表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/88

トラは好きですか?

魔王に堕ちた天使、禁じられた奇跡の力を持ちながらも、生き方や、考え方を強制しない寛容な男だった

神の導きは、素晴らしい、身分関係なく等しく幸せな考え方に導いてくれる

苦悩や苦しみ、這いつくばる現状が変わるのか?助けてはくれない

与えられ試練を乗り越えたら、幸せの意味を知る

全員が乗り越えられることは難しく、真理を悟ることはさらに困難だ

私は、試練を乗り越える結果が重要で、過程で生まれる心の葛藤を知らなかった

結果が、でないものに失望していたが、全ての者の救済を望み、禁じられた領域に踏み込んだ

その理由を探ろうと苦しみ、怒り、悲しみ、感情の魅力に囚われ魔王になっていた

意味が分からないことをよく語っていた

力が弱きものは、王になれない 悩み、ためらう、おかしなことを言う

敗北を知らず、力でねじ伏せた者こそ王なのだ 簡単な話だ

女神リリアイ、彼女が現れるまでは、知ることがなかった


魔王イフリーナル、戦うことなく敗北を認め、忠実な配下に成り下がった

・・・笑いものにしていたが、あらゆる王が、なにも出来ずに敗れ去った・・・獣王も、同じ結果だ

親友だった、許せなかったが、まさか、封印の準備を備えていたとは、感情を操り、狡猾な男だよ

禁じられた『幻獣化』を授けられ、リリアイの真の恐ろしさを理解できた

この力を、コントロールできるとは、欲望に襲われ、苦痛や葛藤を乗り越えた先の境地

敗北を知らない状態なら取得出来なかっただろう、イフリーナルは機が熟すのを待っていたのだ

魔力の力に溺れない獣族に最初から目を付けていたのかもしれない

今思えば・・・もしかしたら、アリムトラダが適任だと狙っていたのか?

ふふふ、まぁどうでもいいか、禁じられた力を手に入れることが出来たのだ、理由はどうあれ親友だと考えたい

準備周到な計画だったが命を落しかけ・・・なんとか、リリアイを封印できた

魔王イフリーナが女神リリアイの封印監視を、獣王アリムトラダが、神剣の封印を監視することなった



「ライオンさーん♡、あれ、違うね?」

難しいな、すこしずれたのかな♡

上手に飛べるようになったのにねー

しましまお色は?なんでしょう しまうま?違うな!

「とらさんですね♡」

お互いの思いが一致しているのか、両手を広げて降りていくめいなに両手を広げ抱きしめようと待ち構える獣王アリムトラダ

獣王!その子は、危険だよ・・・不条理のオーラという、強大な力やレベル差を葬り去る奇跡を宿してる

まずい、話が終わってしまうのか・・・神剣の封印の話が・・・


「生まれ変わったリリアイの卵を抱いて、現れるだろう」

たしかにそう言い残して、託していった

こんな弱弱しい幼い女の子が、しかし、顔が丸くて色白い可愛い子だ

私の肩に座らせて、散歩なんかしてみたい

可愛い声で鼻歌なんか歌っていたりしたら、可愛くてたまらない

純白の白いドレスの少女と戯れたい、獣王として、役目を終えた余生に夢みた生活

んふふふふ、おじさんのお髭が好きなの触っていていい?

好きなだけ触りなさい なんて、うははは こんなに早く叶うとは・・

カラフルな洋服だが、翼がいい!スカートが風でひらひら、非常にいい!

「可愛い!愛でたい」敵意を示さないことが幸いした


抱き合うと、めいなは嬉しそうに、もふのふと顔をうずめて感触を堪能していた

獣王は、優しく抱きしめ、くるくる回り喜ぶ、翼が柔らくて可愛いい天使なのか?

特別な時間が流れ・・・周りの獣族は、優しい目で見守っていた

厳格なお方なのに、こんな趣味をお持ちだったのか!

「獣王」声掛けようとする者の口を塞ぐ、声をかけてはならぬ、見てはならぬ

今見ていることは、すぐにお忘れてしまうのだ獣王様の威厳のために


それはもう、メルヘンチックな光景だった


さすような痛い視線を感じて、我に返り、大声をあげる

「間違いない、翼の感触が違う、リリアイではないことを確認した」

おおおおお 少女が好きで誘惑に負けたと勘違いしていた

さすが獣王、実際に戦った方だ、手触りで最終確認していたのか

しかし、だらしない顔してなかったか?いや・・なんでもない気のせいだ


本来の役目を思い出した獣王アリムトラダが、問いかける

「新たな神剣の主よ、その力をお求めですか?」

「真剣にもとめてます♡」

即答すると獣王の胸に顔を埋めて、、ギューと抱きしめる

暖かくて心地よい肌触り、求めていますよ♡

ライオンさん、逃したからね、トラさんで癒されるわ♡ー


おおおおおおお、歓声が沸き起こり、安堵した表情をみせる獣王


魔王イフリーナルが倒された・・・対峙すること覚悟していた

リリアイの封印が解け、生死をかけた戦いになる

『幻獣化』習得できたのは、獣王と、アトバーレオン、再び、封印できるだろうか

まさかこの日を迎える日が来るとは、予言通りてことは、リリアイは目覚めたが倒された

狡猾な魔王よ!やはり、準備していたのだな、禁じられた知識を操る親友に感謝しよう、

その名を呼べば、第一段階の封印が解ける 扱うものの度量や品格を問う神剣

呼び主が値しない者なら、何も起きない、そのまま眠らせよう

第二段階の封印が解け、品格にかけると、判断されたら命を奪うという

怒れる神剣を鎮めなければならい・・・大勢が犠牲に獣族が全滅しかねない

イフリーナルの語った予言の根拠は、神剣が少女を好きらしいことだ

獣王も、出会った瞬間に虜に陥ったこの少女なら問題ないだろう

問題は、この子の度量はどうなんだろうか?神剣は意志を持つ・・・

相性があえばいいが、聞き入れて従うのか?否定して抗うのか?

封印を守る役目を引き受けた、見守る責任もある、結果がどうあれ、この子は、獣王が守る


「獣王王アリムトラダが今、求める滅び去りし古代の魂を応えよ」

『神剣アルカゴーストキャリバー』

周辺が眩しい光に包まれクリスタルで作られたつるぎが姿を現した

獣王は、恐る恐る手に取ると、めいなの前で片膝をつき、掲げる

「お望みの神剣、手にしてください 審判が始まります」


「ふふふ 神剣はいりません♡」


ええええええええええええええ 

全ての獣族が一斉に驚きの奇声をあげたのだった

構えたままの獣王、体が凍り付く・・・ヒューーン

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ