フィムドーンは好きですか?
『雷の剣』の後遺症で体の固まる威力の限界を試しておいて良かった
リオンは、電力で筋肉が耐えられるギリギリを見極め、強烈な雷を翼を狙い撃ち込んだ
体と精神を痛みつける諸刃の剣か、自らのダメージを考えないことで渾身の一撃を生んだ
ドドドーン フィムドーンは、大ダメージを受け墜落したのだ
『固有スキル 痛苦の落雷を、取得しました』
痛みに耐え威力を増加することが出来ます 威力と引き換えにダメージを受けます
くぅぅぅぅぅっ、全身が固まり、動けない・・・見極めていなかった
無防備の時間が生まれ、時間が長く感じる 早く動け
油断していたとはいえ、想像を絶する威力、強靭な肉体にこれほどのダメージを与えるとは、怒りに震え
フィムドーンは、ターゲットを変更して、風魔法を唱えるた
命を狙い、技の欠点も見ていたのだ、逃してくれないか、顔を合わせ頷くと魔族3体も合体魔法を唱える
意識は、はっきりしているが、体の筋肉が固まり回復できていない、絶体絶命のピンチ
強力な風魔法と合体魔法が同時に向かってくる・・・ユリさん!
命の消え去る寸前に思い浮かぶのは、愛する人の姿だった
笑顔が好きだった、怒ると怖いけど心配してくれた、器用に何でもこなせるのに必要としてくれた、君の事、考えながら、逝くのなら本望か
同時に衝突して、姿形も残らないかもしれない 景色が真っ白に ドーン ドドーン 粉塵が飛び散った
風が吹き荒れ、断末魔をあげることなく一瞬で消え去ったのか・・
落ち着くと、目の疑う光景が、リオンの姿があったのだ、だが、無事なのか?
魔族が力を合わせ助けてくれたのだ、危険な存在と考え命を狙う相手、竜族との戦いで、リオンの一撃が無かったら、我々は消滅していただろう
命を救ってくれた恩を返したのだ、次は、助けないぞと3体は同時に首を刈る動作を見せると、フィムドーンに襲いかかった
『痛苦の落雷』のダメージで変化が起きていた、効果の薄かった魔族の攻撃が苦痛に変わったのだ
上級竜族、強靭な生命力には秘密があった、強度と回復力を持ち合わせていたのだ、魔力を回復に回して肉弾戦に攻撃を切り替わる
魔力を回復に回したことで痛みが消えたのか、魔族の攻撃を気にすることなく荒々しく突進を繰り返してきた
動きを止めようと合体魔法を打ち続けているが、協力になる反面、隙が生まれる1体が口に噛みつかれると、あっと言う間に残り2体は両手に握り潰されそうになっていた
ダメージは深刻だ、生き残ったほうを全力で相手するのか?
魔族は、助けてくれた、意志どおりに体は動かせない、やろうがやらないだろうが結果は同じ
なんとか腕は動かせても、しばらくは、体は自由は奪われたままだろう、それならこの身を削る一撃にかけるだけ、倒せば終わるのだがら
『痛苦の落雷』ぐぅぅぅぅ 腕が振り下ろせない・・・このまま、力尽きるのか
『雷の剣』何度も力を貸してくれてあるがとう、もう一撃だけ、力を貸してくれ
想いが届いたのか、雷の精霊が、気持ちに応えると僅かだが、腕が動くようになった
強力な落雷が、フィムドーンの背中に落ちると鱗が焦げ、崩れ落ちるように倒れると3体の魔物を落した
リオンも、倒れると筋肉が固くなり、拷問の時間か・・・激痛に襲われる
引き分けで決着したようにみえたが、魔力を回復に注いだフィムドーンが、起き上がる
リオンは、苦痛のあまり気を失い、魔族3体も、気絶していた
しばらく回復することに専念する事になりそうだが、結果的に勝利者は、フィムドーン
止めを刺しておかねば、後悔することになるだろう
稲妻を操るあの男は、将来、大きな障害になるまず先に片付けてよう、危険な力を身につけたことが悪いのだ
ドスンドスンと近づき、噛みつくと持ち上げ、牙が食い込む、さらに強力な風魔法を唱える
「強敵に巡りあえて、嬉しいがお別れだ フハハハ」
激闘が終結を迎えようとした、その地中の中に、竜の鱗が焦げた匂いが、流れ込んできて、満たされていた
笑顔で熟睡していためいなが、目を覚ます
精霊が早く行こうよと、背中に12枚の翼を再び、作り出した
お腹に近い翼4枚が、たまごをやさしく包む、バシリスクの走る背中から、飛ぶのは難しくないのか
翼が意志を持つかのように急加速で飛んでいく
女王の出発に、バシリスク達が、声援を送るかのように声をあげた
あまりの騒音にみなつは。耳を抑えていた
{なになに?どうかしました?」
『精霊チャーム』が発動しました
地面から12の翼を持つ少女が現れた
変幻自在の飛行能力に、魔力を奪い取るその力、封印されてるはずだ
驚きのあまり、噛んでいたリオンえお落した ドスン
恐る恐る問いかける「女神リリアイ、なのか?」
「ふふふ、違いますよぉ、精霊さんです♡」
「竜王の称号を持つ、あなたと争いたくない」
目を輝かせて、鼻をくんくんさせて、周りを歩いている
「いい香りしてますね♡ めいな、好きなの♡ ふふふ」
「お褒めにいただきまして、竜族フィムドーンです」
「違う!うそはいけませんよ、トカゲですよね?」
「よくご覧になってください、竜族に間違いありません」
「めいなの知っている、竜さんは、おめめが、つぶらで可愛いいの トカゲ」
鋭い瞳を大きく見開く、目が乾燥しそう・・・恐ろしさは理解してる我慢だ
「あら、可愛いですね、モノマネ上手なトカゲさんですね」
ぴょんぴょんと飛んできて、お腹をくすぐる
笑いを堪え、頭が下がる、頭をなでなで、つばらな瞳をながめている
「あら、可愛いいトカゲさんですね」
駄目だ・・・話が通じない、誇りを捨てて認めるか・・・
リリアイ様が、再び、竜王に名乗りをあげるのなら、それでもかまわない
「あら、リオン、こんなところで寝ていたら風邪ひきますよ」
「そ、その男は、危険です。ここで止めをささなければ・・・」
魔族に止めをさして吸収しようとモンくんが、ソードに変わる
聖剣?リリアイは、聖なる者に封印された、憎んでいるはず、何者だ?
「モンくん、ダメですよ」
【精霊さん、そんな殺生な・・・】
「あなたたは、何者なんですか?」
「精霊さんですよ♡」
「竜王には、興味お持ちでしょうか?」
「竜は、大好きです♡」
『めいなが、竜王の称号を得ることを宣言しました』
現竜王と、派閥争いが始まり、真の竜王を争い戦いが始まります
配下になりたいものが、戦いを助けてくれます
『フィムドーンが配下についました』
めいなを慕っています 勇敢に戦ってくれます
『吸血鬼ドランが配下につきました』
めいなにメロメロです モンくんに命狙われるかもしれません
ちょっと!竜王になりたいとは言ってない気がしますけど、いいのかこれで・・・
蝙蝠化したドランは、逃げ出して、付近で隠れていた
「え!仲間にしてくれるの あの子の首元に惚れてる」
なんだか、意味がちがうような気もするけど・・・
フィムドーンとドランに『精霊チャーム』の加護が発動して、弱った力が回復した
バシリスク達が、次々と地面から現れ、めいなを囲む
背中に乗ると横になり、笑顔で瞼を閉じて
「たまご、温めないといけないから、おやすみなさい」
12枚の翼で卵を包み、リオンの近くで、眠りについた
バシリスクは、3人をユリの楽園に運んでいった




