たまごは好きですか?
6枚の翼に3つの尻尾、第一形態、辛うじて自我を保っていられる
手足は2本ずつで爪は3枚、鋭く殺傷力も侮れない
高火力魔法も扱えるが、使っても奪われる可能性が高いと考え使えないか
『幻獣リリアイ』は知らなかったが、『精霊チャーム』は生命力を燃やし、命を削る力は、奪えなかった
必死に戦う意思を示すモンくんなのだが・・
【精霊さん、一定距離離れると魔法がキャンセルされます 離れすぎないで下さい】
ねっ子、りっ子はめいなをタッチするのは簡単たが、笑い声を聞きたくて、ギリギリの速度で追いかけていた
可愛らしい声で叫び、後ろを振り向いては転ぶ、モンくんの思念はしばらく届きそうにない
準備が整い、野生の本能のままに雄たけびをあげるとみなつに襲いかかった
6枚の翼が空中で予想できない動きを実現させる
急接近から、急上昇、上空注意か、シールドで防ごうとしたら、右に移動して急降下
みなつは、変芸自在の動きにあわせるのは不可能だと判断した
『クロスバリア』左腕を上に向け右腕を横に向けのシールドを重ね合わせ、十字を作る
全方向完全防御で、攻撃を受け続けながらチャンスを狙うが、早くて目で追えない時もあった
「あなた、守りだけでは、勝負がつかない攻めなさいよ」
『幻獣リリアイ』の体当たりでも、高火力を誇るのだが、まったくダメージが通らない
自分の力を疑い始めていた・・・
最終形態に移行するべきか、意識を完全に失われるが、火力は跳ね上がる
完全に自我を失うと取り戻すまでに長い時間がかかる
あれほどの強度だ、維持するには限界あるはずだ
時間がかかるが、恐怖に耐えきれず、攻撃に転じるかもしれない
体当たり攻撃を繰り返し罵倒を続けたが、
「別に何にも感じません」
みなつのバリアは、継続時間を延ばせるよに改善していた
この状態だと、攻撃する手段はないのだが、目が慣れてくるうちに、ある方法を思いつく
読まれないよに上空で変化はあるものの、単調な体当たり、方向が分かれば、あたる瞬間にバリアを少しずらして重ねる
衝突箇所が少しずれるだけ、小さな抵抗だったのだが、リリアイにダメージが積み重ねていた
最初は気が付かなかったが、貯まり溜まって姿を現す、突然、激痛が襲う
なんなのバリア内に隠れているだけなのに、私がダメージを受けてるなんて、カウンター?ダメージ反射?
守っているだけには思えない、攻撃してきている?魔力を感じないから全くわからない厄介だ
根競べしていたらやられるのは私が先か、最終形態で全てを破壊してあげる・・・後悔しなさい
魔法陣が浮かびあがり、球体に全体がつつまれ、頭から、見えてくる
鋭かった眼光がまんまるく、6枚の翼が12枚に体の大きさがが2倍になり、最終形態に変化した
12枚の羽根から繰り出される突風に押し付けられ、みなつは、身動きが取れない
【精霊さん、注意してください 強風に襲われます】
忠告の途中で、強風に襲われ、軽々と宙に吸い込まれるかのように飛ばされる
変芸自在な翼の動きで、複雑な気流に、ジェットコースターに乗ってるかのような緩急もあり、ぐるぐる回り、上下にも、振り回される
めいなを守ろうとりっ子は、飛んでいくと笑顔だった
「突風が重くて、腕がだるいわ」
「きゃぁはははは」黄色い笑い声が聞こえてくる
「めいなは、笑ってる・・・このままじゃ、持たないかも」
集中しよう、腕を十字をキープしながら、仰向けに寝転がり、楽な姿勢で意識を高める
建物が崩れるような鈍い音に、固いものが、壁に当たる激しい衝撃音
しばらく続くと止み、古代都市は半壊していた
飛び回っていた瓦礫とめいなと2匹が、降り落ちるドドドン
みなつは、瓦礫の下敷きとなり、めいなは、目を回して倒れていた PT全滅したのか・・・
ドームの建物は封印に使われいるだけあって頑丈に出来ていた
そのうえで最終形態リリアイは、鳴いていた 勝利の雄たけびをあげるように甲高い声が響き渡る
「ふふふ、楽しかった とりさんがよんでるな♡」
ぴょんと、飛び上がり起きたが、三半規管が揺れた影響か、ズルリと滑る
「モンくん、重いですよ」
【精霊さん、ごめんなさい】首飾りに変化した
再び立ち上がるが、足元がふらふら、倒れないようにりっ子が背中から支える
どこから聞こえてるんだろう?鳴き声をキョロキョロと探す
「とりさんは、どこですか?はぁわわわ つぶらな瞳で可愛いね♡」
あらら、私好みの瞳に、翼の中に入ったら気持ちいいだろうな
ぴょんぴょんと跳ねて、向かっていくが、暴風が吹き荒れ、飛ばされ戻ってきた
回転していたが、地面に綺麗に着地する、いいものを発見した
「あれ、いいね♡」
頭に人差し指を当て、なにやら考えてるようだ
首を傾ける、ちょっと違うかな?こうなるんかな?
ギャァァ 最終形態リリアイは、生存者を目にして、怒り狂う
ドームの建物の上から、全ての翼を広げ、手前の方から徐々に激しく12枚の翼を羽ばたかせる
ゴゴゴと音が吹き荒れ、崩れた瓦礫を巻き込みあげ威力が増し、風のすぐ後に激突していき、建物が砕け散っていった
おさまる形跡がないのだ、生存者の止めを刺しにかかるように激しく破壊を続けた
「う~ん、こうなのかな♡」暴風の中、考えている
めいなが飛ばされないように、モンくんは巨大なソード化して、錨のように、重りとなり、りっ子は背中を押し、ねっ子は足を支える
『精霊チャーム』が、発動すると、めいなの背中に精霊が集まっていくと、何が始まるのか?翼の形を作り、12枚の翼を再現させた
「ふふふ 行くよ♡」
翼が大きく広がり、ぐにゃりと曲がる、多くてうまく扱えないようだ
奥の1枚翼をピーンと伸ばすと、順番どおりに伸ばしていき、全てが広がった
初めはゆっくり、風を掴むように力強く、ふわりと足が浮いた
方向を定めると突風の中を進んでいくが、飛行が安定しない、目標から左に曲がっていった
大きく円を描き戻ってきてたが、右に曲がっていく、大回りしながら、確実に目標に方向が合ってきた
方向間違いなし、もう直ぐ手が届くが、早すぎるリリアイに突き込むよ
期待に胸を膨らませ、手を少しでも近づけようと指を伸ばす
円らな瞳、可愛いな、早く来てって鳴いているね、もう直ぐ行くからね♡
ふんわりもふもふに顔をうずめるたいの、指先が触れると・・・
『不条理のオーラ』が発動していた、不条理な力を打ち破る奇跡の能力、最終形態になったことで、最大の威力を発揮する
リリアイに接近するにつれて、火力が上がり、もふもふと顔をうずめたい希望は夢と消える
最終形態リリアイは、触れた瞬間に消し飛び・・・消滅していった
なにが起きたのか分からないまま・・・封印から目覚め、イフリーナルの呪いでもかかっていたのか、終わりを告げられた
「いやーぁ だぁー」落ち込むめいなだったが
どこからともなく、6つの光がキラキラと凝縮していくと、輝く物体に姿を変え
主はあなたですと、めいなの手のひらに卵が落ちてきた、笑顔に変わる
指で触れ、やさしく包みこむと、頬にスリスリ、温かいく強い生命力を感じる
激戦の終了を告げるアナウンスが流れる
『女神リリアイを倒しました』神秘の力を秘めた、たまごが誕生しました
『幻獣リリアイの卵を手に入れました』 あなたを親だと慕います
『魔王の権利を取得しました』魔王を名乗ることが出来るようになりました
現在、魔王が存在していません
『竜王の権利を獲得しました』竜王を名乗ることが出来るようになりました
竜王が存在していますので派閥争いが始まります




