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5話

文字カードがある今とない前。

文字カードのせいでグレープが死んだし、前の方が良かったと少し思うなぁ。

警察もちゃんと機能してたし。


1人で平日の昼間からゲームをするライム。


なんか外で車が衝突したような音がした。


外に出ると、隣の家に車が突っ込んでいた。

まあ、家に車が突っ込んでも無傷なんだろうけど、この世界。

車を兵器にしないために、車の力を利用できる文字カードはなかったと思うし。

武器と言えば包丁とかバールとか金属バットだからね。


「ひゃっはー!どれだけ暴走運転しても何も壊れないし死なないから安心だぜ!ひゃっはー!」

とか言って、若い男の人は、運転で色々なところというか家に車をぶつけながら、どこかへ去った。


ロールがいた。


「さっきの暴走運転の人、悪い人では?殺す?」


「いや、何も壊してないし悪い人じゃないよ。たぶん」


「確かに。ライムさんの言う通りだね!では、ライムさんの家にお邪魔してもいい?」


「うん、いいよ。」


「突入!」


ライムの家にやってきたロール。


さっそく格ゲーをやる。

ライムに格ゲーで勝てない。


「ライムさんわざとでいいんで、私に負けてください!」


「ええー?」


わざと負けた。



「しゃー!私の勝ちだー!ライムさんの負けだー!」


いや、わざとだけど…


「分かってるよ!なんでほんとにわざと負けるの!負けちゃダメでしょ!」


心読まれた?


「え、すみません」


「まあいいよ。んー、ちょっと敬語使いたくなるなー。ホワイトさんたちと決めたからなー敬語使わないって。」


「敬語なくていいじゃんか。」


「まあそうか。んー。それにしても強いなーライムさん。勝てる気しないなぁ。」


ゲームしてると、何かよく分からないけどズドーンっと強烈な音が鳴った。


外に出ると、とても大きな岩というか隕石が落ちていた。


「へー、隕石が落ちても私たちには無傷みたいだね。文字カードの世界じゃなかったら私たち死んでたかもしれませんねー」


「いや、ワシが落としたんじゃよ。文字カードがなかったらこの隕石は落ちておらん」


文字カード「隕」

隕石を落とすことができる。

しかし、その隕石で人を殺すことができないし何も壊せないから使えない文字カード。


「なんと意味のない文字カードじゃ。あんたらこの文字カードいるか?他の文字カードと交換してくれないか?」


「嫌です。いりません」


「でしょうね。じゃあワシは帰るわ」


「隕」の文字カードを持つ爺さんは帰った。


雨が降ってきた。

しかし、今の人間は文字カードの「雨」でもない限り、濡れる気がなければ雨で濡れることはない。


「雨だー!雨だよ、ライムさーん!」


ロールが雨ではしゃぐ。


「それにしても最近ダークベラールがどこにいるのか分からないよね。どうしたものか……。ダークベラールは全員殺したいのに……代わりに他の通り魔とか探して殺す?」

とロールは言う。


「殺すの面倒くさくない?家でゲームしていたい」


「確かにそうだけど。」


ライムさんは女の子に1人で殺人させるような人ではないのでついてくるんだね!


思惑通りついてきたライム。


殺人の被害にあった人と出会う。


「私たちが殺しても大丈夫ですか?」


「はい、大丈夫です。殺してください!できるだけ苦しめて殺してください!犯人は許せません!この子の元彼らしいです!許せません!」


ということで、「調」を使って犯人の居場所を特定して向かう。



「ん、なんだね君たちは」


「私は悪人を殺す人間だ!」


「悪人を殺す?人を殺す奴は悪人だろ?つまりお前たちも悪人なんじゃないのか?」


「黙れ悪人!お前は罪のない人を殺した!だから、私はお前を殺す!」


「罪のない人だと?あいつはな、俺の約束をすっぽかした!しかも2度もだ!許せないだろ!」


「それだけで殺したんですか!最低ですね!成敗します!」


いきなり現れたライムが不意打ちで男の後頭部を金属バットで殴る。文字カード「殴」を発動して。


持ってきた包丁と金属バットでそのままぶっ殺した。


死んだ男は文字カード「殴」を持っていた。


「殴」をまた手に入れたのであった。


金属バットを持ってる2人。


「殴」の文字カード持ってる人は護身用に金属バットを持って移動してる人が多い。



「ひゃっはー!人を殺せば金が手に入るなら、無差別に殺しまくるぜー!」


無差別に人を刺そうとする人が現れた。


金属バットでぶっ殺した。


「この人「調」で見た感じいっぱい殺してるねー。500万円ゲットだね。「刃」の文字カードも手に入れたし、いやー、悪人殺しはやめられないね」



「そうか。じゃあ俺は帰る」


「いや、カラオケに行きましょう!」


カラオケに行く。


「詐」の文字カードを発動しなければ食い逃げやカラオケの代金払わず逃げることはできないし、発動してたら「何」を使わないとバレるので、カラオケの代金を払わないとかはできない。まあ代金払わないでおこうとか考えてないけど。それじゃあ悪人だし。


ロールが歌う。

95点。


ライムが歌う。

78点


「おお、ロールさんは歌が上手いなー」


「へへへ、ありがとうございます!」


ロールとライムは順番に歌うのだった。


フリータイムで2人合わせて100曲くらい歌って、帰りましたとさ。


「いやー歌ったねーライムさん」


「いっぱい歌ったねーロールさん」


晩飯を食べに行く。

この世界、なぜか、文字カード「毒」というのはなく、毒殺はできない。


だから安心して飯を食べられるのでした。


2人はハンバーグを食べましたとさ。


晩飯を食べ終えて、ライムの家に帰る2人。


夜遅くまで格ゲーをしていた。


ホワイトからスマホにメッセージが来る。


なんで、いつものオンラインゲームをしてないんだと。


というわけで、いつものオンラインゲームをやるライムとロール。

ライムの家だが、ロールも装備はライムのものでデータとか違うが参加できる。


「ん、ロールはライムの家にいるのか。」

とホワイトは言う。


「はい、ライムさんとカラオケ行ってきた!」


「へーそうなんだ。仲良いな。もしかして付き合ってるのか?」


「え、付き合ってないよ!付き合ってない!」


「そか。じゃあそろそろボスだな。今回はレベルが全員推奨レベル以上だから、ライム以外も死なずに倒せるだろう!」


ボスと戦うのだ。

キクだけ死にました。


「あー!私死んだー!もう、なんで死んじゃうのー!現実では死なないから!私は死にませーん!」


「いやー、楽勝だったね。キクは死んじゃったけど。」

とホワイトは言う。



ボスを倒したし、オンラインゲームをやめて、晩飯を作る。

ロールもライムが作った晩飯を食べる。


「いやー、ライムさん美味しいね。料理上手いんだねー。私も料理できなくはないけど!手伝わなくてすみません!あなたの料理の実力を見たかったのだ!」


「そうか。」


「じゃあ、お風呂借りていいですか?」


「え、泊まるの?着替えは?」


「同じ服を着ます!着替えないんで!」


風呂入ったロール。

そして出てくる。


ライムも風呂に入る。

出てくる。


「じゃあ寝るねー!布団あるー?」


「ああ、両親のがあるけど、ずっと使ってなかったから汚いかも」


「まあ構いわないぜ!ではでは、おやすみなさい!」


ライムの隣に布団敷いて寝たロールだった。

ライムも寝ました。

おやすみなさい。



次の日。

朝10時。


ロールがまだ寝てる。


朝ごはんを食べるライム。


ロールが起きてくる。


朝ごはんを食べるロール。


「朝ごはん作ってくれてたんだね。ありがとう!」


朝ごはんを美味しくいただきました。



オンラインゲームをする。


キク以外ログインしてる。


キクはバイトだろうか。



「え、ロールさん、ライムさんの家に泊まったのか!?ほへー。仲良いんだなあんたら」

とホワイトは言う。


「ライムさんと格ゲーしたけど、ほんと勝てないんだよなー。ライムさんは最強だよ」



「まあ、このゲームの大会で優勝したし、上手いのかもな俺」


「当たり前だ、ライムさん。あなたは上手すぎる。しかし、ゲームの強さよりも現実の強さが欲しい!ライムさんが殺しのプロだったらよかったんだけどなー」

とホワイトは言う。



「殺しのプロになりたいなー。悪人を1人残らず殺して大金持ちになりたいなー」

とライムは言う。


「頑張ればなれるよライムさん!さあ、みんなで殺しのプロに!とりあえずダークベラールを皆殺しにするのだ!しかし、ダークベラールのトップの居場所がつかめないよね。どうしたものか」

とロールは言う。



「ダークベラールのトップ、探偵か警察に頼んだら見つけてくれないかなー?」

とイチョウは言う。



「警察最近機能してないからなー。まあ、頼んでみるか。」

とザクロは言う。


「でも、警察、俺たちがダークベラールの人殺してるって知ったら、敵になるのでは?」

とライムは言う。


「じゃあやめとくか。警察は…」


ということで、3つの探偵事務所にダークベラールのトップの居場所の情報が欲しいと頼んだ。


探偵からトップの居場所をしらされるまで、オンラインゲームでもしとく。


キクもログインする。



ボスを倒しに行く。



そして、ボスは誰も死なずに倒すことができた。



夜になるとはしゃぐロール。


はしゃいで晩御飯ライムと一緒に作り食べ終えて、ロールは家に帰った。


コーヒーをゆったり飲むライム。



そして、オンラインゲームをする。

それにしてもオンラインゲームは楽しいなと思うライム。


「ゲームはライムさんレベルじゃないとお金にならないからなー。みんなでパチスロ打ちに行こうぜー」

とホワイトは言う。


「私はギャンブルには興味ないです」

とイチョウは言う。


「僕は言ってもいいですよ」

とザクロは言う。


「行ってもいい……」

とウルフは言う。


「私は遠慮します!」

とキクは言う。


「俺も行っていいけど」

とライムは言う。


「ライムさんが行くんですか!じゃあ私も行きます!」

とロールは言う。


ということで、次の日、パチンコ屋へ。

パチンコパチスロは法律を守らないと謎の力で営業はできません。


ということで同じ種類の台を5人で打つ。

ホワイトとウルフが隣同士。

少し離れて、ザクロとライムが隣同士。ライムとロールも隣同士で打つ。


「ふふふ、俺は何も考えずにこの台のこれに座ったわけではない!データを見た感じこの台がでそうだから座ったのだ!さあ、出してやる!」


「ライムさん、私はじめてなんでやり方教えてくださいな!」


「まあ俺もそんなに詳しくないけどなー」


ライムはなぜか詳しかった。



そして、ホワイトは、5万円負けた。

ウルフは1万円勝った。


ザクロは2万円勝った。

ライムは2万円負けた。

ロールは7万円勝った。


「7万円かー、人殺した方が儲かるね!ライムさん負けたんだね!はっはっは!私の勝ちだー!」


ロールは喜んでる。


「確かに、人殺した方が儲かるな。パチスロなんてただの遊びだよ。5万円負けたくらい悔しくないぜ!」


「ホワイト、悔しいんだね」

とウルフは言う。


「悔しくないしー!全然悔しくないしー!悪人殺しの方がいいね!もう行かない!」


また行きそうなホワイトだった。


家帰っていつものオンラインゲームをする。

全員ログインしてる。


「パチスロどうだったんですかー?」

とキクが聞くので、結果を報告する。


「なるほどー。ロールさんが結構勝ったんだねー。ホワイトさんが惨敗かー」

とイチョウは言った。


「ホワイト、この台出そうって自信満々に言って負けてた…」

とウルフは言った。



「おいおい余計なことを言うなウルフ!いつもあまり話さないくせに余計なことを話すんじゃない!」

とホワイトは言う。


「いや、つい」

とウルフは言う。


「ライムさん詳しくてスロットを少し理解できました!また遊びで打ってもいいかもしれませんね!しかし、人殺した方が儲かりますね!」

とロールは言う。


「人殺しで稼いでたらバイトがほんと儲からなく感じるんだよねー。バイト好きだからやめないけど」

とキクは言う。


「へー、仕事好きなんだー。仕事好きって凄いな。俺は悪人殺したら儲かると知ってからは即仕事辞めたけどなー。仕事は儲からない!」

とホワイトは言うのでした。


「悪人殺しを仕事にしてる人は少ないのかなー。みんな悪人殺しして働かなかったら経済とか悪くなるだろうからねー」

とロールは言った。


オンラインゲームを楽しむ。


「この敵を倒して、レアドロップするアイテムが欲しい!ちなみに交換はこのゲームできないけど、ライムさんはこのアイテム持ってるの?」

ロールは聞く。


「うん、持ってるよ。そのアイテム使って装備も作ったりしたことあるよ」



「さすがライムさんだなー。このゲームの博士?天才っていうのかな?さすがだなー。パチスロにも詳しかったし」


「ギャンブルに詳しいのはあまりいいことには思えない気もするけどねー」


「ライムさんはさすがです!」


バラバラで色々遊んでる一同。


「やった!ライムさん、レアドロップした!やったー!」

はしゃぐロール。


「よかったねーロールさん」


「うん、よかった!これで作りたかった装備が作れるぞー!ライムさんはもう持ってるんだろうけど!」


ロールは作りたかった装備を作るのだった。


「んー、ライムさんとやってると、ライムさんは先を行ってる気がして、やる気がなくなるね!」

とロールは言う。


「ええー?それはごめんね。でもこのゲーム、どんどんアプデして、無料の追加コンテンツとか結構あるからねー」


「なるほど、アプデしたばっかのときなら、ライムさんもさすがにこなしていない制覇していないところがある。そう考えるといいね、このゲーム!終わらないから!」


「終わらなすぎるとキリがなくてやる気なくなるけどねー」


「ふーん、確かに!」


ライムとロールは笑いあう。


「ライムさーん、教えてくださーい」

とキクは言う。


キクに詳しくなにかを教えるライム。


「いやー、さすがライムさん。このゲームの博士だね。さすがだねー。このゲームのことならなんでも知ってる。」

とキクは言う。


「おう、ライムさん!教えて欲しいことがあるんだ!」

とホワイトは言う。


みんなに色々教えるライムだった。



「いやー、さすがライムさんです。このゲームのことなんでも知ってますね。」

とホワイトは言う。


「そうかなー?そんなにだよー!」


そんな感じでゲームするのでした。

読んでくださりありがとうございました。

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