9話
「ライムさんはペット飼ったことあるー?」
とロールは聞く。
「昔、猫飼ってた。」
とライムは言う。
「ライムさんは猫派?犬派?」
「猫派」
「そうなんだ!私も猫派!ということで一緒に猫島に行きませんか!」
「いいよー」
「え、猫島いくの?私も行きたい!」
とイチョウは言う。
ということで、イチョウとライムとロールはその日のうちに猫島へ。
猫島の猫には餌を与えてもいいそうなので、餌を持っていく。
いっぱい猫がいる。
猫に餌を与える。
ん?
「ひゃっはー!「殴」で猫を殺すの楽しいぜ!人を殺すともっと楽しいけどな!」
猫を殺してる人が現れた。
目出し帽を被る。
そいつを殺そうと思ったらすでに殺されていた。
「私は猫大好きおじさんだ!猫を殺すやつは死刑にする!」
このおじさんが刃物で殺しましたとさ。
猫とたわむれる。
猫を追いかけまわすロール。
猫を可愛がるイチョウ。
猫を撫でるライム。
猫はかわいいのでした。
猫島を去る。
イチョウと別れる。
猫の餌は全部無くなりました。
猫島去ったのにライムの家の近所の野良猫を追いかけまわすロール。
「いやー猫を追いかけまわすのはいい運動になりますね!」
とロールは言う。
ちなみに、生物兵器以外で生物の攻撃は普通にこの世界の人間にもくらう。
しかし、生物兵器目的で持ってきたとかなら無効化できる。
というか、生物兵器は作れないし、持ち込めない。謎の力で。
猫の動画を眺めるロール。
「猫好きなんだね、ロール。」
「はい、好き!では、アニメでも見ましょう!」
無料のアニメを見る。
アニメ面白い。
ロールはアニメ見てる途中で寝落ちした。
アニメを見るのをやめる。
ライムは食材を買いに1人で出かける。
途中で殺人鬼とかに出会わないだろうか。
出会わないのでした。よかった。
食材買い終わって帰ってきたライム。
ロールは起きていた。
「じゃあ、ライムさん!私の家に泊まりませんか?結構私ライムさんの家に泊まってたし、今度はライムさんが私の家に泊まりませんか!」
「んー、別にどっちでもいいけど……」
「決まりだね!私の家に行こう!」
晩飯を食べた後、
ロールの家に泊まりにいくライム。
そういえばこの世界、「撮」の文字カードがなければ盗撮できないし、「恥」の文字カードがなければ盗み見もできない。
つまり、ロールは下着をライムに見られてもいいと思ってたから、ライムはロールの下着を見ることができたのである。
そう考えると、やっぱりロールは俺のこと好きなんじゃないかと思い、ドキドキしてきたライムだった。
ロールは一人暮らしをしていたみたい。
ロールの家に泊まる。
「あ、布団一つしかないんだよねー」
「じゃあ、俺は布団なしで寝るよ。」
「いや、いいよ。一緒の布団で寝よう!」
一緒の布団で!?
ライムはドキドキしてしかたない。
ロールは俺のこと好きなんじゃないか!
これは、男だから俺が告白しないといけないんじゃないか!
しかし、俺は人としてどうだろう。
ロールにふさわしい人間じゃないんじゃないだろうか。
人として俺はどうなんだ。
いや、そもそもロールは好きでもない男と一緒に泊まろうとする人なのかもしれない。
なんかそう思わせぶりなことをしてしまう系の人なのかもしれない!
俺が告白した時点で、ロールは振る気満々なのかもしれない!
告白されるのを待ち、振る気満々なのかもしれない!
そう、俺はただ告白する勇気が全くないのだ!
この結ばれないドキドキで終わらしてしまうのが俺なのだ!
告白はしない!うん!
ロールと同じ布団で寝る。
ライムとロールは布団で近すぎる。
そしてそのままドキドキしながらぐっすり眠るライムでした。
ロールも寝ました。
次の日。
ライムが先に目覚める。
ロールの寝顔がかわいくてドキドキするライム。
ロールも起きた。
朝飯をもぐもぐ食べる。
女の子の家、女の子の部屋。
ドキドキする。
そう言えばゲーム機を持ってきていた。
というわけで、オンラインゲームをする。
「ライムです。ロールの家にいるよー」
「なに、ロールの家に!?もういいよ!お前ら付き合っちゃえよ!」
とホワイトは言う。
「あはは、付き合うかもね」
とロールは言う。
オンラインゲームで色々やる。
遊ぶ。
「探偵から連絡きた?」
とライムはホワイトに聞く。
「こない!」
「そうか。じゃあとりあえず俺は家に帰って、ゆっくりするかー。」
「えー、もう帰るのーライムさん、またねー!」
ロールの家から去る。
ライムは自宅に帰る。
オンラインゲームをする。
「じゃあ、ライムさん、暇だし走りに行こうぜ!」
とホワイトは言う。
というわけで、ロールとライムとウルフとホワイトで走る。
走る走る。
「ウルフさん体力あるなー。もう無理、走れない…」
とライムは言う。
「俺も無理……ウルフ体力あるなー」
とホワイトは言う。
「まだまだ、走れる…」
とウルフは言う。
「はぁはぁはぁ、疲れた!ライムさん、あとは私の分まで走ってください!」
とロールは言う。
休憩する3人。
イチョウがやってきた。
「よーし、みんな走ろう!」
イチョウは1人で走っていく。
そして、走り疲れて戻って来る。
「はぁはぁ、疲れた。もう無理……」
とイチョウは言う。
「では、ホワイトさん、ライムさん、休憩終わって走りましょう!」
とロールは言う。
ウルフはずっと走ってる。
走って走って走る。
「もういいや!帰る!」
とライムは言う。
「じゃあ俺も帰る!」
とホワイトは言った。
ライムとホワイトとイチョウは帰った。
ロールはライムの家に来る。
ウルフはまだ走ってる。
走ってるウルフ以外オンラインゲームする。
「探偵からの連絡こないなー。自分たちで調べて探してみる?」
とホワイトは言う。
「え、どうやって?」
とライムは言う。
「んんー、どうやればいいんだろうね?」
とホワイトは言う。
「面倒くさいから探偵に頼りましょう!探偵の力でダークベラールの奴らを見つけて、私たちの手で殺すのです!両親の仇を!」
とロールは言う。
「んん、そうだな。あと、敬語なしにしようって前言っただろ?敬語はなしだぜ!」
とホワイトは言った。
「いやー、間違えて敬語使っちゃったんだよー、うん。」
とロールは言う。
「まあいいけど!俺は彼女とイチャついとくから!デートしてきます!さらばだ!」
とホワイトは言った。
「ホワイトさんもちょっと敬語使ってるじゃねーか!」
とロールは言う。
「ミスった!じゃあな!」
ホワイトはログアウトした。
ウルフがログインする。
「ウルフさんどれくらい走ったの?体力すごいよね!」
とロールは言う。
「結構走った……」
「さすがウルフさん」
とロールは言う。
オンラインゲームをやっていく。
「ライムさん、ほんと、上手い」
とウルフは言う。
「ライムさーん。死にそうだから、助けてー!」
とイチョウは言う。
イチョウは助けられず、死んでしまった。
「ああー!!ライムさーん!おいぃいいーー!!」
「あー、ごめんね、助けられなくて」
「助けてくれよー!世界一だろー!助けてくれよー!」
「このゲーム助けるのが難しいゲームだからね。仕方ないね」
とロールは言う。
「いや、ライムさんなら助けられたはずだ!多分!」
「ごめん、無理だった……」
「助けるのは下手なのかな!助けるのも上手くなってね、ライムさん!」
とイチョウは言った。
夜。
晩飯を食べた。
ロールは家に帰った。
寝た。
次の朝。
オンラインゲームにキク以外ログインしてる。
ライムは助けるのが上手くなっていた。
「おお、死にそうだったのに、助けてもらえた!さすがライムさん!」
とイチョウは言う。
1日練習したら助けるの上手くなってたライム。
オンラインゲームを突き進むのだ。
イベントボスと戦う。
ライム以外全員死んだが勝てた。
「ライムさん守るの上手くなったのに見捨てたなー!」
とイチョウは言う。
「いやーこのゲーム、守るゲームじゃないからなー」
とライムは言う。
「ん?たった今連絡が来た!ダークベラールのトップを見つけたそうだ!行こう!」
キク以外でダークベラールのトップのとこへ。
「このビルの屋上にいるらしい」
とホワイトは言う。
「「侵」がないと入れないし、出てくるの待つかぁ。」
とザクロは言う。
12時間待ったが出てこない。
キクもやってきた。
「退屈ー。いつダークベラールのトップ出てくるんだろう?」
とロールは言う。
「あ、出てきたぞ!」
ダークベラールのトップと部下的なの合わせて7人出てきた!
トップは「何」と「消」で身を隠すのだ。
「文字カード「一」!」
ダークベラールのトップは文字カードを一つしか使えなくなった。
というかみんな文字カード一つしか使えなくなる。
だがこれでトップの位置が分かる。
仮面をつけてるトップ。
トップを追いかけようとするが6人が「殴」の文字カードを持って邪魔をする。
ダークベラールのトップには結局逃げられた。
ダークベラールの6人と戦う。
7対6というのは微妙だ。
俺たちは逃げた。
そして、逃げた後、工夫して1人ずつ普通に殺した。
6人とも殺せた。
俺たち強いね。
「あーあ。またトップに逃げられたか。」
とホワイトは言う。
「んん、この6人「侵」の文字カード持ってるぞ!これでこのビルに侵入してみよう!」
とザクロは言う。
ダークベラールのトップがいたビルに侵入。
なにかダークベラールの情報とかないだろうか。
はい、なにもありませんでした。
なんかモニターがつく。
「やあやあ、目出し帽の7人さん。私はダークベラールのトップのベラールだ。私を殺したいか?くっくっく、それは無理な話だ!私は無差別殺人を遂行し続ける!お前らのこともそのうち殺すだろう!震えて待つがいい!お前らが生きていけたのは少し運が良かったからだ。もうその運も尽きるだろう!はっはっは!さらばだ!」
モニターが爆発した。
「なんでいつも爆発させるんだろう。文字カードの爆発じゃないから効かないのに」
とライムは言う。
「じゃあ帰ろうか。ここには何も無いみたいだし。」
とロールは言う。
みんな自宅に帰る。
ロールはライムの家に来た。
晩飯を食べる。美味しい。
風呂に入って、寝るのだ。
ロールとライムは寝ました。
おやすみなさい。
次の日。
朝飯を食べる。
オンラインゲームをつける。
キク以外ログインしてる。
「やっほー、ホワイトの彼女でーす!今日もこのゲーム楽しんでいきましょう!この神ゲーほんと神ゲーだからね!」
「やっほー!ホワイトの彼女の彼氏、つまりホワイトでーす!さあ、みなさん、イベントクエストを制覇して行きましょう!」
ホワイトとホワイトの彼女テンション高いね。
「さあ、探偵からの連絡を待つ間はやはりこのゲームを楽しむということだ!さあ、どんどん進めていくよ!」
とホワイトは言う。
「ねえ、ライムさん。ライムさんのことを呼び捨てで呼びたいなー。今日からライムって呼んでいい?ライムさんも私のことロールって呼んでいいから」
「うん、別にいいけど、ロール。」
「あはは!ありがとうライム!」
やはりロールは俺のこと好きなんじゃないだろうかと考えるライム。
「じゃあ、私とライムはアニメを見るからログアウトするねー」
「ええー!?アニメ後回しにしてオンラインゲームをしようよー!」
とホワイトは言う。
「いや、あと1週間だけ無料で見れるアニメがあるので!ログアウトするね!」
「ちょ、待て、ロールさん!あー!」
ログアウトした。
というわけで、アニメを見る。
アニメというのは面白い。
「じゃあ、このアニメのぬいぐるみがゲーセンのUFOキャッチャーであるらしいから、取りに行く?」
とロールは言う。
「うん、いいけど」
というわけで、ゲーセンへ。
UFOキャッチャーでさっき見てたアニメのぬいぐるみを取ろうとする。
一つ取るのに5000円かかった。
「あー、5000円も無くなっちゃったね!じゃあ、音ゲーで遊ぼう!」
音ゲーをするライムとロール。
音ゲー完璧なライム。
「凄い、ミスがない!さすがライム!ライムは悪人を殺さなくてもプロゲーマーで稼げそうだね!」
殺さなくてものとこは小声なのだ。
人殺しなんてしてることバレたくないしな。
「ふっふっふっ、そこの人、音ゲーがすごい上手いね!私は音ゲーに選ばれしもの!私と勝負だ!そこの人!」
自称音ゲーに選ばれし人と勝負するライム。
ライムの方が上手い。
「な、なんで、そこまで上手いんだ!音ゲーに選ばれたのは私じゃなかったとでも言うのか!」
「ライムの勝ちだね!さあ、ライム!一緒にまだまだゲーセンを楽しもう!」
ゲーセンを楽しむのだ。
ゲーセンをいっぱい楽しんだ後、コンビニによって美味しいものを買って食べたりする。
「またね、ライム!」
ライムとロールは自宅へ帰った。
夜。
晩飯を食べ終える。
オンラインゲームをする。
「ライムとロール、戻ってきたな!じゃあ、イベントボスと勝負だ!」
イベントボスと戦う。
ライム以外死んだが勝てた!
「ライムさん守ってよー!」
とイチョウは言う。
「いやーごめんごめん」
「このゲームは守るゲームじゃないんだと思うよー」
とロールは言う。
「いいや、守るゲームだね!私を守るゲームだね!」
「守るのは難易度が高すぎるんだろうね」
とザクロは言う。
「世界一ができないってことは、それほど難しいということなのかな」
とキクは言う。
「ライムさん世界一だもんなー。そのライムさんができないのは、本当に難しいんだろう!守ることを想定して作られていないんだな!」
とホワイトは言う。
「じゃあ守ることを想定されているオンラインゲームをしましょう!」
とイチョウは言う。
「いやー、これ以外のオンラインゲームで神ゲーないからこれていいじゃないか。」
とホワイトは言う。
「守られたーい!ライムさんに守られたーい!安心したーい!」
とイチョウは言う。
「じゃあ、寝る」
ウルフはログアウトした。
「ウルフが寝た!しかし、俺は寝ないぞ!さあ、ライムさんたち、イベントクエストでもクリアしようじゃないか!」
とホワイトは言う。
イベントクエストをクリアしていく。
「いやーライムさんがいたらなんでもクエスト余裕だね!」
とホワイトは言った。
いっぱいオンラインゲームして、そして、寝るのでした。
おやすみなさい。
読んでくださりありがとうございました。