昔見た光景は好きですか?
風に花びらが揺れキラキラと光が躍るように
精霊の悪戯かのように感じられた
鮮やかに彩るお花畑を大きな影が何度も重なる
上空から何者かが眺めているようだ
何の意味をあるのだろうか?影が震え・・・
影は急に大きくなり登るように移動していき消えた
大きな影は熟れた果物には興味を示さずに
景色を楽しんでいるのだろうか?
近くに見える果実の木、手を伸ばせばすせば、
食することが出来ただろうが直前で方向を変え
遥か上空まで急上昇すると停止していた
何物にも邪魔されないのか?
その視線の先にはナイアビロロ王国が映っていた
遠いあの日々が思い出され、なんて嬉しい事ことだろうか
子供のころを思い出して駆けるよう飛んだ
純朴無垢で世間知らずで献身的に過ごしていたな
禍々しい力に触れ、醜い人の心知った
聖なる加護に守られ悪意にすら気が付かなかったのかもしれない
人のころは奇跡の力の意味を当り前のように感じて知らなかった
上空に離れていても真上に移動すしたら感じられる
あの人にも見せたいな、一緒に眺められたらな
側にいるだけで幸せだったのに独り占めしたくなる感情に
時々襲われるが、それは許されない事
ただ無事に役目を果たすことを祈ることしかできない
キラットと何かが光り視界を奪う、映像が脳裏に思い出され
役目を忘れて吸い寄せられるよに降りていっていた
ぺっ子と呼び仲良くしている巨大なペンギンの
正体がエンペンタールンだとをめいなはまだ知らない
正体を知るものが接触出来ないように周りは見張られ
その役目を2匹の竜が護衛と共にこなしていた
「精霊チャームの効果』範囲外から見張る役目を忘れ
まさか、神木の杖レムヴシアに引き寄せられていることをエンペンタールンは知らなかった
モフモフと体を毛に埋め、顔を擦り付けていたが
鼻をクンクンさせて目をかっ開くと嬉しそうに
巨大ペンギンから離れ翼を広げ大きく上下に動かす
「竜さんの匂い♡見つけた ふふふ」
フワァーフワァーとエンペンタールンが驚いたように鳴き
阻止しようとしたのかもしれないがあまりの速さに間に合わない
視界から消え、ヒューンと音を追うように見上げると
めいなの姿が小さくなり上空へと消えていった
お出かけが嬉しいのか?急な飛行で驚いたのか?
ピィィイィ、ガゥゥゥゥ 雛が騒ぎ出す
急停止して上空にいた竜の尻尾をガブリと噛んだ
リリアイが真似して小さなお口をパクパク動かくが噛めない
ガゥゥゥゥと神龍の雛が鳴くとめいなの翼の中に戻った
姉の気持か寂しくないよとピィィィと鳴く
噛まれた竜は、しまったと慌てながら尻尾を激しく振る
挨拶したい気持ちを堪えて払われないように
甘噛みしていたが翼で飛ぶことを完全に忘れ
振り回されることを愛情表現と感じているのかもしれない
必死に強く上下に振ったが尻尾を激しく動かしたことで
体勢を崩し、まるでメリーゴーランドのように
回転しながら落下していく、嬉しいのか
両手をパタパタさせながらめいなは笑顔で噛んでいた
ピィイィィ、ガゥゥゥゥ2匹の雛も喜んでいるようだった
ジュエルエフェクティヴサークルの効果で性能を
引き出されていた神木の杖レムヴシアは不思議な感覚を感じていた
遠い昔に亡くなられた主である聖女ハゼロモスの気配を
生きているはずなどない人の寿命は短いし
あの日間違いなく最後の時を見送った・・・
生前の都市ナイアビロロを再現されたような光景を見て錯覚を起こしているのだろうか




