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ヒーロー戦記  作者: イチゴボール
エピローグ
13/15

必殺技:鳥籠

《異能強化訓練二日目》

練習開始から約10時間近く。ようやく少し離れたところからの物の生成に成功した。それと同時に創人は次の目標に向け練習を始めた。創人の目標はただ一つ。敵を力で押さえ込むのではなく、抵抗力を無くし、平和的解決を目指すことだ。そこで導き出したのが、この必殺技だ。

あらかじめ生成しておいた藁人形を少し離れた場所に置き、目を閉じ、狙いを定める。感覚が定まったと同時に唱えた。

「鳥籠」

藁人形を囲むように遠隔で多数の鉄パイプが生成された。鉄パイプは1mほどの長さで、いくつも重なり合うことで、球状の格子が完成した。

「…一回で出来た…。」

だいぶ満足のいく出来だったが、所々に鉄パイプが藁人形に刺さっている部分がある。まだ、改良が必要そうだ。





佐々木は1人、手に持つ木の金槌を見た。もちろん佐々木も創人と同じように必殺技を考えようとしていた。今思いついているのが、今手に持っている金槌を軽くして持ち上げ、振り下ろす瞬間に重たくしてより重い打撃を与える。という物だ。タイミングが難しく、結構な時間をこれに費やしている。


その他の場所でもそれぞれが自らの異能に向き合い、伸ばそうとしている。





《とある会議にて》

ここは「イマジン」という小規模のベンチャー企業だ。会社自体は大企業からの後押しがあったため、割と大きめで、資産も意外とある。ただ、設立からまだ一年ほどしか経っていないため、認知度も営業もまだまだ小さいものばかりだ。そんな小企業の会議での出来事。



「その話は本当なんだな。」

5個の長机が向かい合うようにおかれている。その中でも1番堂々としている男が言った。おそらく代表取締役だろう。

「ええ。はっきりと見えました。」

そう答えたのは、代表取締役の前に座る男だった。

「まだ何も分かっていないんだ。それに、第一君の意見が本当かどうかを判断する方法がない。信用していいかどうかがわからない状態だ。」

「すぐに信用しますよ。」

「?」

「僕の目にははっきり見えた。ヴィラン狩りとヒーローがぶつかり合う日が。」

「…仮に君の話が本当だったとして、何故我が社に来たんだ?もっと大企業とか、ヒーローとかに言ったり出来るはずだ。」

「一番の理由は、ヴィラン狩りの攻略方法がこの会社がないとわからないから…かな。」

「…。分かった。詳しく聞かせてもらえるか?」

「うーん…あまり詳しく話すと未来に影響するためあまり話せないけど…敵だけは伝えておきます。」

「敵…」

「敵はアンデットです。」

次回「師匠」

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