空歴~空歴424年
■朝霧美海■
■空歴――年
■朝霧芽衣が拾った子であり、組み立ての術式を扱う。朝霧芽衣の全てを教わり、三番目の刃物を所持することとなった、二代目の朝霧。紙吹雪ではなく、解体時には波紋のように空気が震える。
■リウラクタ・エミリオン■
■空歴381年
■魔術の特性を持ちながらも、あらゆる攻撃術式を禁じられた魔術師。作り手として生き、一振りの刀を完成させた。短いとも思えた旅の中で、多くの物事に触れた先、やり残しはなかったと言えよう。鷺城鷺花を師として仰ぐが、魔術そのものの教えは受けていない。
■ミヤコ・楠木■
■空歴381年
■楠木流抜刀術を身に着けた女。楠木が一刀、村時雨を持つ。リウラクタと旅をしていたが、進む先が違うと悟った時、お互いに振り返らず背を向けて歩き続けた。最終的には雨天暁ことレーグネンに教わる。
■旦那、ジェイ・リエール。娘、イザミ・楠木。息子、リンドウ・リエール。
■妖魔の血が流れているため、加齢における外見の変化が一切なかった。しかし、人の尺度でしか生きられず、寿命もまた、人と同じであった。
■メイ■
■空歴381年
■かつてリウラクタに助けられた黒猫。自由が与えられているが、使い魔のようなもの。術式も使える。
■ジェイ・リエール■
■空歴386年
■ジェイと呼ばれる魔術師を追い求める男。影複具現魔術を得意とした魔術師であり、ウェパード王国の片隅に隠れるよう住んでいた。
■妻、ミヤコ・楠木。娘、イザミ・楠木。息子、リンドウ・リエール。
■エンデ・ヌル■
■空歴386年
■騙り屋と呼ばれる、対価に等価の情報を口にする存在。刹那小夜と一緒に生活をしてたため、時間の流れが遅い状況を長く続けていた。浮遊大陸を落とす切っ掛けになる。
■ワイズ・ウェパード■
■空歴386年
■ウェパード王国の王。かつて軍政権時代、王位継承権を所持していたため、両足の健を切られて幽閉されていた。同じく継承権を持つ姉に対する人質。しかし、雨天暁の存在から革命が起き、王となる。
■妻、ノンノ・リエール。息子、リクイス・ウェパード。姉、エイレリク・ウェパード。
空歴417年
■イザミ・楠木■
■空歴417年
■リウラクタの名を冠した刀を佩いた楠木の武術家。幼少期から能動的な性格で、何事にも首を突っ込むが、それを弟に制止されることも多く、ある意味で弟に頭が上がらない。空歴において浮遊大陸に足を踏み入れることもできた。
■旦那、コウノ・朝霧。娘、コノミ・タマモ。弟、リンドウ・リエール。
■リンドウ・リエール■
■空歴417年
■魔術師然とした、ジェイの名を継ごうとする魔術師。各地を旅してジェイの痕跡を集めつつ、自己の研究を中心にして、魔術師で在ることを律した。加齢と共に術式の精度を上げた。
■父、ジェイ・リエール。母、ミヤコ・楠木。妻、クズハ。息子、カイドウ・リエール。姉、イザミ・楠木。
■湯浅あか■
■空歴417年
■湯浅機関と呼ばれる研究機関に所属していた。主な内容は時空歪曲、時間跳躍になる。そして彼自身が時間を跳躍し、2045年から転移した。
■人として間違っていることを自覚し、それを直す気がない。また、研究職でありながら軍訓練校にゲストとして顔を出していた経歴もあり、それなりに戦場経験もあった。アイギス・リュイシカは上官に当たる。
■どうでもいい、そうやって何もかもをすぐに諦める。そこに自分の命すら入っているあたりが、間違っている部分の核心かもしれない。
■深井正晴■
■空歴417年
■エンジシニで過ごしていた、文字式を扱う魔術師。いつも後悔ばかりの人生だったと振り返る。ずっと後手を踏んでしまい、こんなことならと空を仰ぐ。湯浅あかに翻弄された一人。
■伏見こゆき■
■空歴417年
■エンジシニの責任者。湯浅あかとは面識がないものの、縁はあったが、翻弄された。責任の二文字を背負ったが故に、最後はその重みに潰されるかたちとなる。エンジシニ崩壊後、下界にて、ファルイデラ・ケーニッヒと結婚した。
■レイディナ・ブリザディア■
■空歴417年
■湯浅機関から引き継ぎ、転移システムを完成させたブリザディアの娘。エンジシニに転移してきたからも、自分なりに研究は続けていたが、湯浅あかに翻弄された。かつて、湯浅あかの経歴に興味を持ち、一時期ではあるが軍訓練校に顔を出していたこともある。
■最後の最期まで湯浅あかと行動を共にし、戦死した。
■小里古宮■
■空歴417年
■エンジシニ生まれ。湯浅あかに翻弄され、何もできなかった。
■コウノ・朝霧■
■空歴424年
■朝霧の末裔、三番目を所持する。イウェリア王国でのんびり、だらだらしていたら、イザミ・楠木の登場によって呑気な生活が終わってしまう。朝霧として知識も受け継ぎ、頭の回転もそれなりに早いが、基本的には呑気な生活を好む。
■妻、イザミ・楠木。娘、コノミ・タマモ。
■結果的に最後の朝霧となる。次代への継承はなく、ただ、三番目の刃物だけが残された。
■オレグ・ティーアル■
■空歴424年
■ティーアル騎士学校の校長にして、王騎士の一人。それなりに仕事が忙しい。
■リーレ・イウェリア■
■空歴424年
■イウェリアの皇女だが、ティーアル騎士学校に所属して、あくまでも一般人の扱い。ただし実情としては、不穏分子をおびき出す餌として、自ら王城を出ている。
■妹、オリナ・イウェリア。
■オリナ・イウェリア■
■空歴424年
■イウェリアの皇女にして、執政を行っている糸使い。姉との役割分担は納得済み。
■姉、リーレ・イウェリア。
■ラノ・イーガー■
■空歴424年
■コウノ・朝霧の保護者だが、あまり目立った保護はしていない。ティーアル騎士学校の教員。
■エイレリク・ウェパード■
■空歴424年
■ウェパード王国を離れ、各地を旅した先にて、海を渡ることに成功し、イウェリア王国でその生涯を終える。彼女にとっては不満のない人生であった。
■弟、ワイズ・ウェパード。
■キツネビ■
■空歴424年
■キツネと呼ばれる体術を継承する女。リンドウと行動を共にしていた時期がある。キャラを多少作っているが、慌てるとすぐ素が出る。
■クズハ■
■空歴424年
■猫族の娘であり、珍しい赤色の毛を持つ。
■旦那、リンドウ・リエール。息子、カイドウ・リエール。