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みなつは好きですか?

幻獣リリアイの翼の中に顔を埋める夢は消えてしまったが、初めて見る卵に興味津々

なんの卵なんだろう?とりさんですか?もしかして、竜さんですかね?

顔を擦り付けて、愛情表現をあらわしていたが、温めないといけないかな?

ヒナがかえるじゃないかと、期待が膨らむ、手の中で温めみた

めいなの手より、大きくて冷えちゃうとこがあるね、風邪ひいちゃうかな?

【精霊さん、温度が一定で、もう少し温かい場所がいいんじゃないでしょうか?】

「モンくん!、確かにそうですね」

「がぁー」りっ子が、寄ってくる

「にゃー」ねっ子が、目と目をあわせて頷いた

りっ子、ねっ子が、手お伸ばしてきて、めいなの掌を包む

「全部、隠れましたね、温かいよ、いけるかな?」

【精霊さん、温かさが足りないと思います】

「そうだ、冷えた指を息で温めるね」

めいなが、はぁーと息を吹きかけると、2匹も息を吹きかける

思いの外大変な作業になる はぁはぁ 息切れした

「別の方法ないかな?」

悩み続けているが・・・誰か、忘れていませんか?


激しい攻撃の後、静寂が訪れ、再び激しい暴風が吹き荒れたが、完全に静まり返った

キャッキャッと楽しそうな声が聞こえてくる

「真っ暗で、何も見えない、めいな?」

瓦礫に埋もれて、天地の判断が付かなかったが、声の聞こえる方向に進もうと考えたが

『クロス バリア』を解除すると、崩れ生き埋めになる・・・

スペースがある分、今の方がましなのかもしれない

「めいな、無事なの?ここに埋まっている」

助けを叫ぶが返事が返ってこない、思い出してくれるの期待するしかないか

「はぁ」あまり期待できないような気がする


【精霊さん、助けを呼んでますよ】

「にゃぁ~!」

「がぁ~がぉ!」

「そうですね、分かりました♡」

会話が成り立っているようだ、洋服の中に入れると、膝を曲げ横になる

ねっ子が温めるように上に乗ると、りっ子がその上に、お互いの体温が温かく、うとりうとり、眠ってしまった

【精霊さん、助けてあげないと、聞こえていませんね】

モンくんは、決意した、お休みを邪魔してはいけない・・・起こしたら、怖いのです

聖なる魔法を唱える【瓦礫を吹き飛ばしますよ】

周辺がとてもあかるくなった・・・電灯?、違うんです


急に明るくなり ゴゴゴゴ 埋もれてもわかる異常な地響き、何だろう?

ゴゴゴゴゴ 振動が大きくなり、不安に襲われる まさか、都市の崩壊!

めいなは、大丈夫かしら、なんとかしないと ゴゴゴゴゴゴ

不気味な音と振動は、激しさを増していった




リオンは、畑に水巻をしていたが、汲んだ水をかけているではなく

『雷の剣』を使い、雨雲を呼び寄せ、雨を降らせる

日々の成果か、同時に複数個所に降らせられるようになっていた

「問題は、威力なのか?魔力は、少ないからな・・・」

「十分よ、近くの村人に分けられる恵みがある、感謝しましょう。ありがとう、リオンに雷の剣」

感謝の言葉に応えるかのように、強い電力が流れた

「痺れる・・・・いたたたたた」

「刀身を持っているから、つかを握って」

「確かにそうだな、しかし、今の威力は」

魔族との対決を考えると、ユリさんの炎は、分が悪いようだが、日々の鍛錬で乗り越えかけている

自分はどうだろう、雷が弱点のようだったが、倒せる感じはしなかった

まだ力を引き出せていないのではないか、装備に頼っていては身を亡ぼす

サソリで使った技、あの時の感覚を再現できるようにしておきたい



激闘を思い出すキングバシリスクの住処だった岩場で『雷の剣』の訓練を再開していた

バシリスクが生息しているので、怖がって人が少なく、水浴びも出来てきる湖もある

岩場を登り、ここなら大技使っても、大丈夫だな

場所が広く、簡単に上がってこれない、見下ろせても、周りから見られない

両手で『雷の剣』を握り、強い日差しに、あの時の感覚が思い出されてくる

天に掲げ、雷を落す・・・ジィジィジジジ 剣先に稲妻が集まる

まだいける、長く威力を溜めると同時に魔力総量を伸ばす

全身が痺れて、腕が固まる、タイミング逃したか、振り下ろせない・・・

これでは、自爆技になるな、拷問のようだ、大地に放電できる足の指を僅かでも、動けば

意識を保つんだ、体勢が崩れ、掲げた姿勢のまま、前に倒れることで振り下ろされる形になった

剣先の稲妻がパチパチ激しく音をたて、岩場に大きな穴を作り、直線状に稲妻が駆け抜けていった

実践では、使えないだろうが、やっておくことに意味はある

指すら動かせない、全身に痛みが襲う「うわぁぁぁ」

のたうち回っているうちにリオンは、知ってしまった・・・

なんてことだ、女の子の着替えている姿を覗ける、湖の少し離れた更衣室、天井が無く

開放感が売り何だろうが、岩場の上から覗ける位置、これは問題だ、しっかり確認しておかないと


リオンを監視していた魔族が動く

稲妻攻撃は、脅威だが、魔力を使い果たしたようだな、葬り去るには今しかない

3体の魔族が忍び寄ってきていたが、更衣室を覗いて、違う、不備が無いか確認していたが、周りに注意を払い、気配を素早く感じ取った

驚く、魔族、油断の隙をみせない力を待つ、手強い相手になる

「着替えが覗けるので、問題ありますね、一緒に改善策を話し合いましょう」

「それは、大問題だ、お前たちも」

「はい」

女子が着替えている、誘惑に負けるとは、愚かな人間だ

本能におもむくままに襲えば、簡単に欲望が満たされるはないか覗いて楽しむなど

まさか、人に化けているのに、気が付いていて、わざと、とぼけているのか?

隙を見せた瞬間、切りかかってくるかもしれない罠だったのか

勇者かもしれない相手だ、移動魔法も使う、下手に動けない



みなつは、脱出方法を考えていたが答えが出ない

瓦礫が頑丈なのが幸いか、振動で揺れてはいるものの崩れることはなかった

心配なのは、めいな、無事だろうか、魔物の鳴き声が音にまじっている

封印失敗に古代都市の崩壊、侵入できなかった魔物たちが入り込んできたか

ゴゴゴゴゴ 地鳴りは、バシリスク達の足音だった

女王であるめいなの悩む思念を危機に陥っていると感じ取り、大群で助けに来たのであった

途中で遭遇した古代の魔物を集団で襲い掛かり排除していく

めいなを見つけると、周りを囲い喜びに鳴く

微かに匂いの残る場所の瓦礫を器用に口にくわえ、みなつも、救い出した

手と手を握っていたことで、大切な人だと認識されていた

助け出してくれる魔物の姿に、驚きながらも、冷静に敵ではないと判断した

『クロス バリア』を解除すると、バシリスクが、体を甘噛みして、背中に乗せてくれた

目線の先には、熟睡するめいなの姿を確認して安心した

ゴゴゴゴ 地上に脱出するようだ、宝石の転送先も気になっていたが、行き先が古代都市だった場所、どこに移動するか分からないし、バシリスクの背中は、揺れ心地がよかった



バシリスクの移動に、竜族が動いていた

噂を耳にして真相を確かめようと『竜族フィムドーン』が姿を現した

魔族の領地を抜けるのは、本来許されないが、魔王イフリーナが倒された今、怖いものはない

だが、新しい魔王が誕生しているという噂と、竜王候補の資格を有していると、内心穏やかではない

将来の好敵手か?あるいは王座を争う敵なのか?見極めなければならない

リオンを狙っていた魔族が、竜族の姿を見るや、怒りに震えあがる

魔力が段違いに違う、力の差を感じていたが、見逃したら、笑いものにされるし、それ以上に誇りがある

3体の魔族は、本来の姿に戻り、攻撃を仕掛けたが、竜族は、強度が桁外れに高く、物理攻撃は、遅いが強力で、魔法を持ち合わせ、近寄ることすら許さない

強力な風魔法を使ってきた、飛んだ瞬間、撃ち落とされる

上空の戦いに異変を感じ取り、リオンが『雷の剣』から、強力な稲妻が放たれ、命中した


竜族フィムドーンVS魔族3体VSリオン 戦いの幕があがる

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