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海は好きですか?

山の頂上でスースー、穏やかな吐息が聞こえる

上空を大きな影が通り過ぎた週間、お腹の上で眠るねっ子がズズッと滑り落ち

めいなの姿が消えていた。その姿は?閉じる瞼をかすめた僅かな影を察知して、空へ急上昇していた

獣族を偵察していたものがいたのだ、逞しい翼に強靭な鱗、めいなが好きな

ガブリと竜に噛みついた!飛行が少し不安定になり尻尾に痛みが、進路が海のほうへ傾く

突然の攻撃に慌てて、そのまま海の方面に逃げていく、ぬっと尻尾に手が伸びてきていた

噛みついてる事を忘れて、こんにちはと挨拶をして、前回は落ちてしまった

同じ失敗は繰り返さない、尻尾を強く握り、上に乗っかろうと、足をかけて登りかけた瞬間

卵温めてるお腹が引っかかり、くるりと滑り落ちていった、残念!

空に声が響く「竜さん、私のこと好きですか♡?」


ヒューーン、質問しながら落ちていく、寝ぼけていたのか飛ぶことを忘れ・・・ドボーン

海の中に落ちていった・・・海底に沈むと卵を浮力にぷかんと浮かんでいた

暖かい上空から、冷たい海水の中に落ちて、可愛そうに体が冷えきってないか?

激しい波に体が揺れる、このまま流されていってしまうのか?どこか遠くへ・・・

ゆらゆら、ザザ、時折、大きな波に弄ばれ、めいなの下を巨大な影が通り過ぎていった

・・・・巨大なフォルム、クジラなのか?もしかしたら、サメなのかもしれない

大きな軌道でUターンをして餌を狙うかのように忍び寄り近づいてくる

水中の中から水面を見上げたら、カメにうつってるのかもしれない

気配を悟られないようにゆっくり浮上してきて、逃げ切れないと判断したのか、急浮上してきた

「ぷかぷか♪ゆらゆら♪ぷかゆらりん♪」

呑気に状況を愉しんで鼻歌をうたっていた、危険が迫っている早く気が付いて

ザザザ ドーンとめいなを背中に乗せて巨大な黒い生き物が泳いでいった



はぁはぁ、急いで戻らねば、リオンは、家に戻ると、畑作業をするユリを探す

「あれ、お帰りなさい、早かったわね」

「理由は、聞かないでくれ、雷の剣が必要なんだ」

はぁ・・、大きなため息の後、隠してあった防具一式を一緒に手渡した

「1回・・・最大でも2回までよ、必殺技は使うなていっても無理でしょう?」

「あああ、すまない君のためにも、控えるようにする」

「その防具が耐えられるのは1回だけと肝に据えて覚悟してください」

優しい声から強い脅しのような声に変わる、心底心配しているのだ

ユリは、必要な理由を問い詰めることなく、密かに準備してあった装備を渡した

無理はしてほしくはないが、彼らしく生きて欲しい、好きだから・・・

言って聞いてくれる人ではない純粋で真っすぐで信念を曲げない、だから好きなのかもしれない

「ありがとう」と言葉を残し、手に握ると迷いもなく走っていく、無事に帰ってきて


すまない、魔族との約束を果たすため、言えるわけがない、反対して止められる

3体の魔族は、仲間を裏切り私を助けた、立場が危うい状況に陥っているだろう

恩を返してもらっただけ、あああ、そうだなと・・・納得できるはずがない

丸腰に近い姿をみて助けてくれたのか?違う、心が通じるところがあった

忘れない竜族との死闘、無意識に体が動いた、向こうも同じなんだろう

堂々と、お互い死力を尽くして戦おう、急げば、間に合うはずだ、逃げる気は無い


村から少し離れた場所で待っていた、やはり来たなと、笑っている

なぜか、笑いが止まらない、お互いに力がみなぎるのを感じていた

「やはり、見込んだ男だ、ゾクゾクする」」

「お互い、名乗っていなかったなリオンだ」

「デフラデス」「アプデスタ」「インデスラ」

「合体魔法が得意だったな 雷の剣で受けてたつ」

「差しで勝負したい、インデスラが先に相手になろう」


リオンVS魔族インデスラ

腕を伸ばし掴みかかってくる、左手を差し出すよに掴ませて、気にすることなく間合いをつめる

なんてやつだ、恐れるどころか差し出す、腕一本失うこと怖くわない、そういう事か?

掴まれた左腕に闇の電撃が走った、黒い稲妻がリオンの体を襲ったが、ユリの準備してくれた防具は電耐久特化だった

強力な技だったが、幸いにも装備に救われ、ダメージがきつく感じない

耐えながら横に一閃、インデスラの体を打ち抜いた、よろよろと後ずさりするとデフラデスが間を割って入った

お前だけが愉しむなと、勝負をすぐに止めたのだった

ああ、分かったと不敵に笑い、後ろに下がった


リオンVS魔族デフラデス

正面から受け、変化のない戦い方を見て感じるところがあったのか

「ワハハハハ」と高笑いすると

闘志の形がみえるかのように、体が闇の炎に包まれ、体当たりを繰り出した

全身燃え上がっている受ければただでは済まないだろう

だが、リオンは引くつもりはない、右肩を突き出し重ねて突進する

ドーン 一瞬、燃え上がり衝撃をまともに受け、お互いに弾き飛ぶ

切れた唇の血を拳で拭くと雷の剣を地面に刺し、肩からタックルを仕掛けた

デフラデスは、笑いながら、同じようにタックルを合わせえる ボボボボ

ゴーンと鈍い音が響き、デフラデスが倒れ、リオンが立っていた

「惚れ惚れする相手だ」闇の炎に焼かれることを恐れぬか、フハハハ


リオンVS魔族アプデスタ

「やっと出番がきたと、闇の炎に身を焦がすがいい」

「ならば、痺れる思いをを存分に感じろ」

魔法を唱えると、体が闇の炎に包まれ、準備ができたのか

「リオンよ、雷と我が炎、どちらが耐えきれるか楽しみだ」

リオンは『雷の剣』を天に掲げると、雨雲を呼び、アプデスタに雷を落した

アプデスタは、リオンの足元に魔法陣を浮かび上がらせると業火をあげる

熱さに激痛が襲う、痺れに顔が歪み激痛に襲われるが嬉しそうだった

望んだ展開なのか、お互いに満足そうに笑うと我慢比べが始まった

長いが我慢比べだったが、体が燃え上がり激痛が結果的に必殺技を発動させた

雷の威力を引き出す形になり、『痛苦の落雷』が炸裂して、勝利した


防御無視の力のぶつかりあい、傷だらけだった

お互いに顔を合わせ、仕切り直しだと、満足した様子だったが

様子をうかがうものがいた、去ったはずの魔族が周囲を囲んでいた

全員生き残っているのは計算違いだが、構わない、好都合だ

最初から任せる気は無かった、戦い、生き残ったほうを始末する

リオンが生き残れば最高の展開、命令に従わないもを消してくれる

絶好のチャンスを妨害した、許しておけるはずがない、示しがつかん

結託した裏切り者として消し去ってしまうのだ

合図がおくられると潜んでいた無数の魔族が現れ、一斉攻撃を開始する

結界を張ると闇の力が圧迫して、身動きをとれなくした

あとは回避のできない相手を痛みつけて、見せしめのように葬り去る

外れていた攻撃魔法が徐々に修正され、終わりを迎えようとしていた

リオンと魔族3体は、絶体絶命の中、笑っていた 後悔などない助け合わなければ

竜族フィムドーンとの戦いですでに命は落していた はればらしい気持ちだ

強い闇の力が飛んできて結界を消し去った


「あいからわず、醜い戦い方だな、それでは魔王にはなれないぞ、マモンレプト」

「次期魔王に近いと噂されるアスゼルロスか、何しに来た」

「竜族との戦いが近いのに、仲間の数を減らすとは、あきれたやつだ」

「イフリーナル様の指輪が怖くて逃げだした、お前が何を言う」

「確かにそうだが、こいつらは、気にった邪魔するなら、相手になろう」

「アスゼルロスの反逆だ、一斉にかかれ」

再び、闇の力を合わせて、結界に封じ込めようとするが、両手をあげると闇の力で押し返す

力は均等していた、完全に力が戻りきっていない、多勢に無勢か、持久戦に入り、徐々に押しつぶされていく

魔王を狙うものこれしきの事で敗北するわけには、いかない

アスゼルロス、1体の力では限界があるが、魔族3体の闇の力が足されたところで、厳しい状況か


風が吹いた・・・闇の力をよく知る、ドランが参戦してきた

「リオンさん、遅いとおもったらこんなところで、面白い構図ですな」

「すまない、いつもの悪い癖で、助けてくれないか」

「あなたがいないとお嬢さんが、悲しむ、助太刀いたします」


「上級魔族マモンレプトが相手だと分かっての手助けか?」

吸血鬼だったころは魔族に属したころもありましたが

今は蝙蝠に成り下がり竜族所属、発覚したら状況が悪くなります

だが、リオンさんは、親友であり、いずれは、敵対する最高の相手、ここでやらせませんよ


マントを翻すと姿が消え、風魔法を使い魔族の数を減らしていくとアスゼルロスの闇の力が上回り、封印を打ち破った

「貴様、どこかで、見たことあるな、今は、礼を言おう」

「リオンさんが無事であれば、ここは引きましょう」

「我も、新たな配下が欲しかった、こいつらは、実に面白い」

「マモンレプトの名に傷がつく、逃がしてはならん」

ドランが、強力な風魔法を炸裂させると、アスゼルロスが闇の炎柱を作り出す

合体魔法を生み出した闇の炎の竜巻、吹き荒れ、風を餌に燃え上がる

逃げ回る魔族を風がさらうと、燃えながら回転して、焦げて弾き飛ばされた

「貴様も、配下に欲しいな、来ないか?」

「主がおります、戦うこともあるかもしれませんが、出来れば仲良くして頂きたいです」


魔族が次々と焦げ飛ばされ落ち、状況が一変する

マモンレプトは不利とみるや、真っ先に去っていた

魔女の森に逃げていく、ドランとリオンをみて、惜しいが敵だったかと悟った

デフラデス、アプデスタ、インデスラを手にレられた、十分な成果だ 不敵に微笑んだ

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