30 神剣モンくん
ゆっくり大きく回りながら一角獣が降りてくる
「謀り(たばか)よったな」「獣王、これはいったい」
・・・尊敬と感謝はあったが心は許せないところがあった
親友イフリーナルの予言、禁じられた知識を使用した呪いだ
彼は、リリアイを非常に怖れいたが、大きな期待をしていた
魔王になったのは、ある夢を実現するために、それにはリリアイは欠かせない
いったいなにを願っていたのか、教えてはくれなかった
禁じられた知識は、願った内容をを知られると呪い効果が薄れる
・・そういわれたら黙るしかなかった
作られたような笑顔みていると、道化師を演じているようだった
リリアイを封印したときに、初めて心の底から笑う姿をみせたが・・・
あの時、全てが完成されたのか?いかなる呪いなのか?
幻獣化取得させたのも計画範囲か?駒に過ぎなかったのか?
ようやく分かり始めた・・・巧に我々を操っていたのだ
見上げる上空の距離感はつかみ難く、だが確実に接近していた
「獣王が話されているうちにだいぶ接近されています」
「すまない、6つの宝石を見て確信した。我々ごと封印するつもりだ」
唯一、ドランには正確な距離感が掴めていたが、説明が難しいがまだ時間はある
「いやぁー、そうですな。長い話は厳禁な場面のようですが・・・」
「獣王、幻獣化で向かい打ちましょう。命を懸けついていきます」
「おおおおおお」獣族が鼓舞する
すみません、少しいいですか?
長話は禁物といった後でなんですが、思い出したことが、あるんですよね
アイドランス城を住処にしていたんですが・・・主から聞いた話なんです
【精霊さん、起きてください。吸血鬼だと自供しています】
老朽化しない古城と有名なのですが、秘密があるのです
地下には古代都市が存在していて、古代のエネルギーの影響を受けていた
思い出したのが、強力な存在を都市ごと封印に使われ・・・
驚かないでくださいね、なんと古代浮遊都市が使ったているのです
というこは、ここら一帯ごと地中に封印されますかね?
驚愕の実話と現在置かれてる状況・・・声が出なくなるのも仕方がないですね
熱弁を終え、周りの反応を眺めたドランだったが
「さぁさぁ、リオン殿、こちらを一杯」
「寂しいですな、こちらも飲んでください。体を重ねて火傷した中ではないか」
「その言い方は、語弊が・・・炎の剣の影響で」
「わははは、細かい事を気にする方だ、熱く燃えあったのは確かだ、もう一杯」
「獣王、秘伝の一杯も、独自の味にこだわりが皆強いのです ガハハハ」
「みなさん、話を聞いてました?」
客人に気が回らなかったアトバーレオンが勧める
「説明で喉が渇いたでしょう。どうですか一杯?」
「女性恐怖症に陥ってから、ずっーと、カラカラですが、生き血のほうが好みで」
【精霊さん、吸血鬼に間違いない!自供をまたしました】
「生き血とは、もう、戦を開始しろて事ですかな?勇敢な方だ ワハハハ」
飲まずに始められるかと、周りがどんどん近寄りついでいくが、飲まないので零れ落ち
「ドランさん、本当に勇敢でゲフ お強いんですよ あははは」
リオンはすっかり出来上がっているようだった
ユリに止められ禁酒状態に満足する熱い戦いを繰りひろげた相手と飲んでいる
格別の味にどんどん注いでくれる、最高の美酒に酔いしれていた
「ダメだ、みなさんお酔いになっていますね」
「安心してください、獣族は勇敢です。簡単には、封印などされません」
「よかった、話は聞いていたようですな」
古代浮遊都市は、封印地域を微調整していた
逃げ出す時間もあったように思えたが、用意周到なイフリーナル
逃げ出せないように空間ごと封じ込めていた
一角獣が姿を現した時点で、詰んでる状態だった
獣王は、皆に酒を飲む許可を出し、戦いの前の最後の美酒を愉しませた
「リオンさんは、防御魔法は、お得意ですか?」
「あはは、まったく考えた事がなくて習得していない ゲフ」」
「これは、まずいですね・・・獣王様は、使えますか?」
「ガハハハ、リオンさんとは気が合う、守りなど考えたことなどない」
「観察していますと一角獣が先行して標的選んでいるようにみえますね」
「そうか、狙われる前に狙えってことか?ドラン殿、分かりました グハハハ」
獣王とリオンが真剣な目になり、攻撃に移ろうとしていた
酔っぱらだらけだ、慌てて止める声も乱暴に語気が強くなる
「違うわー! 攻撃した瞬間に集中砲火さる、止めろー はぁはぁ」
この方々、考え方がシンプルだし、決断力というか、迷いがなさすぎる・・・リムトラが呟いた
「標的は・・・神剣なのか?」
「おお、そうなのかもしれない、冷静な方がいてたすかります」
「どのみち、どうにもならない、勇敢に戦う選択しかない」
「神剣の所有者はどちらに?立ち去りましたか?」
「神剣は、砕けれしまった、もう存在していない」
「ええええええ」
【精霊さんには、私という、聖剣があります。神剣など必要ありません】
『モンくん、危機一髪』フラグが立ちました
一角獣がゆっくりとモンくんの上空で飛んでいき
なにやら嫌な予感がする・・・探し物は違いますよ
【私は、神剣では、ありません・・・思念は届かないようです】
残りも近づき、3匹が向きを合わせたた視線にある存在に注目が集まる
「見事な剣が刺さってますけど、あれは、神剣ではないのですか?」
「気になった、一角獣が集まっているしな」
「違う、間違いなく砕け散った、獣王の名をかけて誓おう」、
騎乗していた者を下ろし、3匹の一角獣が、古代浮遊都市へ、戻っていく
「神剣と認識されたみたいですね」
「回収されて、何事もなく去ればいいのだが」
「おお、これは、相手の力を労せずに確認できます」
【吸血鬼め!この機会に葬ろうと企んでるな、精霊さん、助けてください】
モンくんを、囲み呪文を唱え始めたが、『精霊チャーム』が発動して、魔力を奪いとる
熟睡中のめいなの力で危険を回避でした
驚いた・・・勇者の暗殺企んだあの夜の出来事は、お嬢ちゃんの力だったのですね
リオン殿が近くにいたので、まさかとは考えてましたが、間違いない
魔力を根こそぎ奪い取った・・・うは、闇の力の吸収は、聞いたことはありましたが、魔力も吸収出来るのか
魔力の根元の精霊は裏切ることは無い、努力は報われると絶対的信頼厚い魔力を・・・可愛くて恐ろしい
甘い匂いに惹かれて近づいたら、吸血鬼の魔力を吸れていた、・・・ヒィーー!
私が吸血鬼なら・・・吸魔力姫?吸力少女?魔法使いが涙した!
「ドラン殿、青ざめて、血の気が引いてますな、飲み過ぎましたか?」
「本当だ、一角獣に乗っていた者、それほどの使い手ですか?」
「あれ、なにやら、様子がおかしい」
魔力を失い、人型を保てなくなり、触覚のある生物に変わった
モンくんに、襲いかかる!ボロボロだったが、力を振り絞る
聖なる輝きを放つ、触覚が消え去るが、生え変わり止まらない
「戦ってますよ どこで操ってる?」
「これは、意志を持つ剣ですか?いや珍しい」
「お嬢さんの武器かもしれない、危機を助けてくれた」
「こんなに可愛らしい子の武器ですか・・・信じられない」
【精霊さん、助けて下さい】
『精霊チャームの加護』は、働いていた 精霊が歌い踊りながら会話をしていた
助けてあげましょうか?めいなちゃんの信用できないって言っていたよね
でも、身につけているから、嫌いではないんじゃないかな?そう思う、賛成
私たちはあなたの心、めいなちゃんといつまでも一緒に歌って踊るのよ
『精霊チャームの加護がモンくんに働きました』
『モンくんは、聖剣から神剣に幻影現実化されます』
『神剣モンくんに覚醒しました』アナウンスが流れた
神々しいオーラーが溢れだす 知らない古代の力もリンクした
全ての能力も跳ね上がり 聖なる加護が発動する
【なんですかこれ!精霊さん?力貸してくれたのですね】
モンくんの、放出した聖なる輝きで、一瞬にして、触手の生物は消滅された
衝撃の光景に・・・お酒が進んだ!いいぞいいぞ
モンくんファンの皆さん、お待たせしました いるのかな・・・?
私の活躍はここからですよ 期待していましたよね?
精霊さんの信用が薄く・・・時には冷たい仕打ちも受けました
忘れられ、話を聞いて貰えなく、力を奪い取られて 置き去りにされる
しかし、私に力を発揮させる能力を与えてくれるなんて、精霊さんの、ツンデレ♡
調子に乗ってきたので、今回はここまでにします
【えええええ、酷い!】 モンくんの活躍はあるのか?




