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転生魔術師は眠りたい  作者: mix
屋敷編
10/75

#9 メイド長さんといっしょ

メイド長さんまだ名前出てきてない件

・・・ふぅ!!掃除終了!!!3,4階は誰が見てもきれいな感じになったぜ!!よし、早速メイド長さんに報告や!!!おっ、メイド長さんいた!!!メイド長さ――ん!!掃除終わりましたよ~!!!


「ふむ・・・本当に掃除しましたか?所々汚れてますよ。埃もたくさん落ちていますし・・・こんな風では即刻クビになりますよ?そうなったら・・・後は分かりますね?」


いや!!俺は一生懸命やったよ!?!?なんならここで掃除するの初めてだよ!?!?そんな言い方はなくないか!?!?クソ!!!こんな仕事、やめてやる!!!って思ったけど辞められませぇぇぇん!強制労働でぇぇぇぇす!!!ブラックホールよりもブラックな仕事だ!!!でもここで反抗しても仕方がないのは分かりきってるし・・・よし、ここは潔く教えてもらおう!!


「掃除のやり方が分からないので、教えてください!!」


「はぁ・・・いいですよ。まずこのような水垢は酢を使って落とすんです。こうやってキッチンペーパーに染み込ませて置いておいて、1時間ほど後に拭くと上手に取れます。あと、酢は決して他の薬品と混ぜないようにしてください。このような漂白剤と混ぜると危ない気体が発生するので。あとは・・・ここの床の黒ずみは・・・・」


おお!!!死ぬほどわかりやすい!!!ってかそういうの掃除の前に教えてくれる?後で言われても困るんだけど。にしても、さすがメイド長。教え方が上手いな。前の世界では掃除については一切教えてもらったことが無かったからなぁ。こういう豆知識じみたことが将来役に立ったりするんだよな。(実体験)


「・・・という感じです。分かりましたか?」


「はい!ありがとうございます!!!とても分かりやすかったです!」


「では、明日からは教えたとおりにやってくださいね。」


「了解しました!」


「では、また1時に裏庭に来てください。魔法を教えます。」


「はい!!」

よっしゃ、セリアちゃんとの楽しいお食事タイムだ~♪


+ + + + +


うん、やっぱセリアちゃんの食事美味すぎ。腹十二分くらいまで食べてしまうんだが。さては、肥満コースまっしぐらだな?というか、ここの食事、口が合って良かったなぁ。ワンチャン口に合わない食事もあるかもと思っていたが、今のところ全て口に合ってて良かった!前の世界の食べ飽きてたカップ麺よりも断然美味いぜ!!って、もう1時か、裏庭に行かねば。時間が無いな!廊下全力ダッシュや!!叱られとうない!!!Let's Goooooooooooooooooooo!!!!!


「はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・間に合いました・・・よね?」


「・・・セーフです。が、屋敷内では走らないようにしてください。もし壺を割ってしまったり彫刻にぶつかったりしたら・・・相当マズいというのは分かりますよね?」


「・・・はい、以後気を付けます。」


「では、早速魔法を教えます。あなたは土魔法以外すべて使えるのですよね?なら・・・まずは氷魔法で相手を拘束する魔法を教えますね。この人形に対してやってくださいね。魔法に魔力を通し続けないとこの人形が暴れて氷魔法から抜け出すのでご注意を。」


「はい!!!」

楽しくなってきやがった!!!やってやんぜ!!!!


「では、私の後に続けて下さい。『氷神よ、我の願いに応え、この者を縛る鎖となれ《Ice Chain》』」


おおっ!!地面から水色の鎖が出て人形を縛った!!!って、鎖がヤバい数出てない?もう人形見えないくらい縛ってるよ?氷の山みたいになってるけど人形は大丈夫なのか?あ、全然大丈夫そうだわ。じゃあ俺もやってみますかね!!


「氷神よ、我の願いに応え、この者を縛る鎖となれ!!!《Ice Chain》!!!!」


うおおっ!!魔力がめっちゃ吸い取られていってる!?そうか!!実体のある物を作り出すときは魔力消費が激しいってセリアちゃんが言ってた!!!って、これ鎖の数が少なくないか?あ!!!「魔法に魔力を通す」ってメイド長さん言ってたよな!?えー!?分かんねぇ!でもやってみないと分からない!!頭から腕に魔力を流して・・・魔法陣的なものを通して鎖に直接魔力を・・・


「!!魔力の供給を止めてください!!」


「え?」

・・・魔力戻ってこーい。あ、セーフだったかな?


「何であんな量の魔力を流したんですか!?!?バカなんですか!?!?」


「え゛!?普通に頭から腕に魔力流してそれを魔法陣に流しただけですよ?」


「・・・では、あの膨大な魔力量を、何も考えずに流したというのですか?」


「まぁ、そういうこと・・・でしょうかね?」


・・・あれ?まるで意味が分からんぞ?ひとまず整理しよう。俺が流した魔力がめっちゃデカくて、それを流したら何か魔法がヤバいことになるってことか?あれ?でも魔力いっぱい流そうなんて考えなかったし、なんだったら鎖の魔法出した時のほうが魔力吸い取られてってる感じがしたがなぁ。まぁ、また今度考えよう。今はメイド長さんの話を聞こう。


「ひとまず、この本を渡しておきます。これには護衛に使える様々な詠唱が載っているので読んでおいてください。明日までに頭に入れてきてください。」


ぬぬ?「明日まで」って言ったか?この人殺せそうなデカさの本の内容を?明日までぇ???こりゃあ、徹夜コースだな。はぁ、2徹か。寝たいなぁ。

やーっと微妙にタイトル回収できたよ。


ちなみに次回から結構話が荒れる予定です。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

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