宴会は好きですか?
遠目で見ていても興奮してくる甘味漂う魅惑の誘惑
白い肌に生命溢れる赤い血管・・・なんと美しいことか
だがしかし!女性恐怖症なるの必然だったようです
永劫の時、我が知る最強の存在鳥王エンペンタールンが逃げ出した
ドランにはどうにもできない相手でしたな トホホ
魔王リィーングトンの姿を目をしたとき、予感しておりました
なにやら、大変なことが起きていると感じおりました、決して少女が怖かったのではありません ブルブル
到着するや否やマントを翻し姿を消すと潜伏していたのだった
我が主に報告しなければいけません、逃げちゃだめだ ヒィィ
体を震わせながらしれっと抱き合うリオンとユリを見守る輪に加わった
お互いの想いを感じ求めるかのように熱く長く唇を重ねる
人は唇をあわせ愛を深め確かめるなんて異な行為を
体内に相手の細菌が入り込んでしまうではないか
耳の裏と項あたりから漂う香りお楽しみながら口づけは首に
血を頂き血族の証を流し込み相手は虜になり永遠の愛が完成する
今は蝙蝠なので力が戻らぬ限り、新たな愛は生まれませぬのが真に残念
皆が視線を外すように横目で見守る中、抱擁を終え2人が離れると
リムトラが真っ先に近寄りリオンの肩のあたりを甘噛みした
待ち切れんとばかりにアリムトラダが続くと名残惜しいが順番を譲り
魔族のデフラデス、アプデスタ、インデスラが本当に生き返ったのかと示すかのように胸の心臓を辺りを同時に拳を軽く打ち付けていった
敵対する存在かも知れぬのに何をしていると言いたげにアスゼルロスが怖い顔で近づいてくる
不気味に笑うと闇の炎を燃やしリオンの真下に移すと片膝をついて敬意を表した
それを見た魔族達が一斉に膝をついて頭を下げた
あの時を再現させるかのようにニルレルナヴァルムが強風を起こし
リオンに相対するように降りると大きく口を広げ噛み締めた
高く持ち上げ首を回し振り回す、あの窮地をよく生還したと褒めているようだった
様子を見守っていたヒューヴォードヴェが発した
「魔物を従える勇者か、実に面白い」
この男がまとめるのなら遺恨があったとしても一つにまとまるかもしれん
「人と魔物って仲良くなれるんだね」
「真っ赤な顔して何言ってるの うふふふ」
「キスなんか見てなんかいないんだからね」
「あら、クレハさんは、覗いていたの趣味が悪いですね」
「酷くないですか!」耳まで真っ赤にしていた
「りのりの?魂が抜けてない?」
「本当だね、立ったまま寝ちゃった?」
クレハが顔の近くで手を動かし反応を見ているとあいかがりのなに抱き付く
唇を頬に近づけ「王子様が、キスしようかな?」
「私のキスで起きるんだからね、あいか離れなさいよ」
リオンを口実に大宴会が繰り広げられようとしてしていた
争ってきた種族たちがリオンの無事を祝い同じ釜を喰らう
「食べ物はあるけどお酒は無いわ」とユリが言うとリオンがリムトラに目で合図を送る
「実は近くの洞窟に秘蔵していたんだ」
訓練に出かけたらなかなか帰ってこなかったのは、ユリにバレないように
お酒をたらふく飲んでアルコールが抜けきるまで訓練していたからだった
ユリは呆れながらも「しかたがない人達ね、早く出してあげて」
酔いつぶれるまで宴が終わりそうにないようだ
魔力を全て使い切っても最終形態は維持されるが意識を保つことが出来ない
根元なる力を引き出し解放したスキルだったからだった
根元なる力を知ってしまった副作用だろうか?
善人は悪人に怒りぽい性格が穏やかに偏狭な考えが寛容となる
本人は知らぬが神龍形態にも大なり小なりの違いがあったとしても副作用がおきるだろう
竜王ヴルムワームは強大な力を得た代償に感情が失われ欲望に興味を示さない
使用後には性格が変わってしまい元の記憶と感情を取り戻すのは
長い時間が必要となるだろう寛容なヴルムワームの手によって
竜族は繁栄の時代が訪れたのかもしれなかったが・・・
現在のヴルムワームはめいなに懐くように無邪気な生き物に生まれ変わりお腹かを撫でられ、甘い声で鳴いている
嫉妬したのかリリアイも甘えるようにめいなの肩に飛び移ると耳に甘えるように鳴く
ピィィィイィ「あらあら♡」嬉しそうに撫でるめいなにりのなが語りかけた
「めいちゃん、私たちの力が溶け合えば何が起きるかな?」
両手の人差し指で頭上で円を描きながら、よーーく、考えた
「う~ん?!可愛さが増し増し♡」
不思議な回答を理解したのかりのながめいなの背中に手を当て吸い込まれていった
『不条理のオーラと精霊チャームが一部融合され共有されたました』
『神龍最終形態ヴルムワームの根元なる力の効果が消えました』
『竜が好きな女の子の夢が叶いました』
『めいなのことが好きな竜が誕生しました』
『ヴルムワームは根元なる力に対する免疫を手に入れました』
ヴルムワームは得た力を再構成するために卵に変化する
『神龍最終形態ヴルムワームが消え竜神の卵が誕生しました』
『めいなは竜神の卵を手に入れました』
女神リリアイ、女神メメラヴァに匹敵する力を所有する竜を作ってしまった
生まれたら新たな名前が必要となるが、めいなのネーミングセンスにいささかの不安が・・・




