表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
75/88

急降下は好きですか?

ドス黒い炎が横一線に吹かれたがアスゼルロスは低く構え懐に入り込む

闇のオーラを爆発させると同時にベヒゼロットの腹部に

手を当てると闇の炎を最大火力で炸裂させたが固い鱗に阻まれダメージは通らなかった

ベヒゼロットが、ぎろりと睨むと口が大きく開かれ

攻撃に集中し過ぎたか回避が間に合わない事を悟るが

神龍ニルレルナヴァルムがアスゼルロスの肩を噛むと同時に姿が消え後方に移動していた

相手は消えたがドス黒い炎が吹き荒れると

幻獣リムトラが隙のある背中に周り突進していた

『血の裁き』の効果が消え2匹が参戦していた

ベヒゼロットには全く攻撃が通じていないようだ

鱗が光ると周囲が光に包まれ範囲攻撃が襲う

なんとか、リムトラは回避できたが、力の差を感じていた

連続攻撃の前触れだろうか?ベヒゼロットが大きく口を開き

鱗が光きだすと溜めるように頭を振り上げる

その瞬間だった・・上空で不思議な動きをするものが視界に入った


尻尾を噛まれた竜が回転しながら落下していた

最初は楽しんでいたようだがピィィィ、ガゥゥゥ

鼓膜を強く刺激する怖がる鳴き声に変わった

パタパタ動かしていた腕の動きをを止めると

背中に乗り移ろうと尻尾を握ったが離れていく

一瞬で竜は回転しながらどこかに離れ消え

握ていたものが鳴き声をあげ羽をバタバタさせた

風にノイズが混じる、バサバサ コッコッコッ

慌てるように鳴いていたのはニワトリだった

出会いに「あら♡こんにちは」と頬が緩む

呑気に挨拶しているだに地面が迫ってくる!

コッコッコーッ、ピィィィ、ガゥゥゥ

奈落の底に落ちる感覚なのかもしれない

笑顔なめいなと違い、悲鳴のように鳴いている


ドーンと衝撃音が響き、ベヒゼロットが下敷きにされのびていた

埃が舞い、落ち着くとめいなが現れると

ニルレルナヴァルムが恐怖に顔が引きつらせながら叫ぶ

「気配を感じ取られたのか!リリアイが来たぞ」

ピィィィ、名前を呼ばれて雛が鳴く


アスゼルロスはその姿を見て全てを理解した

恋焦がれた少女が女神リリアイだったのか!

あの夜、我は闇の力を根こそぎ奪われ

心まで盗まれ魅了されてしまっていたのか

企みに嵌まっても闇の力の源の憎悪が沸かない

あなたが望むなら全てを差し出してもいい

我が命を望むなら掲げても構わない

恍惚な顔で運命の悪戯かのように浸っていた


なんと!リムトラが落ち着いた声で

「その方はリリアイではない、人でありながら我が主、獣王様だ」

ベヒゼロットの体は地中に埋まり

めいなが立ち上がると「あらあら♡、とらさん♡」

説明中にめいなが抱き付いてきて

頬をリムトラの体にスリスリしていると

ピィィィィ、ガゥゥッゥ、翼から雛が出てきて

何て可愛らしいのだろうか、真似するよに擦り付けていた


「なんてことだ、勘違いしておったのか・・・

アリムトラダが獣王と認めたのならあなたに従おう」

ニルレルナヴァルムが忠誠を誓った瞬間だった

『精霊チャームの加護』が発動すると同時に竜王だということを確認した

「まさか、本当に竜王だったのか」

「おおお、獣王様、竜王の称号まで、なんとめでたいことだ

我々はもう敵対する意味はない、家族みたいなもの」

リムトラが弾んだ声で喜びを表した

「そうともいえる、種族は違えども、同じ王に仕える形となる」

敵対関係だった竜族と獣族の間に揺るぐことない友好関係が生まれた


【精霊さん、禍々しい力を感じます】

モンくんが注意を促したが、リムトラの首にぶら下がり、思念がまったく通らない


【ベヒゼロットの目を覚まさしてください】

聖剣リニスカラムが必死にお願いをする

りのなを守るようにお願いされながら裏切る形になった

身勝手なお願いなのは分かっているがあなたが装備を

してくれたら、ベヒゼロットを越える力が発揮され

呪いに支配された心を解放することが出来るかもしれない

モンくんは、その心を知らずに嫉妬を膨らませ

【精霊さん、お任せください】必死のアピールをした


緊迫した状況に鬼気迫る気配でアスゼルロスが寄ってきた

魔族は人と比べて寿命が長い、できるならあなたと

永遠に過ごしたいと王冠を両手の掌に載せ愛の告白のように差し出した


【魔族風情が精霊さんに寄るな】モンくんは、お怒りだった

魔族を好きになったら討伐出来なくなり

神剣に昇格できなくなる、それは、死活問題!

嫌な予感が的中した・・めいなはとびっきりの笑顔で抱き付いていた

ピィィィ ガゥゥゥ 雛は後ろを追いかける

夢のような展開だっただろう!告白が成功したのか?

「あなたがこの服をくれたの?」可愛い声で尋ねた

分かっていたのか!「喜んでくれたようで嬉しい」

風邪をひかないか心配して紳士的に振る舞ってよかった

想いが成就した確信を得る質問がかけられる

「私の事、好きですか?」夢のような言葉だった

「はい、興味の無い者に贈り物などいたしません」

「洋服、もう一枚、欲しい」

おねだりか!可愛いではないか、フハハハ、構わないぞ

貴重な洋服だが何としても材料を集めてみせよう

「勿論、贈らされてももらいます、永遠に共に過ごすためにも王冠を収めてください」

「ふふふ、いりません」笑顔で断った!

「えええええ!聞き間違いか?性能が分かって

いないのだな、永遠にのの美貌を保てるのですよ」

「あら♡そうなのね ふふふ」

「理解していただけたようであなたに相応しい、受け取って下さい」

「ふふふ、いりません♡」と、きっぱりと断られた

「永遠の若さには興味がない・・・」膝から崩れ落ちた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ