アイドランス城は好きですか?
めいながナイアビロロ王国から移動したことで、エンペンタールンが動いた
ハァッハァッパオォーパオォーと雄叫びをあげ
鳥王だと知らずに油断していたアトバーレオンとフィムドーンを氷柱に難なく封印する
脅威に感じていたのはこの2匹だけだったのかもしれない
異変に気が付いたものもいたが何も出来ない
王国には墓標のように無数の氷柱が一瞬で作られていた
ジュエルエフェクティヴサークの効果を
変えようとしているのか?秘密の地下室があるポイントに迫り寄る
阻止をするかのよに神木の杖レムヴシアが動いた
増幅された力での『聖十字架』を放れたが
エンペンタールンは分厚い氷壁を作り出し
聖なる光が照らした瞬間だった・・・
氷壁の中で屈折を繰り返し封じ込められているではないか
周りを氷壁で囲い込み、レムヴシアを相手にすることなく
ゴゴゴ、隠し通路が現れると中に消えていった
広大な盆地にアイドランス城はひと際目立つように建っていた
再びこの地に帰ってきたが最近の出来事化のように思い返される
あの夜、未知なる浄化の力で葬られ
灰から復活を遂げることには成功したが
闇の眷属たる吸血鬼ドランは蝙蝠に格下げられた
吸血鬼の闇の力を吸う・・・・吸力少女?
竜王のお嬢さんの配下になってからは・・・
精霊の加護を得て人に近い感じなんですかね
太陽の陽を浴びても、浄化はされませんが
お肌は陽でヒリヒリしてと痛いですし
敏感肌でただれやすくなり、その影響で
対策のために風魔法を優先取得して
全身を風魔法で覆う使い方を編み出しました
現状では炎天下でも涼しいのです
風魔法が姿を潜める存在を察知していたが
ドランは、あえてリオンには伝えない
正直なお方だ、知れば隠れてないで正々堂々と戦えと言い出しかねない
今は、先を急ぎますし、相手が何者なのか
悟られないように見極めなければならない
ドランは戦闘よりも潜伏特化に優れ
もう少し時間があれば分析も可能なのです
知らぬふりをして自然な感じで風魔法を連発をした
「リオン殿、ここから先はアンデット系が
配置されておりますので足首を掴まれないようにご注意ください」
「僕に任せてくれ」
『雷の剣』を天に掲げると必殺技を放とうとする
ドランは慌てて止めた
「夜じゃなければ沸きませぬ、地中に潜っていて攻撃は無駄になりましょうぞ」
「そうだったのか、帰りの際の楽しみに残しておくか」
というと入り口の扉に勢いをつけ走っていくとブチかまし
分厚い扉がドーンと倒れ、こじ開けられれ
アドレナリンが漲り、戦いを待ちきれない様子か
「なんて強引なお方だ」ドランは唖然と眺めていたが
風魔法による分析が終了して正体が判明して顔色が変わる
人数1 炎属性 闇精神攻撃特化 接触経験あり
これは間違いないでしょうか、魔王イフリーナル
ドランの風属性には相性が悪い、炎の威力を高めかねない
禁じられた炎を操りますし、どちらにしても防ぎようが無い
エンペンタールンがいないのは僅かな希望かある
戦うとしたら、闇魔法が増幅される玉座の間
魔王を誘い込むには不利な場所
しかし、光明がもてるとしたら、そこしかない
気がかりな事があります、アイドランスはドランに何を
させたいために城に招いたのでしょうか?
住み慣れた城だったとはいえ、知らない仕掛がある可能性が
何が隠されていようと、この身を犠牲にしてお守りしますぞ
リオン殿を必ず、生きてユリ殿のもとへ・・・
あれほどの愛の深い方、恨まれたくはありません
ドランはユリがリオンを愛する気持ちが恐ろしい力を生み出すことを知っていた
自らが身をもって経験した勇者と聖女の愛の結末を ヒィィィ




