永遠の若さは好きですか?
ふっくらな丸顔に瑞々しくて柔らかそうなお肌
さらにとても若い、永遠の若さを考えたことないか
乾燥していくお肌の手入れなどいらぬか
老いなど実感するこよなどないから仕方がないか
だが、人の成長は早く、気が付いたら手遅れ
なんと見事な容姿、今のあなたが好きなのです
あれ!翼をお持ち何ですか?天敵の天使ですか?
心の声が漏れ伝わっているのか
めいながら返事をした「精霊さんです♡」
雛が後を追いかけてきて必死に鳴いている
ピィィィィ、ガゥゥゥ、紹介してほしいのね♡
「リリちゃん♡と竜さん♡ですよ 名前まだだったね」
ピィィィ、ガゥゥゥ、違うよと鳴いているようだ
2匹の雛は感じていた禍々しい気配を
「あら♡違うね♡どうしたのかな♡」
その瞬間だった埋まる体の上半身が起き上がり
ニワトリを頭上に乗せベヒゼロットが立ち上がる
そびえ立つとめいなに向かいドス黒い炎を吹く
『精霊チャーム』が発動して呪いの力さえもが
吸収されポォと音だけが漏れていた
何度も繰り返し空気を吸い込み、頭をあげ吹くが
スキルが使用不可能状態になり使えなくなっていた
この状況を怒っているのか?喜んでいるのか?
コッコッコとニワトリが躍るように飛び興奮していた
ピィィィとリリアイが鳴き、幻獣化していた
庇うように竜の雛の前に立ち翼を広げた
ガウゥゥゥ、リリアイを頼もしく感じているだろう
真似するように神龍形態を使用するが
『精霊チャームの加護』の使い方の理解がまだ足りてないようだった
めいなのりのなの力が融合された影響で新たな効果を生み出していた
桃色の精霊が生まれ一点に集まると輝く少女が現れ
リリアイを抱きしめるように包むと翼が七色に輝き全身に広がっていく
根元なる力なしでは使えない最終形態幻獣化を会得していた
今まさに、呪いの勇者ベヒゼロットと女神リリアイの戦いが始まろうとしていたが
「あら♡リリちゃん♡可愛いですね」
めいなに羽交い絞めされスリスリと心地いいのだろう
戦うことを忘れ、竜の雛も混ざり戯れだしたのだった
その光景を眺め、棒立ちしていた3体が我を思い出し
ニルレルナヴァルム、アスゼルロス、リムトラが
決着を着けようと身構えたが意外な展開が始まっていた
ドス黒い炎のブレスと鱗からエネルギー放出させる範囲攻撃は
封じられているが基本攻撃が致命傷を与えられるはずだが
ニワトリが暴れるベヒゼロットを手玉に取るかのように戦っているではないか
噛み殺そうと首を伸ばすが牙が空を切る
おちょくるかのように股を通り抜け、頭の上で止まり
コッコッコッと鳴く、声に反応するように牙が襲い掛かるが
触れる寸前で姿が消え、残影と戦っているようだった
アスゼルロスはデフラデス、アプデスタ、インデスラが
必死にニワトリを捕まえようとしていた姿を思い返していた
あの日があったから、鳥王がいると聞いて迷うことなく
ニワトリの前に並び立、非礼を謝っていた
我が目に誤りなど無かったのかもしれない
それだけの秘められた力を確かに感じていた
あの時のニワトリに間違いない、なぜここに?
魔女の森にいたのではないのか?
そういえば、いつの間にか姿を消していた
真剣に考えるアスゼルロスの近くでは
「あら♡可愛いですね♡」
ニルレルナヴァルムがめいなに気に入られ、頭を撫でられていた
【精霊さん、もっと愛を下さい】
モンくんの思念は・・・届いていなようだよ




