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登場人物一覧・魔術用語  作者: 雨天紅雨
■年代別■
3/18

2036年~2038年


嘲し殺する意志マーデラスインテンション

■2036年

■本来の名前は(おうぎ)穿那(せな)、扇を扱う武術家の所属だが、狩人になってからは一度も使ったことがない。最終的にはランクSS狩人になる。

■過去を担う魔法師、運命と蔑まれる確定ダイアリング・フィルム。確定された過去であるがゆえに、彼女は現実では虚構を口にするしかない制限を受けた。嘘吐きと呼ばれ、けれど、その全てが嘘ではない場合もあるため、彼女の代償の本質は誰も把握していない。ただ、嘘吐きなのは事実だ。




唯一無二の志アブソリュートジャスティス

■2036年

■五神と謳われる存在で、通称は炎神(レッドファイア)エイジェイ。最終的にはランクA狩人になる。本来の名は魂ノ宮(たまのみや)魂魄(こんぱく)。また、仲間内からはアブと呼ばれる。ほかの四人と比較すればやや平凡であり、唯一、五神の中で劣等感を抱ける存在となったが、その実はベルに比肩する存在でもある。

■長剣を二本使い、突破(ブレイクスルー)をする戦闘方法を得意とし、火系の術式しか使わない。拳銃は嫌いでナイフを好んでいた。多くに手を伸ばすよりも、徹底して一つを目指し続けた結果が、彼の生きざまであり、体現したものだ。

■ほかの四人を見送った最後の一人。そこに後悔はなかったが、のちに己が死ぬ時、彼らと同じ炎の中に飛び込んだのは、言いたい文句もあったからか。




鈴丘の花(ベルフィールド)

■2036年

■五神の一人、通称は雷神(トゥール)ベル。早いうちにランクS狩人になり、結果としてあまり動きを見せない存在となった。本来の名は花ノ宮(はなのみや)鈴蘭(すずらん)。エグゼエミリオン四番目の所持者でもあり、平凡で凡庸な己を誤魔化し続け、一般人でも到達可能な最高領域を見せつけた。

■妹の花ノ宮紫陽花(あじさい)がいるが、あまり接点はなかった。

■2050年の頃には既に、ほぼ死に体であったのが現実だ。雷系の術式、義眼として埋め込んだ魔術品を使って、無理やり普通の動きを見せていただけ。しかし、それに気付いていた者は少ない。あるいは、気付けていても、敵わない何かがあったのは確かだ。




哉瀬(かなせ)五六(いずむ)

■2038年

■橘の分家の一つ。蒼の草原と呼ばれる封印指定区域で生きていたが、鈴ノ宮(すずのみや)清音(きよね)に見染められ、行動を共にする。そのため執事としての立ち位置を確立した。

■鈴ノ宮清音との間に、雨音(あまね)火丁(あかり)という娘がいる。

■ジェイ・アーク・キースレイの魔術書、実換記術の書(サイクロメディア)を持つ。執事として笑顔を絶やさず柔らかい物腰だが、その本質は目を覆うほどの暗殺スキルを持つ。




鈴ノ宮(すずのみや)清音(きよね)

■2038年

十一(じゅういち)紳宮(しんぐう)が一つ、鈴ノ宮家の娘。実家を自ら潰すため、野雨(のざめ)に居を構えた。音を扱う魔術師でありながら、世界の器を作る魔法師、重複服従世界スレイブスレイ・ディメンション

哉瀬(かなせ)五六(いずむ)との間に、雨音(あまね)火丁(あかり)という娘がいる。

■鈴ノ宮という一家を背負うことになり、増えた家族で暮らす生活を長く続けた。世界崩壊を前後して、鷹丘家に預けていた娘と一緒に暮らせることになり、彼女にとっては幸せな時期だったろう。崩壊後は五六と共に二人で静かな暮らしをした。




■ジィズ・クライン■

■2038年

■元米軍人で、命令違反とわかりつつシェリル・リルを助けたため、軍に追われることになった。ベルに手助けされ、日本へ亡命して鈴ノ宮に入る。そこからはほかの元軍人などの世話をしながら、鈴ノ宮の男部隊の長となり、それなりに苦労した。




■シェリル・リル■

■2038年

■ジィズ・クラインに助けられ、そのまま日本へ。彼女自身は何かをしたわけでもなく、軍に追われる理由もよくわからなかったが、命が助かったのは確か。鈴ノ宮に入ってからは、侍女長として働く。




誘いの心律(フェイスレス)

■2038年

■五神の一人、冥神(リバース)フェイ。あるいは銃神とも呼ばれる。本来の名は朱ノ宮(あけのみや)浅葱(あさぎ)。現在を担う魔法師、曖昧証明の理(リアライア・イル)。意識するだけで視認不可能な〝現在〟に存在が寄るため、音が出る拳銃を愛用した。

■表情が表に出ない女性。最終的にはランクAになった狩人だが、あまり表舞台には出てこない。それだけ野雨にいることがなかった。




矛盾する逆説コンシステントパラドクス

■2038年

■五神の一人、空神(ブランク)コンシス。本来の名前は獅子氏(ししうじ)四時(しいじ)、東京事変の生き残り。姫琴(ひめこと)雪芽(ゆきめ)の法則を一部担う魔法師、削除なき是正(ライティング・ワン)。空中に文字を描くようにして周囲の法則を歪める。

■彼もまた、あまり野雨には近寄らなかった。本人なりに荷が重いと感じていたのは確かだ。




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