サソリは好きですか?
砂漠は消え去り、緑あふれる楽園に
甘い香りに誘われて、ハチや蝶々が活発に働いてる
見事なお花畑に変わった成果を眺めてるデーモンソード
モンくんは、岩場に置き去りにされていた
必死にめいなの頭の中に話しかけてるが反応がない
【精霊さん、あなたが必要だと呼べば戻れます】
ねぃ子(猫)、りっ子(竜)が、近くにいたが、悲しいかな連れて帰ってくれなかった
【マスターを守る仲間ですよ。お願いします。置いていかないで・・】
灼熱から、心地よい風にかわったが、モンくんは冷たく感じた
【忘れないで下さい・・・私は、必要ですよ】
リオンから指輪をプレゼントされて、ご機嫌なユリ
紅の魔女と恐れられる・・・私にはわかる
魔王イフリーナル倒したんだ・・・
天使から魔王に堕ちたが、神の知識と魔法を使えるという
禁断の火の秘密、炎を得意とする私からしたら、喉から手が出るくらいほしかったのよね。
大勢の仲間とリオンに『雷の剣』あったとしても、倒すのは不可能
神の加護に守られていても、イフリーナルの火は、防ぐことが出来ない
私の知る火とは根本的に違う禁じられた秘密か・・
めいなちゃんだよね・・・あの子の使う召喚も根本的違う
私の生み出した召喚獣は、魔力が届かない位置では動けないし感情もない
めいなちゃんの召喚は、心が宿っているんだよね
しかも、魔力が動力では無い、精霊て話も、嘘とは思えないよ
あの最強魔王イフリーナルも倒しちゃうんだ
モンくん(悪魔剣)、持ってるし、その気になれば、世界征服しちゃうんじゃ
可愛いめいなちゃん、いなくなる事、考えたく無いよ
指に付けたら契約完了で外せなくなる
リオンに着けてる姿、見せたいけど、めいなちゃんに装備していいか、確認しておかないと
「サソリの口なんだよね♡」て、出かけていったし、戻るの待とう
めいなは、りっ子(竜)に乗って、砂漠をさがしている
バシリスクの巣の上空を現在、飛んでいた
モンくん(悪魔剣)は、忘れられて・・・一晩、崖の上で過ごした
マスターの柔らかい胸に抱かれで眠りたかった、
底知れない波動感じながら・・守られるような安心感
この気配!【マスター、こちらにいます】
思念を送ったが、上空を通り過ぎていった・・・探しに来たんではなかった
【精霊さん、寂しいんです。忘れないで下さい】
「う~ん、なんか聞こえる気がしたけど、気のせいだよね ふふ】
探すこと300分、広大に広がる砂漠を見つけた。
太陽の光の照り返しか、砂が溜めこむ熱量か、温度が違った
過酷な環境に『不条理のオーラ』が発動する
オーラに包まれ暑さを感じない ダメージ攻撃耐久発動
「りっ子、ここでいいよ、行ってくるね♡」
砂漠に上空から、飛び込んだ ヒューゥ ズボ
衝撃が和らぐとは、水面では無い、大丈夫なのか?
泳いでいた!平泳ぎだ、砂ですよ!
キョロキョロ 可愛いものは見逃さない
顔だけ出して周りを見渡す 小さな岩場の日陰にスナネコ発見
飛びついたが、逃げられた「可愛いかったのに、素早いな」
同化しているがトカゲがいる開く目が可愛い
見つからないように砂の中をゆっくり泳ぐ、バレバレだった
逃げていく後姿しかみれない・・・バタバタ砂を叩いていたら
地上に獲物の気配を察知したか、『サンダーワームデビル』が姿を現した
砂地獄を使い獲物を捕獲する 強烈な電気を発して仕留める
この地帯の砂漠の主ともいえる巨大ミミズ
砂漠に波紋が広がり大きな砂地獄が、作り出され、めいなを吸い込む
ゆっくり中心に向かっていたが、ある地点から勢いが増す
砂は危険だ、渦になったらもう逃げることは難しい、砂に埋もれて体の自由がきかなくなる
この危機を乗り切るのは、りっ子に空中に引けあげてもらうしかないかもしれない
のはずなんだが、めいなは、楽しそうに泳いでいた・・・
1分・・・10分、砂地獄の中心に獲物がかかることは無かった
『サンダーワームデビル』が怒り、体を5メートル飛び出し、ジリジリ範囲電気攻撃
だったのだが、『精霊チャーム』の発動した
電力がめいなに奪い取られた、こうなると巨大なミミズ、強力な攻撃を失った
泳ぐことに飽きたのか、歩き出すめいなの体に体当たりするが、オーラの発動でダメージ0
数十回と物理攻撃を繰り返したが、気付かれることなく、諦めて去っていった。
。
めいなの口はサソリなのだ!興味が惹かれるは可愛い存在だけ、他には興味が薄かった
可愛いと近づくと逃げられ、サソリも見当たらない
「いないね、りっ子一緒に探してね♡」
「がぁー」
りっ子が上空を飛び、探し回る、めいなは砂でお城を作り出した
サラサラな砂では、細かい加工どころか、山にも成りにくい
手に握っては、少し砂をこぼす、リッ子に捜索丸投げだった
マスターが通り過ぎて・・・いまだ思念送るが反応が無い
一人は寂しい、心の底から探してほしいと願うモンくんだった
【精霊さん、聞こえますか?応答お願いします】
起きてるめいなの頭の中に呼び掛けても、多分・・反応が無いと思います
めげずに頑張るんだ
りっ子は優秀だった、巨大サソリを見つけ出したのだ
遠吠えで合図を送る「がぁああああああぉ」
「見つけたのね、いまいくよ♡」
ねっ子(猫)を召喚して、砂漠を横断する「にゃぁー」
走る動物をみると逃げていると思い追いかける捕食者達
何度か飛びついてきたが、物凄いスピード、ねっ子に追いつけない
ヒューン 遂にサソリの集団の住処に辿り着いた
めいなの目の色が変わり、『手刀』が振り回される
ゆっくり両手を動かして、ぐるぐる狙ってるようには思えないのだが当たる
当たると一発で気絶していく ペシ ペシ ペシ
素早い移動で、姿を捉えられることなく、ねっ子のネコパンチが乱れ飛ぶ
地上に向かって急降下で、ドン 上空からりっ子が牙をむく
巨大サソリは一瞬で全滅した
りっ子(竜)が巨大化すると、ねっ子がサソリを背中に積んでいく
その日、巨大な影が現れたと村々で噂になった
農園で手入れをしているユリ、巨大な影に覆われる
こんな事、出来るのはめいなちゃんだ
「ユリちゃん、サソリ料理して♡」
あ、サソリの口なんだって、そういう事か、お願いしてきて可愛い
「この指輪なんだけど?」
「ユリちゃんに似合ううよ。着けて♡」
「装備したら外れなくなるみたいだけど貰っていいの?」
「ふふ いいですよ」
「魔王イフリーナルあったの?」
「なんかね、友達になりたいて、でも、めいなのこと好きて答えてくれないからさよならした ふふ」
ええええええ
二日目の夜、
思念が届かないと戻れない、岩場に転がる首輪のモンくん
精霊さんの温かい胸で眠りたい・・・願望が新たな技を生み出した
魔力を絞り出して、眠るめいなの胸の上に還ることができた




