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最後に叶えたい事 7

「桐谷さん?!生きてますか?!」


「わぁ?!委員長?!どうして委員長が、ここにいるんだ?!卒業式はどうした?!」


ベッドから飛び起きると、桐谷は委員長の胸ぐらをつかんだ。


委員長は上がった息を整え、桐谷の顔をじっと見つめると抱きしめた。


「…君が休みだって聞いて、すっぽかして来ました…生きててくれて良かった…返事を聞かずに電話を切るから、本当に死ぬんじゃないかと思って、すっ飛んで来ましたよ…ははは…」


「え…あ…あの委員長…?」


桐谷は熱が一気に上がり、パニックになって委員長の緑川から離れた。


「あ、すみません…本当は卒業式の後に、言うつもりだったのですが、先に言われてしまいました…桐谷さん…僕も、ずっと前から君の事が…」






「…ふ〜やれやれ…彼女が単純な人で、助かったな〜」


ハッピを着たあの死神が、どこかの研究室の扉から出て来ると呟いた。

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