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メロロスナは好きですか?

ユリは雛でも一口で飲み込めるように細かく刻んで青空のようなお皿に盛った

青い背景に雲のような薄い白色、差し込む日差しに汁が光る

視覚を愉しんでいるのか、皿の周りを飛ぶように周り動きが止まる

瞬きを数回繰り返した後、突くと頭をあげて飲み込んだ

ピィィィィ ふぁぁぁぁ ピィィ

お互いに近い距離で目と目をあわせてめいなとリリアイが鳴いている

え!この会話みたいなやり取りはなんなの?

見逃せない光景だった、神秘的で癒されるわ

見惚れていると料理を一口運んだりのなが声を漏らす

「香りがきいていて美味しい、口に入れると味が変化します」

「ユリちゃん、美味しい♡」ピィィィィ

「笑顔で食べてくれて嬉しいわ、煮詰まっていて私も食事まだだったのよ」

ピィィィィ ふぁぁぁ ピィ ふぁぁぁぁ ピィィィィ

うふふふ、なんだろう、鳴き声を聞いていると悩みや疲れが消える

「ユリさん、なにか悩み事でも?」

「獣族の毛を防具に付着させたいんですけど上手くいかなくて悩んでるの、ごめんなさい意味が分からないですよね」

私ったら癒される光景をぼぉと眺めていて素直に答えてしまったわ

「生まれた時は普通なのに、訓練で得た力が宿る不思議な種族ですよね」

「獣族の事をご存知なんですか?」

「はい、獣族の毛で作られた装備品の話も聞いたことあります」

なにがヒントになるか分からない少しでも情報が欲しい

「教えてください、何でもいいの」

「たしか・・特殊な工具が必要だったかな」

「難しいのか・・・でも、諦める訳にはいかない」

「確かメロロスナにもあったかな」

めいなちゃん、連れてきてくれてありがとう

出会いに感謝するわ、これで可能性が見えてきた

「初めて聞きますけど、何処に向かえばあるんですか?」

「うふふ、海の中です」「人が悪い冗談ですよね?」

「偶然そこで最初見かけたたけど・・・めいなちゃんが特別なのか」

水中都市メロロスナで巨大タコを引っ張り泳いでいた話を聞かせた

足がなくなっていたし巨大タコとの戦い想像が出来るけど

あんなに大量のお魚どうやって捕まえたのかしら

連れてきてから一緒に過ごしていたペンギンは?


「水中都市での制作になるんでしょうか?」

「メロロスナのシステムが作動していれば可能なんだけど、作動させる鍵の4つの珠が失われているの」

「何か・・・代用出来ないんですか?」

「考えたことなかった、確かに、珠を1つでも見つけられれば、可能なのかもしれない」

「海の中となると探し出すことは私には厳しいわ」

「手がかりを探してみたんだけど、何の痕跡も無くて・・・」

りのなとユリは、大きなため息をつくと頭を抱えた


ピィッィイ パチパチ「リリちゃんは、お上手ですね♡」

楽しそうな声が聞こえる永遠にこの時間が続くといいな

ピカッ、動いて日差しの光は反射して目を襲う、見たことある球体ね

りのなは我が目を疑った、失われた珠をリリアイが玉乗りして遊んでいる

「ユリさん、工具使えるかもしれない」

「本当に?なにか思いついたんですか?」

「必要な時に近くにある運命ね、あれが鍵だと思う」

1人の女性の願いを叶える為に作られたと聞く神秘の珠、

都市を作動させたいとあれほど探したのに見つけられなかったのに

ユリさんの想いに応える為に、ここにあったのかもしれない

過去と未来を繋げるために私は目覚めた、これは運命だわ

もしかしたら、残り3つも近くに、誰が持ち出したの

「めいなちゃん、その珠どこで手に入れたの?」

「う~ん、タコさんが持ってました♡」ピィィィ

そうか、残念だけど工具を動かすことは1つあれば可能なのかもしれない

「譲ってくれないかな?」

「りのたんが欲しいのならあげますよ♡ ふふふ」


『りのなは、水目竜珠を手に入れた』

古代水中都市メロロスナの一部の機能を作動できるようになりました

「めいなちゃん、珊瑚のお花畑あるところに行く?」

「りのたん、一緒に眺めるの♡楽しみ♡」ピィィィィ

「リリアイも、行きたいのかな、準備が必要ね」

「りのさん、お礼はしますので、お願いします」

「いいのかしら?高くつくわよ、うふふふ」

「私にできる範囲なら、なんでも言ってください」

その眼の奥から、強く純粋な意志を感じられたが、それは、リオンへの愛情だった

あなたの未来を繋げる、それは、私の願いでもあるのよ

「冗談ですよ、お礼は頂きましたしね」

「え、何もまだしていませんよ」

「美味しい料理をご馳走になりました、ありがとう」

「そんな、防具を完成させるのがどれだけ困難な事か、気持が済みません」

「それなら、完成したら、料理を食べさせてください、」

「分かりました、報酬に釣り合わない依頼を頼んですみません」

「それ言われると私もめいなちゃんから、武器貰ってしまって・・・」

「りのたんの力を借りてるから、心配なの」ピィィィイ

腰に抱き付き見上げる顔が可愛い、リリアイが頭の上に乗って鳴いていた

あら、あなたも私が心配なの?大切に使わせてもらいますからね

防具と獣族の毛を預かると、りのなとめいなは移動した



マモンレプトは、バシリスクの王国は忍ばせやすい吾が逃げ込めるか所も多いと考え、手前にある砂漠に魔族を配置した

新魔王の作戦が決行されてから、参戦したら印象が弱い

ならば、バシリスクの王国に誘い込む前に罠にかかった竜族を先に倒せば喜ばれるはずだ


地上で蛇行して進むバシリスク達を追い越して、砂漠の上空に入った

愛しいあなたに近寄れば愛の力でしつこく追いかけてくる竜族を追い払える

精霊さん、あなたと相愛のモンくんが向かっていますよ

ヒィー、魔族が大量に潜んでいる・・・前門の虎後門の狼ですか?

危険と分かっていても精霊さんに逢いたいのです

迷うことなく突き進んだが何も起きなかった

追いかけてきたニルレルナヴァルムに無数の攻撃魔法が飛んでくる

威力を抑え速度重視、さすがに総攻撃は耐えられないか?

命中しているが攻撃魔法を受けながら、何事も無いかのように突き進むと遠くに消えていった

マモンレプトは驚く、まさか、効果がないのか?

だが驚くのは早かった、竜巻が発生すると集まった魔族を吸い上げる

慌てて隠れた者もいたが無駄だった吸い上げられていく

全身にダメージを受け、ボロボロの姿で吐き出されていった

マモンレプトは上手くさけていたが、物体が突撃してきた

周りは竜巻で回避が困難な状況に速度が早すぎる激突すると衝撃で動けなくなった

ううう、なんてことだ、罠が意味をなさない、これほどの力の差があるのか?

見上げる上空にニルレルナヴァルムが呼んでいた


愚か者め、新魔王の噂を耳にして期待していたが、たわいもない

勘違いしたようだな、魔王イフリーナルは強かったが貴様らではない

邪魔をしたからには見逃すことは出来ない滅ぼしてくれよう

無数の竜巻が吹き荒れる、あっという間に魔族は倒されていた

深刻なダメージで戦えるのはマモンレプトだけだったが、死んだふりをして隙をうかがっていた

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