4話
朝起きる。
朝飯を食べ終えると、オンラインゲームをするライム。
誰もログインしてない。
昼。
白狼とザクムのメンバーがバイト中のキク以外ログインする。
「あれ、ライムさん、朝からこのゲームしてたんですか?」
ロールは聞いてくる。
「ああ、そうだよ。」
「ライムはこのゲーム上手いもんなー。めちゃくちゃこのゲームやってるんだろうなー」
とザクロは言う。
「いや、そんなにやってないけどなー。」
とライムは言う。
ロールがライムにゲームの分からないとこを聞くと、めちゃくちゃ詳しく説明してくれる。
「やはり、ライムさんはやりこんでますねー。さすがですね!」
とロールは言った。
「そう言えば世界大会出場権をもらったんだよな」
「ライムさんなら世界大会余裕で優勝できますよ!世界一になれますよ!」
とロールは言う。
「そうかなー?何で俺こんなに上手かったんだろう。日本一になれるなんて思わなかった。」
「では、今日もダークベラールを殺しにいきましょう!」
とロールは言う。
ダークベラールのトップはいつ殺せるんだろうか。
ダークベラールを殺しに向かう。
「お前たちだな!最近俺たちのメンバーを殺してるのは!ぶっ殺してやる!よーし、練習はこれくらいでいいか」
ダークベラールの人はなんかよく分からない練習してる。
その練習してる奴を「消」と「何」と「刃」を使い、刺し殺す。
「ぐ、お、お前たちだな……最近俺たちの…メンバーを殺し…てるのは……ぶっ殺してや……られた…」
死んだ。
俺たちは人殺しだなーって感じがするね。
ダークベラールの人間を10人殺した。
そして、帰るのだった。
オンラインゲームする。
「うわー、今日、返り血浴びたんだよねー。人殺しの感覚……嫌だねー」
とロールは言った。
「「見」の力で人殺したら、そんなに感触残らないよ。人殺しの感触がなくていいよ」
とホワイトは言った。
「へー、じゃあ貸してください!私は「見」で殺します!」
とロールは言う。
「うん、いいよ」
「僕たちの本名見て、殺さないでね」
とザクロは言う。
「当たり前じゃないですか。殺しませんよ。」
「念の為、ロールとの距離3m以内には入らないようにするか」
とライムは言った。
「いや、殺しませんから、3m以内に入っても大丈夫ですよ!」
「そう言えば、「捨」の文字カードゲットしたんだよなぁ」
とホワイトは言う。
「捨」
文字カードを捨てることができる。
「文字カードを捨てることができるっていらなすぎる力だよね」
とライムは言う。
「そうだよな。文字カード捨てるくらいなら売るし、売るくらいなら使うからなぁ。文字カード売る奴とかいるのかなー?」
とホワイトは言う。
「俺、はじめの文字カード渡されてすぐにオークションで売ったけど」
とライムは言う。
「ええ、売ったの?!なんの文字カード?」
とホワイトは聞く。
「「炎」だけど」
「「炎」は今いっぱい持ってるから売っても問題ないね」
とザクロは言った。
「いや、でも、前はそんなに「炎」持ってなかったんだろ?売っちゃダメでしょう!」
とホワイトは言う。
「いやー、売っちゃったねー500万円で売れたねー」
「さすがライムさんだね。売っちゃうんだね!」
とロールは言った。
「それにしてもライムさんはこのゲーム上手いなぁ。日本一は凄いなぁ」
とキクは言った。
「クリアすることができないゲームがあったら、ライムさんに頼みますね!」
とイチョウは言った。
「いやー、ゲームは自分でクリアしないと意味ないのでは?」
とライムは言う。
「むむむ、そうかもしれませんね。しかし、どうしてもクリアできないときは頼みますね!」
とイチョウは言った。
「じゃあボスと戦いますか」
オンラインゲームのボスと戦う。
そして、普通に勝利した。
「いやー、結構難易度高いボスでしたけど、ライムさん以外全員死にましたけど勝てましたね!」
とロールは言う。
「よく、ライムは生きてたなーさすがだなー」
とザクロは言った。
「よく勝てたなライム。長期戦になったけど」
とホワイトは言った。
「いやー皆さん長すぎて逆にはやく負けろって思ってたんじゃないですか?」
とライムは言う。
「はははそんなこと、バレたか」
とホワイトは言った。
「いやいや、嘘嘘。思ってないよ!」
とホワイトは言うのだった。
オンラインゲームは楽しいね。
次の日。
昼。
白狼とザクムのみんな集まる。
「じゃあダークベラール皆殺しに行きましょう!」
とロールは言って、走っていく。
みんな目出し帽被ってる。
というわけで、ダークベラールの奴らを殺していくのだ。
1人ずつこっそり殺すのだ。
敵の数の方が多いから1人ずつ殺していく。
すると、いつのまにか誰もいなくなった。
みんな死んだ。
「ふー、ここの拠点のダークベラールの人間は全員死んだか。」
すると、拠点にあった巨大モニターがつく。
仮面をつけた男が映る。
「くくく、何者かは知らんがよくもまあ私たちの仲間を全員殺したな。私の表ネームはベラール。ダークベラールのトップだ。私を殺したいか?ふふふ、調べて探してみるといい!先に死ぬのはおそらくお前らだ!」
モニターが切れた瞬間に大爆発した。
しかし、文字カードを使った爆発じゃないので、全員無傷だった。
「ベラール、両親の仇!絶対にぶっ殺す!」
そう誓うロールだった。
「でも何でロールの両親がダークベラールに殺されたんだろうな」
とホワイトは言う。
「おそらく、無差別殺人だと思うよ。あいつら金のためにテキトーに人殺してるから」
とロールは言った。
「そうなんだ。噂通りの無差別殺人組織なんだね。最低の組織だね。皆殺しにしないとね」
とホワイトは言った。
家に帰って、オンラインゲームをする。
「このオンラインゲームは本当面白いよなー。ライムがやり込むのもわかるぜ」
とザクロは言った。
「んー、そんなやりこんでないけどなー。でもなんか日本一になったなー。」
「ライムさんはゲームの天才です!さすがです!」
とロールは言った。
「はは、ありかとう」
「ライムさん最強!さすがー!」
とイチョウは言った。
「ライム、最強だ」
とウルフは言うのだ。
「人と戦うときに最強になりたいね」
とライムは言った。
「俺も最強の悪人殺す専門の殺し屋になりたいぜ!」
とホワイトは言った。
夜。
なぜかみんなライムの家にやってきた。
すき焼きをみんなで食べることになったのだ。
「んー!この肉高かったし、美味しいですねー!」
とキクは言った。
「すき焼き美味しい!」
とザクロは言った。
「……美味い」
とウルフはつぶやく。
ライムたちみんなすき焼き美味しいねと言いながら食べた。
すき焼きを食べ終わると、格ゲーをやりだす一同。
「ライムさん色々なゲーム持ってますねー」
とキクは言う。
格ゲーをやる。
ライムは何回やっても誰にも負けそうにない。
格ゲー強すぎるライム。
上手さで言えば、1番はライム。2番はロール。3番はウルフ。4番はホワイト。5番はイチョウ。6番ザクロ。7番キク。と言ったところ。
ゲーム全般この順位かな上手さ。
「ライムさん上手すぎ!私も結構ゲーム得意なんだけどなー。凄いね!」
とロールは言った。
ゲーム上手いライムでした。
「じゃあ学歴勝負だ!一番良い大学を卒業したのは誰だ!」
とホワイトは言い出す。
イチョウとキクとライムは高卒だった。
ホワイトがそこそこ偏差値の高い大学。
ザクロもホワイトと同じくらいの偏差値の大学。
ウルフはホワイトより偏差値下だけどそこそこの大学。
ロールは偏差値があまり高くない大学。
しかし、ライムが卒業した高校は偏差値がずば抜けて高かった。
イチョウとキクは普通くらいの偏差値の高校でした。
「ええー!?なんでライムさんは大学に行かなかったの!?」
とホワイトは聞く。
「いや、お金かかりそうだから……」
「へー、そうなんだ。嘘じゃないよね?本当にそんなに偏差値の高い高校にでてたんだよね?」
「うん、そうだけど……」
文字カード「真」を使って確かめたが、本当だった。
「へー、ライムさんは頭良くてゲームも上手いんだね!さすがだね!」
とロールは言った。
「じゃあ、一番頭がいいライムに今後の作戦を考えてもらおう!」
とホワイトは言った。
「いや、作戦とか考えるのはちょっと、そういう頭の良さはないっていうか…」
「ええー?そうなのか?じゃあ俺が作戦でも考えるか!」
作戦を考えるホワイトだった。
そして次の日。
作戦通りにダークベラールの奴らを殺していく。
どんどん殺していく。
それにしても最近簡単に殺せるなー。
俺たちが人殺し上手くなっていってるのかなー。
人殺しのプロになっていってるのかもなー。
まあバイト辞めて人殺して生活しようとしてるから、プロか。
ダークベラールの人を皆殺しにしたし、家帰ってオンラインゲームをする。
みんなでオンラインゲームを楽しむ。
ボスを倒しまくる。
「あの格ゲーもオンラインでできましたよね!勝負しましょう!」
とロールは言った。
しかし、その格ゲーのゲームソフトを持ってるのはロールとライムだけだった。
1時間くらいライムとロールが格ゲーで戦った。
一度もライムは負けなかった。
いつものオンラインゲームに戻る。
「ライムさん、わざとでも一度でもいいから負けてくださいよ!強すぎませんか!レベルが違いますね!」
「いやー、ゲームは得意だからなー」
「ゲームが得意で学力もある。最強じゃないですか!」
「いやいや、人と戦う才能はないからね。戦うの得意じゃないと俺たちにとって意味ないじゃないか」
「なるほど。では、今私たちに必要な人材は、ボクシングとか空手とか剣道の達人というわけですね!」
しかし、白狼とザクムのメンバーは誰も空手、剣道、ボクシングなどの戦闘で強そうな系の達人ではなかった。
しかし、ダークベラールの人間を殺しまくってます。
で、今日くらいからだろうか。
ダークベラールがどこにいるのか、分からなくなった。
ダークベラールの敵に全然会えないのだ。
1週間が経過した。
マイクオンでオンラインゲームをする。
「ダークベラールの奴らに会えないなぁ。どうしたら、会えるんだろうか?あいつら、どこに消えたんだ?」
とホワイトは言う。
「僕たちにメンバー殺されすぎて、もうトップ以外残ってないのかな?」
とザクロは言う。
「そうなのかもなー。ダークベラールも大したことなかったな。はやくダークベラール全滅させたい。ダークベラールどこにいるんだー!俺に殺されにこい!」
とホワイトは言った。
「ホワイトさんは彼女とデートとかいかないの?」
とロールは聞く。
「いってるよー。デート行きまくってるよー。あ、今彼女いるから!」
「はじめましてー。ホワイトの彼女でーす!ホワイトと同じ大学卒業してて大学のとき知り合った彼女でーす!では、さようならー」
「俺の彼女は人と話すのが苦手だから、これくらいしか話せないんだ!もう話すことはないと思う!こう見えてウルフより話すのが苦手らしいから!」
普通に話してるように見えたけど、ウルフさんより話すの苦手なのかー。
そうなのかー。
「ホワイト……彼女とデートしたいだろ?ゲームやめてデート…してきたら?」
とウルフは言う。
「分かった!デートしてくる!」
ホワイトはログアウトした。
ホワイト抜きでオンラインゲームをどんどん楽しむ。
オンラインゲームは面白いなー。
「んん?ユーザー検索してたら、ダークベラールって名前の人がいたんだけど。今ログイン中みたい。」
とロールは言う。
「そうか。ダークベラールの人とはこのゲームでは関わらない方がいいだろう。見なかったことにして気にしないでおこう」
とライムは言った。
それにしてもダークベラールの奴らはどこにいるのだろうか。
調べても分からないんだよな。
最近人殺ししてないんだろうな。分からないってことは。
突然大規模無差別殺人をしたりするのかなー。
それとも誰にもバレずに人を殺してるのか?
ホワイトがデート終わってログインしてくる。
「じゃあ、「血」の文字カードがあるから、返り血を浴びたら俺に言うといい!」
とホワイトは言った。
「血」
体内にあるやつ以外の血を操作できる。
返り血とかを綺麗に取れる。
「そうだ!俺たちの間では敬語はなしにしないか!俺たちは仲間だから敬語なしにしよう!」
とホワイトは言う。
そして話し合って、敬語はなしにすることになった。
「ライムさん上手いねー!上手すぎるねー!ゲームの天才だねー!」
とロールは言う。
「ああ、戦いに行くの嫌ですね。あ、敬語ダメなんだった。嫌だなー。人殺したくないなー。ダークベラールの人たちずっと現れなかったらいいのになー」
とキクは言う。
「キクは殺し合いが嫌なんだね。僕は世界平和のため、悪い人は1人残らず殺すよ!」
とザクロは言った。
「はっはっは!ザクロ、言ってることがまるでサイコパスに聞こえてくるぜ!世界平和のために人を殺すとかよく考えなくてもやばいね!まあ、殺すしかないんだろうけどさ。まあ、今の世の中、兵器というものが無くなったから、それである程度平和になったんだろうけど、日本は元々戦争とかしてなかったから逆に治安が悪くなって前よりは平和じゃなくなった感じだぜ。警察機能してないし。」
とホワイトは言う。
「今と前、どっちの方がいいんですかね?」
とキクは言う。
「俺は悪人殺しただけで金が手に入るから、今の世の中嫌いじゃない。けど、グレープが死んだからやっぱり嫌いかな。」
とライムは言った。
「普通悪人でも人殺したくないもんねー殺しちゃう私たちは異常なのかも!」
とイチョウは言う。
「ふっ……必要な…殺人だ……」
とウルフは言った。
「ウルフの言う通りだねー。殺人するしかないんだよ。善人を殺す奴は殺すしかないんだなー!」
とホワイトは言った。
オンラインゲームを楽しむ。
「おい、ライム!助けてくれ!ちょ、ライム!ライム!ライムゥーーー!!あぁあああーー!!死んだわー!!ライム、死んだじゃねえかー!」
とホワイトは嘆く。
「ごめんごめん、ホワイト。助けられなくてごめんね」
「ライムよ、俺の分まで頑張ってくれ……カクッ」
オンラインゲームは楽しいね。
読んでくださりありがとうございました。