表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
双翼の魔女は異世界で…!?  作者: 桧山 紗綺
異世界<日本>編
13/368

異世界の技術 2

 ペンがおもしろくてアイディアが湧いてくる

 帰ったらすぐに書き止めようとそわそわしながら家に戻った。

 家に戻ってすぐ、前に買ってあったノートを引っ張り出してペンを滑らせる。

 大きめなノートを買って正解だった。

 思いつきをノートに書きながら思う。

 陣を書きながら他のことを考える。

(携帯? も魔道具にできたらすごい役立ちそうなのにな)

 通信機器を魔道具にするのは難しい。受けて側と送る側両方に魔法適正があることが前提で、かつ相手の居場所を補足しなければならないからだ。

(魔道具で位置情報を把握するのは出来るけれど、音を送るにしても思考を送るにしても相手が受け取れないと意味がないしね)

 少ない交友関係でマリナが緊急に連絡を取りたい相手として考えるなら王子とヴォルフくらいだろう。師匠は医務室に行けばいる。

 居場所がわからない状態で連絡を取れるのはとても便利だけれど、二人には多分受け取れない。

(むしろ位置を把握する魔道具に信号を受信できる仕組みを追加して、音か光の信号の組み合わせで暗号を伝えるようにすれば…)

 マリナが一方的に送るだけでも緊急のときは使えそうだ。


 実はマリナが構想していたものはこの国にもあった。

 何十年も前に廃れたそれをマリナが知る由もなかったが。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ