地上は好きですか?
リオンに試されたことが悔しかったのか仲間を連れ、魔女の森に来ていた
デフラデス、アプデスタ、インデスラはニワトリを捕まえようと意地になる
変わり替わり挑んでいるが嘲笑うかのように頭の上を飛び乗って逃げていく
「グヌヌヌヌ、なぜ、捕まえられのだ」
「完全に動きを読まれている気がする」
「ここは停戦だ、どうだ一斉に行くか?」
「その行為は、鳥一羽に負けた気がしてならんぞ」
「サシの勝負しても相手になってはいないではないか」
「こうしよう、捕まえられたら数を減らそう」
「仕方がない、それでよかろう」
逃げ場を消し、一斉にとびかかったが寸前で避けられ、頭をぶつけて全員のびていた
アスゼルロスはその光景を眺めていた、ただものではないな
突然、寒気に襲われる 我が闇の力が震えておる
魔王が誕生したのか?いや、まさかな・・・風が冷たくなっただけだ
竜族との戦いで多くの魔族が傷だらけの状態でだった
マモンレプトは配下を連れなんとか城に戻ることが出来た
回復のために休養の時間が欲しいとこだが・・・
数と戦略ではどうしようもできない力を痛感させられ
早く上級魔族を集めて報告しなければ大変なことになる
竜族と手を組むだと・・裏切り者アスゼルロスめ
緊急事態だ早く対策をうたないといけない魔族の全ての情報が漏れる
城の中に入ると上級魔族を集める為に玉座に向かう
静まり返った空白の王座に見たことない魔族が座っている
留守の間に魔王の玉座に座るとは、あってはならない蛮行だ
粛清の指令を出し、同時に攻撃をしたが攻撃が無効化された
この城で闇の力を無効化できるのは魔王の特権だぞ、有り得ない
「なんだ、魔族は滅びたわけではなかったのか グハハハ」
王座の手すりから腕を頭上に伸ばすと王冠が現れた
新しい魔王が城の主が誕生した瞬間だった
古代に得た魔王の称号はめいなに譲り力を失ったが
それは別にどうでもよい、新しく魔王の称号を得ればいいだけの話
我には力も資格もある、あの子は妻に迎えるのだから争うことは無い
2体の魔王が並び立ち世界を手中に収める
歴代の魔王が認めたのかのように燃え尽きた闇の炎が再び灯る
マモンレプトは膝をつくと忠誠を誓った
魔王不在の城の新たな王座を得たリィーングトンが不気味に笑う
『聖光火輪』都市ナイアビロロは照らされた
【あら、邪な考えをお持ちなのに聖剣なんですね】
【まさか、逃がすために手を抜きました?】
【いえ、効果時間の影響で逃がしたなんて、誤解されています】
明らかにモンくんは動揺を隠せていなかった、さらなる追求が増す
【レムヴシア、聞いて下さい、止めをさすから任せろと言ったのに何もしなかったんですよ】
【そうなんですか、時間を引き延ばし延命処置を計ったのかしら】
それはもう・・・お怒りでした、さらに追い詰めていく
【聖なる光の効果がたまたま消えるなんて、不思議な事がおきましたね】
【本当に不思議ですね、逃がした証拠が出きたら許しませんよ】
モンくんは反論すると疑われると考え聞こえないふりを決め込んだ
止めをさしたくて逃亡したことを喜んでいたグレーだもんね!
「まぁまぁ、落ち着いて、魔王なんですから何か行動起起こしたらすぐに居場所が判明しますよ」
【マスター、悔しくて疑ってしましました】疑いながらもリニスカラムは怒りを収めた
【私は、確信犯だと思っていますよ】レムヴシアは不満を伝えた
怖いです・・・精霊さんの胸の中に避難します モンくんは首飾りに変わる
ピィィィィ、リリアイが鳴くと翼の中から出てきてめいなの肩に乗った
「あらあら、可愛いですね♡」ピィィィィ 指で優しく頭を撫でる
あの人が話していた力が使われている可能性が高いかな
「家か神殿あたりが怪しいのかな?」
【マスターなにかお探しですか?】
ピィィィィィ、リリアイが変化を感じて鳴いてめいなの肩から降りると歩き出す
「どうやらここに、神の加護の秘密が隠されているようね」
ピィィイィ ふあぁぁぁぁ めいなとリリアが同じ場所に立っていた
間違いない力の流れをやっぱり感じるわ
疑わしい場所の近くでりのなは『クリスタルの指輪』を使った
魔法陣が浮かび上がると地面が割れ、地下への入り口が現れた
「リニスカラム、照らしてもらえるかしら」
めいなが嬉しそうに先に降りるとリリアイが後を追いかけ
静まり返った階段を降りていくと壁しか存在しない部屋に辿り着く
明らかに不自然だ、隠し部屋が存在しているのに何もない
「ふーん、私の目は誤魔化せないわ」
りのながなにも無い空間を指でなぞると記号が浮かび上がり、なにか操作作業を始める
めいなもその姿を真似をしていた ピィィィ
壁が怪しく光ると薄くなり消え去り、周りには巨大な宝石が並べられていた
「あら♡みなつと一緒にみたのに似てる」ピィィィ
「ジュエルエフェクティヴサークルを見たことあるの?」
「あらぁ♡りのたんも見たかったのね ふふふ」ピィィィ
「助かるわ、めいなちゃん、場所を教えて欲しい」
「いいですよ♡リリちゃんを見つけた場所なんですよ ふふふ」
強大な力で圧縮され生まれた不思議な効果を持つ宝石
組み合わせでさらなる力を生み出し効果が変わる
聖女ハゼロモスの奇跡の力が弱まったのは、並びを替えられたからだわ
神の加護を操作して悲劇を生んだ者がいるわ
ジュエルエフェクティヴサークルの効果を調べ知識を未来に繋げないといけない
リィーングトンを倒すまではリニスカラムとレムヴシアに話さないほうがいいわね
りのなが考え事をしている間、めいなはリリアイとの追いかけっこに夢中になり
リリアイが宝石の裏に隠れるとめいなが宝石に触れると動き
隠れた場所が移動して慌てて逃げ周り宝石の配置が変わっていた
りのなは動く瞬間を目撃した「えええ!なんで動かせるの」
驚き固まり眺めていると違和感を感じる
・・・あれ?動かせるのは3種類だけなの?どうして?
竜王・獣王・魔王の称号を得たことで並びを変えられる権限を得ていたが
現状でめいなが移動させられる宝石は最大3つだった
突然、宝石が輝くと刻みに都市が揺れるゴゴゴ地震か?
揺れは衰えることは無く、徐々に大きくなっていき大きな揺れに襲われる
宝石の輝きが弱まると地震の揺れも収まった
長い揺れだった・・・被害を確認しようと階段を駆け上がる
都市の上に上がると砂漠に埋もれたナイアビロロは地上に姿を現していた
砂漠は消え・・・山々に囲まれた古代の姿を取り戻していた




