と思って書いてます。


どれだけ綺麗でも、いや、綺麗だからこそ、裏では底知れない努力とか、不満とか沢山あるんだろうな。

それでも必死に客商売してるんだろうな。

完全体で、理想形。だからこそ、物凄く息苦しい。

絶対に本音が見れないから、変に勘ぐってしまう。


書いてて辛くなってきた。

綺麗な方が絶対良いはずなのに、素晴らしいはずなのに、素直に賞賛出来ず、息苦しを感じている時点で、『あんま正直に生きてねぇな』なんて自分で思っちゃう。


変に取り繕うのやめよう。今は正直になろう。


女子特有の上辺だけ取り繕って、裏がぐちゃぐちゃしてるの、好きじゃないんです。

馬鹿やったら、笑ってくれてても、裏では嘲笑されるのが好きじゃないんです。

何処でもある。現実でもある。客商売だってある。芸能界だってある。

其れが凄く息苦しい。人の二面性が息苦しい。私もそうな癖に。


二面性基、私の心の壁について。

見知らぬ第三者<家族、友人<内面の自分

この『<』に越えられない壁があります。


友人と家族は気が楽。

だから自分から去らない訳で。誘われたら乗る訳で。

でも全てを晒している訳じゃない。

言いたいこと全て言えてる訳じゃない。


気を紛らわそう。知性を磨こう。取り敢えず。うん。

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