異世界で始めるトレーニング
ジン「良い返事だ、じゃあ最初だから緩めにこの家の周り50週走ってもらおうかな。」
「ご...50週!?」
「50週でビビってんのか?」
「そんなわけないだろ!やってやるよ!」
「元気いっぱいなのは良いことだ、だがここで体力を使い切らない方が良いぞ。そのあとは私と実践訓練をしてもらうからな。」
「実戦訓練もですか!?」
タクミが息をのむ
「ジンさんって強いのか?」
「私は自分で言うのもなんだが結構強いぞ、君達2人を同時に相手しても勝てるくらいにはな。」
「そんな強いんですか!?」
「タクミ、ビビる必要はねぇよ、俺らは家の周りでは最強だったんだから、舐められてるだけさ行動で示してやろう」
「良い自信だな!まずは行ってきなさい!」
「はい!」
2人が勢いよく返事する
そしてタクミ達は家の周りを走り始めた。
1時間後...
タクミが疲れ切った様子でジンに近づいた。
「はぁ…はぁ…」
ソラが少し遅れてジンの元に戻ってきた
「ふぅ...」
ジンが労いの言葉をかける
「お疲れ様、ソラ君は少し遅かったね」
「俺はこの後の実戦訓練のために少しペース落としていたんで。」
「そうだった!実戦訓練!忘れてた!」
「タクミ...そんなんでこの先大丈夫か?」
「じゃあ今から夜ご飯前あたりまで実戦訓練だ、手加減はするが気を付けてくれよ!」