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登場人物一覧・魔術用語  作者: 雨天紅雨
■年代別■
5/18

2041年~2042年


■アクア■

■2041年

自動人形(オートマタ)の長女。基礎素材としてアクアマリンが使われている。屋敷の管理を任されており、魔術特性は形型(クリート)で、場を区切ることを得意とする。エミリオンの屋敷にて侍女をしている。




■ガーネ■

■2041年

自動人形(オートマタ)の次女。基礎素材としてガーネットが使われている。エミリオンの屋敷で侍女をしており、主に調理場に立つ。また、エミリオンの一番弟子であり、刃物の創造に傾倒している。




■シディ■

■2041年

自動人形(オートマタ)の三女。基礎素材としてオブシディアンが使われている。エミリオンの屋敷で侍女をしており、主に庭の手入れなどをしている。魔術に関して興味が強く、好奇心が旺盛。偽装具現(フェイク)の特性を持つ。




(たちばな)(なな)

■2041年

■橘家の次女であり、暗殺家業は行っていないものの、有している技術は姉に匹敵するレベル。ただし、それを実際に目にするほど、戦闘行為をしてはいない。

中原(なかはら)陽炎(かげろう)との間に、娘の橘(よん)がいる。

■喫茶SnowLightでアルバイトをしている期間が長かったものの、未だにディスクの再生作業などはやならない。




鷺ノ宮(さぎのみや)散花(さんか)

■2041年

■鷺ノ宮事件の中心人物にして、事件発生時点で命を失った人物。すべてを妹のこれからに託して命を落とした。鈴ノ宮(すずのみや)清音(きよね)とは幼少期から付き合いがあり、親しい相手。この結末についての後処理も、ある程度は任せてあった。




神鳳(かみとり)雪人(ゆきと)

■2041年

■鷺ノ宮事件にて、全てを飲み込んで時間を渡った。神鳳流柔術の使い手にして、空間移動を可能とする魔法師。おおよそ十年後に再び現実へと戻る。その先、世界崩壊時には、己の存在のいびつさを自覚していたが故に、風龍エイクネスとなるため、己を柱とした。




■エルムレス・エリュシオン■

■2041年

■日本名は椿(つばき)縷屡(るる)。白色の服を好み、白白しいほどの白色と呼ばれることもある。魔術師としての影響力は協会、教皇庁にもおよび、その特性は魔術(ルール)と呼ばれる。普段は屋敷で生活をしている。

■妻、陽ノ宮(ようのみや)ひなた。

■世界崩壊時には相当な活躍をした人物だが、それを知る者は少ない。盤面を眺められる三人のうち、一人。残り二人は魔法師であるため、崩壊時には彼しか残らなかった。肉体時間の停滞(オーディナリィループ)を持ち、似た人物を屋敷に集めている。




小波(さざなみ)翔花(しょうか)

■2041年

■鷺ノ宮家の次女。鷺ノ宮事件当時、唯一生き残った一人。生まれつき、可能性を正確に導き出す技術を有していた。それは未来予知などではなく、先を見通すための単なる技術である。

■旦那、雨天(うてん)(あかつき)。息子、雨天紫花(しか)。娘、鷺城(さぎしろ)鷺花(さぎか)




久我山(くがやま)桔梗(ききょう)

■2041年

■久我山家の長男であるが、久我山流糸術(しじゅつ)は継承していない。自分が壊れかけであることを自覚していたがゆえに、解決策として原初の書(ツァイヒング)を探していたが、間に合わなかった。ただただ世界の記録を己の中に刻み続けるだけの魔法師、永続情報収集器官ラッシュトゥ・ラッシュと呼ばれる。

■妹、久我山紫月(しづき)




中原(なかはら)陽炎(かげろう)

■2041年

■中原流薙刀術の継承者だが、実家を出て暮らすようになってから、基本的に薙刀は持たないようにしていた。何故ならば、薙刀だけでは何も通用しない現実を見たからだ。狩人の知り合いも多く、多少の影響を受けた。

■妻、(たちばな)(なな)。娘、橘(よん)




久我山(くがやま)紫月(しづき)

■2041年

■久我山流糸術(しじゅつ)の継承者。幼少期から各地を出歩いていたため、独特の方便が混じった言葉を使う。武術家としてはかなりの実力者であり、学生時代からもう雨天(うてん)の師事を受けていた。朧月(おぼろづき)咲真(さくま)の侍女をしていたことも。久我山の旅館の女将。

■旦那、梅沢(うめざわ)和幸(かずゆき)。娘、梅沢なごみ。息子、久我山(ちがや)




夜笠(やがさ)夜重(やえ)

■2041年

■封印指定区域で生きていた女。いつ名を貰ったのかも覚えがない。また、刹那(せつな)小夜(さよ)の左足を喰った人物でもある。通称は対解(タイカイ)とも呼ばれ、対術式の解体術式を使う。エミリオンの試作品ナイフを二つ所持しており、太ももに隠している。やや大きめのナイフであり、都鳥の小太刀二刀と手合わせをしたことも。遠々路(とおえんじ)紗枝(さえ)の相棒として鈴ノ宮に所属する。




女王陛下の御心(ビショップビハインド)

■2041年

■通称はハインド、ランクS狩人。ジニーとは昔からの知り合い。幻想種(ファンタズマ)である親指のフォトに仕えている。湯浅(ゆあさ)あかの養父。




如月(きさらぎ)夢撓(むじな)

■2041年

■過去と現在の狭間に幽閉され、相手の望むものを対価と共に与える商売をしていた。世界崩壊時、現在と未来の狭間にいた妻と逢うことができた。

■父、如月槻寝(つきね)。母、如月美登里(みどり)。妻、如月(よう)。娘、如月寝狐(ねこ)




梅沢(うめざわ)和幸(かずゆき)

■2041年

■刑事を目指し、警部補にまでなった一般人。自宅にあるステレオ設備は、かつて名無しの少女が所持していたものを、箕鶴来(みつるぎ)狼牙(ろうが)を経由して貰ったものだが、本人はそのことを知らない。

■妻、久我山(くがやま)紫月(しづき)。息子、久我山(ちがや)。娘、梅沢なごみ。




凪ノ宮(なぎのみや)風華(ふうか)

■2041年

■風の魔術師であることから、北風の末裔(ノースウインド)と呼ばれることも。友人であった久我山(くがやま)桔梗(ききょう)を亡くしてから、エミリオンの屋敷で過ごす。

■旦那、ジェイ・アーク・キースレイ。娘、マリーリア・凪ノ宮・キースレイ。




蒼凰(そうおう)氷鷲(ひょうじゅ)

■2041年

■野雨の警部。ベルとの付き合いもある。

■妻、鷹丘(たかおか)(せんり)。養子、鷹丘少止(あゆむ)。養女、雨音(あまね)火丁(あかり)。弟、蒼凰蓮華(れんか)




■フォルセット・リンナル・フォト■

■2041年

■夜の王、その親指から生まれた幻想種(ファンタズマ)。金色の従属に分類され、高い再生能力を持つ女。人間を見下す傾向にある。通称は親指のフォト。




■アルフレッド・アルレール・アルギス■

■2041年

■夜の王、その薬指から生まれた幻想種(ファンタズマ)。金色の従属に分類され、高い再生能力を持つ男。刹那(せつな)小夜(さよ)に血をわけた。人の世に紛れて生きている。




数知(かずち)一二三(ひふみ)

■2041年

■橘の分家の一つ。現在と過去の狭間に取り込まれてしまったが、鷺ノ宮(さぎのみや)事件に際して現実に戻ることができた。生粋の陰陽師(おんみょうじ)であり、符術を得意としている。

■妻、朧月(おぼろづき)咲真(さくま)。娘、朧月無花果(いちじく)




涙眼(るいがん)

■2041年

■天魔百眼(ひゃくがん)一眼(ひとつめ)雨天(うてん)(あかつき)の天魔。名前の通り、いつも水気が多く、すぐ泣く。




怯娘(きょうこ)

■2041年

■天魔鏡娘(きょうこ)の写し身であり、都鳥(りょう)の天魔。おどおどしてる。




吹雪(ふぶき)(かい)

■2041年

■診療所を経営する医師。学生の頃から刹那(せつな)小夜(さよ)花ノ宮(はなのみや)紫陽花(あじさい)とは知り合い。二人の間を仲介していると思いきや、実は何もしていない。

■母、吹雪ふゆき。妹、吹雪(えつ)




花ノ宮(はなのみや)紫陽花(あじさい)

■2041年

朝露の花(ウィルフラウ)の名を持つ狩人。マーデの後継者だが、徹底して受動的。暇さえあれば寝ているような人物。刹那(せつな)小夜(さよ)とは犬猿の仲。伸縮志向魔術(フォーシス)を扱う。肉体時間の停滞(オーディナリィループ)を持つため、長生き。

■兄、花ノ宮鈴蘭(すずらん)




刹那(せつな)小夜(さよ)

■2041年

■封印指定区域でベルに拾われた。狩人名は瞬刹(シュンセツ)空間転移魔術(ステップ)を扱う、ベルの後継者。薬指のアルレールに血をわけられたため、ほとんど吸血種として生きている。金色の従属であるため、再生能力が高いだけで、身体能力は人間に準拠している。

花ノ宮(はなのみや)紫陽花(あじさい)とは犬猿の仲。お互いが傍にいると既視感に襲われ続けるため、それが原因だとされているが、世界崩壊後になくなったのに、やっぱり仲は悪かったが、じゃれあっていただけかもしれない。




白輪の大花(パストラルイノセンス)

■2041年

■通称はラル。本名は帯白(おびしろ)結衣(ゆい)。現場百回、なんて昔ながらの調査方法を行う狩人で、それなりに広範囲の依頼を引き受ける。元は錠戒(じょうかい)と呼ばれる教皇庁魔術省の組織に属していたが、鷺ノ宮事件の際に抜けた。

■旦那、イヅナ。養女、(まどか)つみれ。

■嘘が吐けなくなる、という術式の領域を広げることが可能。あちこちに顔を出すが、いいように使われている感じが否めない。




陽ノ宮(ようのみや)ひなた■

■2041年

■陽ノ宮の生き残りであり、肉体時間の停滞(オーディナリィループ)を持つ女。あまり口を開かず、ぼうっとしているように見えることが多い。

■旦那、エルムレス・エリュシオン。




■アイギス・リュイシカ■

■2042年

■軍属時代、刹那(せつな)小夜(さよ)の同僚として、彼女の騒動に巻き込まれた、最初のエグゼエミリオン三番目の所持者。元傭兵だけあって生存技術が高く、戦闘よりも戦場を得意とする。

■その人生の終わりは、朝霧芽衣に刃物ごと存在を喰われることとなってしまった。油断一つ、運が悪いだけで死ぬ戦場で生き残った彼女にしては、後悔の終わりだった。その現実に、言い訳ができなかったことを、彼女が誰よりも知っている。ゆえにそれこそ、彼女の生き方であった。




■ケイオス・フラックリン■

■2042年

■軍属にして(ランス)に所属している。刹那(せつな)小夜(さよ)の同僚で、鷺城(さぎしろ)鷺花(さぎか)の訓練を受けた。魔術特性は停止(スライド)。基本的には軍人気質。狂狼(きょうろう)を探していたのは、エルムから命令を受けたから。

■最終階級は少将。狩人ではないにせよ、第二のジニーと呼ばれるくらいには、米国にも貢献し、名が通っていた。本人はそんなこと、一切気にしていない。




■ジェイル・キーア■

■2042年

刹那(せつな)小夜(さよ)の同僚で、元海賊の狙撃手。海兵隊から海軍学校に入り、見えざる干渉(インヴィジブルハンド)に拾われる。組織解体後は、日本の鈴ノ宮(すずのみや)へ。

■海が好きで、潜水艦を好む。海王竜(リヴァイアサン)に遭遇しかけたことも。




■コニー・デイヴィス■

■2042年

JAKS(ジークス)の上官になってしまった哀れな少尉。同情だけはよくされ、よく振り回された。軍部から組織への引き抜きができる人物を探す役目もあった。




■メイファル・イーク・リスコットン■

■2042年

(ランス)に所属の狙撃手。対物狙撃(アンチマテリアル)を得意とし、記録も持つが、公式戦で行ったわけではなく、実戦の記録。軍人というより傭兵に近い立ち位置で、ほとんどは予備役(よびえき)。加齢と共に現場へ行く数も減ったが、腕前は健在。

■旦那、前崎(まえざき)(かんなぎ)。長男、前崎あけび。次男、前崎鬼灯(ほおずき)。養女、鈴白(すずしろ)あやめ。

■三二〇七ヤード、装甲戦車撃破、ワンヒットキル十一秒五連続射撃。




■レリラ■

■2042年

■野雨の封印指定区域、蒼の草原で刹那(せつな)小夜(さよ)に一時期育てられ、傭兵団である棺桶屋に所属する男。




■リレラ■

■2042年

■野雨の封印指定区域、蒼の草原で刹那(せつな)小夜(さよ)に一時期育てられ、傭兵団である棺桶屋に所属する女。傭兵団解体時に死亡している。




■シャフェ・ラレ・フェグント■

■2042年

■傭兵団、棺桶屋の団長の女。仕事として封印指定区域、蒼の草原を調査する途中、刹那(せつな)小夜(さよ)に出逢い殺されかかるが、レリラとリレラを押し付けられ、脅される。ただ結果として、良い団長となって部隊をまとめた。




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