7話
朝。
バイトのキク以外オンラインゲームにログインする。
「前、ダークベラールの居場所を教えてくれた探偵とは違う探偵が、ダークベラールのトップの居場所を分かったらしい。というわけで、それが本当なのかどうか、買収されて罠になってるのかを調べたいと思う。」
というわけで、その探偵に会いにいくロールとホワイトとライム。
「真」の文字カードを使う。
結果、この探偵はライムたちを罠にはめようとしていた。
「だって、だって、5000万円くれたんだぜ!罠にはめるだろう普通!」
「なに買収されてんだよ!罠にはめるの失敗したなら、探偵のお前は殺されるかもな!」
とホワイトは言う。
「そ、そんなぁ……」
「お前、俺たちの顔写真とか送ってないだろうな!」
「いや、いつも目出し帽被ってるから撮れてないよ!」
いつも探偵に会いにいく時は一応目出し帽を被っていたのでした。
「くそ、探偵が裏切ったか……別の探偵使うか。お前、裏切ったんだから、俺たちの金返せよ」
金を返してもらうホワイト。
「しかし、どんな感じの罠なのかな?罠と言ってもダークベラールの人たちは来るのでは?んんん、ちょっと行ってみたい気もするな、ライムさん。2人で行かないか?」
「いやいや、罠のところに行きたくない!」
「罠だと分かってるなら大丈夫でしょ!俺は行くぜ!1人でな!」
「それは危ないから、俺もついていくよ」
「じゃあ私も行こうかな」
「ロールさんは危険だし、来ないでいいよ」
「えー、行くよ?」
「いや、でも危ないし……」
「大丈夫、ライムさんがいるから!」
「じゃあ、全員で行くか」
とホワイトは言う。
ザクムと白狼のメンバー全員で罠の近くに来た。
罠周辺にいたダークベラールのメンバーを1人ずつ殺していくのでした。
10人くらい殺したあと、ダークベラールのメンバーに会えなくなった。
逃げたようだ。
ダークベラールの人がいなくなったし、帰る。
「5000万円貰ったのに罠のこと話したことがバレた探偵はダークベラールに狙われるかもしれない!というわけで、あの探偵は蒸発したようだ!探偵がそこにずっといたら、ダークベラールに狙われてその狙ってきたダークベラールを俺たちが殺すことができたかもしれないのに!まあ、探偵のことを俺たち少人数で守るのは難しかったかもしれないから、まあいいか。」
と、オンラインゲームしながら話すホワイト。
自宅でオンラインゲームしてる一同。
ロールはライムの家にいる。
「そう言えば俺、「報」の文字カードを手に入れたぜ!」
とホワイトは言う。
「報」
距離30m以内の自分の所有物が壊されたり、放火されたり、盗まれたり、不法侵入されたときなどに、報せてくれる。
報されたらほぼ確実に気付く。
「この文字カードは寝る時に使えそうだな!寝てる時これを肌につけてねるぜ!これで安心だー!」
「へー、私も欲しいなー!ちょうだい!」
とロールは言う。
「ははは!自分で手に入れるがいい!あげなーい!」
とホワイトは言う。
「ええー?欲しいなー!それがあったら侵入者とかすぐ気付けるのになー」
「まあそのうちロールの分も手に入るよ!」
「私も「報」欲しいです…」
とキクは言う。
「そうか。そういえば俺の彼女もこのオンラインゲームはじめたみたいなんだよなー。彼女も一緒にやるぜ!」
「よろしくー!」
ホワイトの彼女もオンラインゲームに参加する。
ホワイトの彼女はキクとザクロより上手いくらいのゲームの上手さだった。
オンラインゲームを楽しんだ。
次の日。
朝飯を食べる。
洗濯をする。
ライムの家になぜか住みついてる感じのロール。
「では、オンラインゲームをしましょーう!」
とロールが言ってる、では、オンラインゲームをしよう。
キク以外ログインしてる。
「ホワイトの彼女でーす!いろいろ教えてくださいね!世界一のライムさんとか、教えてね!」
ホワイトの彼女はオンラインゲームを頑張る。
ホワイトの彼女に聞かれたことを教えるライム。
「いやーさすがライムさん。なんでも知ってる。どんどん俺の彼女に色々教えてくださいな!」
「ライムさーん、私にも色々教えてくださーい」
とロールは言う。
ロールは上級者向けのテクニックをライムから教わろうとする。
「ライムさんに教わって、そして、私も世界一になる!」
とロールは言う。
「まあ頑張ってねー」
「いやしかし、ライムさんをこえたら、ライムさんに申し訳ないから、本気で世界一は目指さないよ、ライムさん!」
「別に本気で目指してもいいけどね」
「んん、新しく雇った探偵から連絡だ。なになに、ダークベラールの下っ端の居場所が分かったらしい!こりゃ、殺しに行くしかないな!さあ、行こう!」
とホワイトは言った。
というわけで、探偵がなにかたくらんでないか、「真」で確かめたあと、ザクムと白狼のみんなで、ダークベラールの下っ端がいるとこへ。
目出し帽をかぶる。
ダークベラールの下っ端を1人ずつこっそり殺す。
殺してたら、20人全員にバレた。
さすがに20人を7人で殺すのは難しそう……。
逃げるか?
しかし、意外と殺せた。
20人殺しましたとさ。
ダークベラールの下っ端はいなくなった。
ダークベラールのトップはどこにいるのだろうか。
家帰ってオンラインゲームをする。
「ダークベラールのトップ、なかなか見つからないねー」
とイチョウは言う。
「探偵でも見つけられないのかー。まあ探偵もただの人間だからねー。探偵に役立つ文字カード持ってるのかなー?はやくダークベラールのトップを見つけて欲しいぜ」
とホワイトは言う。
「ダークベラールの下っ端、文字カード「報」持ってなかったなー、欲しいなー「報」」
とロールは言う。
「ネットオークションに売ってないかなー。うん、売ってないなー」
とライムは言う。
「じゃあ僕はオンラインゲームをしながら腕立て伏せとかして、鍛える!」
とザクロは言う。
「ふっ、ザクロよ。俺は結構ムキムキなんだぜ!俺は毎日欠かさず鍛えてるからな!ゲームしながら!」
とホワイトは言う。
へー、みんな鍛えてるんだね。
「ホワイトカッコいい!私の彼氏ムキムキでカッコいいもん!」
「ありがとう!」
ゲームしながらカップラーメンを食べるライムとロール。
美味しい。
「おお、ライムとロール、カップラーメン食ってるのか。俺も食うか……」
とホワイトは言った。
夜。
晩飯を食べる。
美味しい。
ロールはライムに後ろから抱きつく。
「ライムさん、私のこと守ってくださいね!」
「あ、うん。守れる自信ないけど」
「自信を持って守ってください!私が死んだら許さないからね!」
「そ、そうか。そうだよね……」
しかし、守る自信がないライムだった。
オンラインゲームをする。
ホワイトの彼女はレベルがまだ低い。
ライムは当然のごとくレベルマックス。
ロールもレベルマックスである。
「ああー!死ぬ!ライムさん助けてー!ああ!」
ロールの操作してるキャラは死んでしまった。
「もう、ライムさん助けてっていったじゃん!」
「ごめん、助けられなかった……」
現実でこうならないようにしないとね。
ロールが死んだので、ライム以外全員死んで、ボスを倒した。
「おい、ライム。現実で俺たち全員死んでお前だけ生き残るとかなしだぜ?」
とホワイトは言う。
「そうならないことを祈ります……」
「私とキクとロールの女の子チームのことは男の子チームみんなで守ってね!」
「だってよ、ライム!全力で守れよ!」
とホワイトは言う。
「いや、ホワイトさんも全力で守ってくださいね!」
「うん、分かってるよ!」
オンラインゲームを楽しむ。
「ん、今探偵から連絡が入った!ダークベラールの大幹部を見つけたらしい!」
とホワイトは言う。
探偵に「真」を使って話を聞いた後、ダークベラールの大幹部と戦いにいく。
目出し帽を被っていく。
深夜である。
ダークベラールの大幹部がいた。
ミックスジュースを作って飲んでいる。
「んん、お前たちは俺の部下を殺しまくってる謎のチームだな、そうだろ!俺を殺すには大量の犠牲が必要となるぜ!」
なぜか大幹部にここにいることがバレた。
20人対7人はきつい。
「やあ、やあ、ダークベラールより少人数だね。ん、僕かい?僕は最強の殺し屋表ネームバズーカ。君たちに協力してやろうか?1億円くれるならね!」
「1億円とか払えないので帰ってください」
とライムは言う。
「はぁ?いいのか!命より金の方が大事なのか!いいのか!」
バズーカは無視してダークベラールと逃げながら戦う。
1人ずつ殺していく。
いつのまにか大幹部以外全員殺せた。
「くっくっく、お前たちは意外と強いみたいだな!しかし、私は最強の大幹部!7対1でも余裕でお前たちに勝てるんだよー!」
大幹部と戦う。
大幹部は強い。
バズーカは遠くから見ている。
大幹部は包丁を持っている。
刺されないように戦い続ける。
そして、大幹部に勝った。
大幹部は死んだ。
「ふっ、大幹部も大したことねえな!俺たちの勝ちだー!」
とホワイトは言った。
帰ろうと思う。
バズーカがついてくる。
なんかずっと言ってる。
「おいおい、僕は最強の殺し屋だぞ!1億円くれたらダークベラールのトップを殺してやる!さあ、1億円を払え!」
ずっとついてくるから、ライムの家に帰りづらい。
家を知られたくない。
なにかをずっと言ってる。
ロールが目出し帽被ったまま話す。
「じゃああなたを雇ってあげるから、逆に1000万円ください!」
「なんでだよ!僕が1億円もらうんだよ!1000万円渡すわけねえだろ!」
「うるさいなぁ。タダでダークベラールのトップを殺してきてくださいよ!なんで1億円も払わないといけないの!100万円なら払ってもいいよ!100万円でダークベラールのトップを殺してきなさい!」
「100万円なんて安い!そんな金で僕が動くかよ!殺し屋バズーカを舐めるな!最強の殺し屋なんだぞ!名前、聞いたことあるだろ!」
「初めて聞いたよ!名前聞いたことないよ!」
「そんな馬鹿な!聞いたことあるはずだ!記憶力がないのか!僕は有名なんだぞ!とても有名で最強の殺し屋だ!」
「て、言うんですけど、聞いたことあります?」
目出し帽被ったライムに聞く。
「いやー聞いたことないなー。バズーカかぁ。殺し屋の名前なんてあんまり聞いたことないからなー」
「なんでダークベラールを知っておいてバズーカ様を知らないんだ!おかしいだろ!有名なんだ!1億円で動いてやるよ!おい、待て!待て!」
「他の金持ちに雇われたらー!じゃあねー!」
走ってまこうとする。
それでもまだなんかずっと叫んで追いかけてくるバズーカ。
なんとか逃げ切って帰ってオンラインゲームをやる。
「探偵はやく見つけてくれないかなー」
とライムは言う。
「探偵がダークベラールに見つかって殺されたりすることないのかなー?」
とホワイトは言う。
「それは……あるかもしれないね」
とロールは言う。
「探偵がダークベラールに殺されたら私たちのせいなのかなー?」
とイチョウは言う。
「まあ仕事で殺されたなら仕方ないんじゃないかな。俺たちのせいとかじゃないでしょ。うん。」
とホワイトは言う。
「まあ、そんなこと考えないで、このゲームを楽しみましょう!」
とロールは言う。
オンラインゲームを楽しむ。
このゲームはほんと面白いね。
スマホゲームもするライム。
「あ、ライムさん、そのスマホゲームやってるんですか!私もやってますよ!」
オンラインゲームをしながらスマホゲームをするライムとロール。
オンラインゲームを操作するのをやめて、マイクで会話するためだけにオンラインゲームをつけっぱなしにしてスマホゲームをやる。
そのスマホゲームみんなやったことあるらしいので、みんなそのスマホゲームをはじめたのであった。
オンラインゲームで会話だけしてスマホゲームをする一同。
スマホゲームも面白いのだ。
「じゃあ俺たちだけこのゲームしとくぜ」
と言って、ウルフとホワイトはスマホじゃないオンラインゲームをやるのだった。
ウルフとホワイトはどんどん進めていくのだ。
その間にスマホゲームで楽しむライムたち。
「ライムさんは学生のとき彼女とかいたんですか?」
とロールは聞く。
「彼女かぁ。小学生4年のとき半年だけ付き合った子ならいる。」
「へー、そうなんですか!私は中学の時彼氏いて、高校のとき別の彼氏いました。今はいないです!キクさんは彼氏いたことあるんですか?」
「うん、中学の時一度だけ」
「そうなんだー。ザクロさんとイチョウさんは?」
「うん、いたことあるよー」
「私もー」
「そうなんだね!ウルフさんは?」
「俺は……できたことない……」
「そうなんだー」
ウルフだけ彼女できたことが一度もありませんでした。
バズーカがライムの家の窓ガラスを割った。
バズーカまいたと思ってたら、家の場所バレてました。
「さあ、ライム!1億円払え!でなければ殺すぞ!」
「あなたは罪のない人を殺すんですか?なら、あなたのことを殺さないといけないですね」
「はぁ?舐めるなよ。僕は最強なんだ!僕に勝てるわけないからな!」
ライムとバズーカが戦う。
ライムは負けた。
「さあ、命欲しいなら1億円払え!」
「く、くそ、仕方ない……」
バズーカに1億円取られたライムだった。
「もう二度と俺たちの前に姿を現さないでくれ!」
「うん、分かった!1億円あざーす!」
バズーカは消え去った。
「くー、ライムさんが負けて1億円を取られるなんて!」
「たまたま1億円あったけど、なかったら殺されてたのかな……くそ、むかつくぜ」
「殺し屋バズーカ、殺しましょうよ!」
「いや、あいつはプロだ。強すぎる。俺たちじゃ本当に勝てないよ。」
「むむむ、ムカつくー!1億円返しやがれ!あと壊した窓を直しやがれ!ふざけるなー!ムカつく!ライムさん、あいつほんとムカつくね!」
「もうあいつとは関わらないでおこう。敵にしたら厄介だと思う。あいつと1億円のことは忘れて、ゲームでもしとこう。」
「ライムさーん。ライムさんの仇討ちたいです!いつか強くなったら、バズーカを殺しましょう!」
「うん、そうだねロール」
夜になると晩飯を食べ、風呂入って寝るのでした。
おやすみなさい。
読んでくださりありがとうございました。