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ライオンは好きですか?

食事が済み、歩き始めると傾斜がきつくなると、獣の遠吠えが響き渡り、待ち伏せしていたのか、魔物が多数駆け下りてくる

数で圧倒する傾斜を利用した移動で、段差で上下に動きまるで波のような迫力があった

木々を避けながらも大量に迫ってくる、逃げても無駄だろう、十分な加速がついていて追いつかれるのは間違いない

多すぎる受け止めようがない、あっと言う間に飲み込まれそうだ

どうする?物凄いスピードで迫り、考える時間など残されてはいないだろう


「この数、相手にするの面倒だ]

考えるのはあきらめたのか?、受けた瞬間に飲み込まれ、魔物の波は止まらない、次々と押し寄せてくるだろう

リオンは、落ち着いていた、覚悟を決めたのか?

ユリさんが隣にいる感覚に不安など一切感じてなかったのだ

危機を感じているのか『炎の剣』にユリの強力な魔力が同調する、刀身で回る炎が3倍に伸びた

ふぅーと深い深呼吸をすると、迷いなく、横に一振りする

炎が激しい唸りをあげ、熱風が周囲を通り過ぎていくと魔物の波が消えていく

魔物の波を飲み込む炎か・・・数回、交互に振り終わると全滅していた

「なんて、すごい威力なんだ ありがとう」炎に感謝を伝える

「強心な方だ、恐れることなく立ち向かう、出番は、無いようですな」


段々と傾斜話楽になり、広場にような場所で、獣族が待っていた

「戦いは見ていた、その武器の威力があれば、それ以上の力は必要ないだろう?」

「手に入れたいものがある 通してくれ」

「あれを望むのか愚かな、ここで旅は終わりだ」

「この戦いがこれからの生き方を左右する感じがして、試したくてしょうがないんだ 手出しは無用だ」

「ほほほ 任せました」

「リオン、頑張れ♡」ふぁぁ、眠そうな声だった

「面白い男だな、一騎打ちが望みとは ふはははは」


リオンVSリムトラ

3倍に伸びた炎の威力は、凄まじく、リムトラに向かって振るだけで、熱風が通り過ぎ

ゴゴゴと体が燃えダメージを与えていく、火属性が弱点でもあり、近寄ることも出来ない

一方的な展開だったのだが、両手で顔のダメージを防ぎ、何かを狙っていた

忍耐強く耐え屈しない心にリオンは、何を思ったのか、勝負をしかける


手堅く持久戦で弱らせるのが得策なんだろうが、弱った相手を仕留める戦い方は、好きになれない

お互い全力での力勝負が、男の!リオンの戦い方だ

攻撃の手を止め、走り出し、一気に間合いを詰める、なんと無謀な・・・いや、カッコイイ


獣族に力勝負を挑むとは、忘れていた誇り高い闘志に火が付く、武器に恵まれた小僧が、何を勘違いした

リムトラが腕を下げ、応えるように攻撃を重ねてくる

激しく体と体をぶつかり合い、激しい衝突音の後に、鮮血がはじけ飛んだ

リオンの肩に鋭い牙が噛みついている・・・血を流し過ぎると意識を失うぞ

リムトラには、炎の剣が脇腹にあたり、強い激痛に襲われてるが、はなそうとしない

相打ちのようだが、どちらのダメージが深刻なのか?

一度噛みついたら、獲物を仕留めるまで、身を焦がそうが逃しはしない

牙がさらに深く・・・肩の激痛に耐えながら、強引に振りぬいた

リムトラが、飛ばされ回転しながら、落ちるとゴゴゴと炎に包まれた


「まあ、なんとも、勇敢なお人だ あの夜、命を狙った判断は正しかったかもしれないな」

思い出したよ、あなたは、勇者リオンだったのですね 不敵に微笑むドラン

いつか、雌雄を決する時が、来るかもしれませんが、今は、心強い仲間

長い戦いで、生死の危機を乗り越え、切磋琢磨して、友情を深め、力を取り戻した・・・暁には、闇の王として君臨して、あなたと命を懸けて戦う・・・楽しみです

夢は見ますがが、100年は、蝙蝠なので・・・叶うことはないか・・・しょぼん


炎の剣で体を支えて立っていたが、片膝をつき、息を整えながら、次の相手を待っていたが・・

リムトラが、腕を震えながらも、勝負はついていないと必死で立ち上がる

「獣王は、試練に挑む姿を好むが、命を粗末にするものを嫌う」

アトバーレオンが、間に割って入り、リムトラに下がるように命じた


「むにゃむにゃ モンくん、任せたよ♡」

座ったら、すぐに睡魔に襲われ熟睡していためいな、夢ではモンくん、頼りにされているのか?

ドランの監視をしていたが、寝言とは知らずに、遂に指示が来たと怪しく聖剣が光る

【精霊さん、お任せください】首飾りからソードに変わった


「リオンさん、傷が回復するまで休んでいてください」

「すまないが、頼む すこし横になっているが危なくなったら、呼んでくれ」

大の字に倒れると、炎の剣が回復を促進させる

暖かく気持ちがいい・・・ユリさんがマッサージしてくれてるみたいだ

2人を送り出してから、ベットの上で、精神を炎の剣に集中させていたユリ

『紅のリング』に血が流れつき、攻撃魔法に集中していたが、異変を感じ取った

いやだ、リオン怪我してるじゃない・・・

慌てて、『イフリーナルの指輪』を使い治癒魔法を使用する

あなたの体は隅々まで理解しているわ、頭の中でリオンの体を再現して、トリガーポイントを刺激する

気持ちがいいでしょう?お願いだから、大人しくしていてよ

もしも、攻撃を再開したら、治癒魔法が中断さるの


アトバーレオンVSドランVSモンくん?

強敵にたてがみを逆立てるとガゥゥッと『威嚇』を繰り返す

「まずいですね、風魔法が使いにくい・・・うわぁぁ」

モンくんが、ドランを狙い飛んでいくが、威嚇の衝撃波に両耳を塞ぎ、座り込んだドラン

髪をかすめて、アトバーレオンに飛んでいくが、『念動力』目の前で止まり、身動きが出来ないモンくん

威嚇の衝撃波が止んだところで、ドランが両手に風魔法を凝縮させると力がみなぎってくる

「準備は整いました 覚悟はいいですか」マントを翻すと、姿が消え

【攻撃をかわすとは、小賢しい、あれ、どこに消えた?】

空中で身動きが出来ないモンくんを踏みつけて、飛び上がるとアトバーレオンに攻撃を命中させた

強力な一撃に吹き飛ぶと、動けるようになり踏みつけられたモンくんが、怒りの攻撃をドランに振り下ろす

当たりそうな寸前で、マントを翻して姿を消した

虚しく空を切り、勢いそのままに回転しながら、倒れるアトバーレオンに突き刺さった!見事な連携技だった

【おのれ、ドラ!巧みに聖剣を惑わすとは】

アトバーレオンの後方で、風を受けマントが揺れる、凝縮した風魔法を胸のあたりで手を合わせ

指を絡め、揉みこむ、掌から全身に風の力を送り込むと、目が赤く光り、両腕が吸血鬼の牙のようにアトバーレオンの両肩に突き刺さった

『死の接吻』「我が血となれ肉となれ、フハハハハ」

【吸血鬼め、本性を現したな】

苦しみながらも、突き刺さるモンくんを引き抜き、投げ捨てる

牙のように刺さるドランの腕を握り潰すかのように力をこめたが、ピクリともしない

「このままでは、敗北だ、獣王に使用が許されている」『幻獣化』

光に包まれ体が倍の大きさに膨れ上がる 全ての力が跳ね上がり

『死の接吻』はキャンセルされ、吹き飛ばされるドラン

ゴゴゴゴ 『幻獣アトバーレオンが姿を現した』


山が揺れるような大きな遠吠えに、『獣王アリムトラダ』が微笑む

それほどの相手が来たのか、幻獣化したアトバーレオンは、私と変わらない力の持ち主だ

リリアイが現れた時に、彼がいないと困る、戦いを冒涜する行為はしたくないんだが、深刻なダメージを受ける前に助けに入る

だが、それはありえない話だ、傷1つ、触れることも出来ない


危険な状況でも、よくわからない美学に酔いしれている傾向があり心配で仕方がない、

完全に回復するまで寝ていて頂戴、ユリの強い思いが、体を支配していた

リオンの助けは、期待できない、炎の剣が治癒効果と炎防御で守っていた

空腹が満たされた、めいなは熟睡中、もうしばらく目覚めないか・・・


ドランとモンくが、力を合わせて戦う必要があるのだが

【吸血狙いました 見ましたよ 感じましたよ 正体を隠していた吸血鬼め】

「いやー、これは、灰になりそうな予感がいたします」

「極限まで高まった念動力で、すぐに決着をつけてやる ガォォォオオオ」



はーい♡ 竜さんなのかな?少し違うな

あらあら、寂しいのかな?めいなを呼んでる声が聞こえますね♡

初めて聞く泣き声なんだろうなぁー?

急にむくっと起き上がる、キョロキョロ、どこにいるのかなぁー?

立派なたてがみにふわふわそうなお髭ですねー

あら、つぶらな瞳で可愛い、もふもふしてあげますからね

翼で卵を温めている、背中の肩に近い4枚の翼が、ピーンと伸びると、大きくはためかせる

強烈な風の動きが生まれ、ふわりと体が持ちあがり

「ライオンさん、ですかー♡」

可愛らしい声が響く、窮地に安心するこの声は

【精霊さ、吸血鬼、正体確認しました、倒しましょう】

「お嬢さん、お目覚めですね お飲み物でも準備いたしましょう」

アトバーレオンとの戦いを忘れている反応をしていた

怒りがこみあげてくる『幻獣化』を無視するだと、舐められたものだ

「ガォオオオオオ」『威嚇』をして注意を引く


寂しいのね♡ めいなが遂に動いた!大きく翼を動かすと、天空に物凄いスピードで消えていった キラーン

【精霊さん、置いていかないで、忘れないで」

バックの中身をかきだして、探し出したドラン

「どうぞ。お飲みに・・・・あれいない!」


「戦いは終わってないぞ、お前たちの相手はこちらだ だだだだぁ」ドン

飛んでいっためいなが、落ちてきて、幻獣アトバーレオンに当たるとまた飛んで消えていく、衝撃で気絶していた

・・・最高の見せ場だったのだが、口から舌を出し泡を吹いている


上空では、4枚の翼のコントールが上手くいかない、激しく上がり下がりを繰り返していた

目の前で止まろうとしたら、翼の力が強すぎて、空に飛び上がっていた

ヒューーーーン 難しい 止まらないな 少しずれましたね いいですね♡いい感じですよ

スピード調整がうまくいくようになった

「ライオンさん、いきますよ♡」


アトバーレオンが、倒された?まさか、ありえないしかも、一瞬で不可能だ

・・・どこからともなく声が近づいてくる

「ライオンさーーーーん♡」

え!私?上空から、呼んでいるのか見上げる空には、卵を抱く12枚の翼の少女、イフリーナルの予言の光景だった



陽を背に太陽のオーラを纏っているようで翼が神秘的で美しい

アトバーレオンが一瞬で黙らされた

七色の卵・・・リリアイが生まれ変る、奇跡を起こしたのは、この少女なのか?


驚く、獣王、約束が果たされる時が来たのか

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