#59 SIDE №8
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・・・大丈夫、なのか?敵の魔法が発動しない・・・ってことは大丈夫だった・・・ってことでいいよな!?危なかったああああああ!!!!!!マジで今回は死んだと思ったぁぁぁぁ!!!!良かった!!!しっかり凍ってるわ!!!!ああああ良かったよおおおお!!!!助かったああああ!!!よしまずはフェリナにヒールをしなければ!!!
「《Water Heal》!!!!フェリナ!!大丈夫か!?」
「大丈夫なのじゃ!元気ピンピンなのじゃ!!!」
「おいィ・・・お前らァ・・・!!」
!?!?確かに凍っていたはず!?!?クソっ・・・!!!直前で炎属性の魔法を撃って凍結を解除していたのか!?何にしろマズい!!!凍っていなかったとなればまた襲ってくる!!!みんなを離れさせないと・・・いや、まずはフリーズで凍らせて・・・いや駄目だ!!炎属性の魔法で相殺される!!!!判断を誤った!!!さっきは確かに凍っていると思ったんだが・・・やむを得ない、止めを・・・
「待て、やァ・・・話をォ、聞ィてくれ・・・!!」
「話・・・何の話があるっていうんだ?」
「俺らのォ・・・ボスについてだァ・・・!」
な・・・ボスだって!?フェリナもネルもあまりボスについて知らないらしいし・・・今ここでその情報を聞けるのは相当ありがたいが・・・でもそんな風に心変わりするような奴なのか?信頼してはいけない情報だよな・・・?だがひとまず参考程度に聞いておこうか・・・?
「貴方のような襲撃者が本当のことを話すというのですか?我々がそれを信じると思いますか?」
「あァ、確かにそうだァ。信頼できる情報じゃァねェ。でも、どのみち俺の命ももう尽きるからァ、黙ッて参考程度に聞いといてくれェ。」
「命が・・・?」
どういうことだ・・・?確かに殺す気で殴ったが・・・この手で人を殺しかけている、のか?クソっ・・・罪悪感が!!こいつらはセリアちゃんのことを狙っている・・・当然の、報いだ。
「はッ、お前らごときの攻撃で死ぬはずが無ェだろォが・・・命を懸ける魔法はァ、発動しなくても命は取られるんだァ。だからだァ。」
・・・複雑な気分だ。俺がこの世界に来てから人を殺すことは絶対にしてこなかった。一度殺しをしてしまったら、殺しに抵抗がなくなってしまう。不必要な殺しだってしてしまうかもしれない。だからしてこなかった。だが、どうしようもないとはいえ、目の前で人が今死のうとしている。救いようのない悪だと分かっている。が、どうしてもそれぞれの生活のことを考えてしまう。もし、自分がその立場だったら・・・いや、今は話を聞こう。
「ボスはァ・・・見たことあるとは思うがァ、少年の見た目をしているんだぜェ。でもなァ、ボスと話しているとォ、分かるんだァ・・・ボスは、人間じゃァねェ。もっと、それよりも、どす黒いものだァ。中身は絶対に見た目通りの年齢じゃァ無ェ。不老の魔法があるのかァ・・・はたまた転生かァ・・・それは誰にも分からねェ。ボスの居場所は誰にも分からねェってのはクレアとフェリナが知ってると思うがァ、俺はァ、その『鍵』をォ、持っているんだァ・・・先代の、七神帝の二から受け取ったんだァ。まァ、そいつァ裏切って殺されたんだがなァ。その『鍵』はこの石板に書いてある・・・まさかァ・・・これを誰かに渡す時が来るとはなァ・・・んで、ボスはこの前までセリアが通う学園に通っていたァ。今まで何故殺さなかったのかは不思議だがなァ・・・あァ、大事なことを一つ伝えなきゃァな。お前ェらは、ボスには正々堂々とは勝てねェ。ボスは、何故かは分からねェが、攻撃が通らねェからだァ。それどころかァ、七神帝を全員倒して、グレンの団員を全員倒す位はしねェと、表舞台には出てこねェ。まァ、せいぜい・・・頑張れやァ、バカ共・・・が・・・」
・・・死んだ。確かに有用な情報が聞けた。この石板・・・文字・・・いや、地図か。これを手掛かりにして、ボスを倒す。セリアちゃんを守り抜く。
・・・あと、まずは、ダンジョンから安全に出る!!!早くセリアちゃんの顔が見たいよ!!!!
ダンジョン編、これにて終わりです!!ちょっと間に短い小話を挟んで次の章に行きます!!
え?家に帰るのは書くのか、って?・・・気が向いたら書きます。
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