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18 流れの中で

和田の乱で和田一族は滅亡します。

三浦は直前になって一族の和田を裏切り北条につきました。朝比奈三郎は一族と船で逃げましたが、三浦の誰かが手引きしたのではないかと言われました。

乱の直前に八重が実朝の子を死産して亡くなりましたが、朝比奈三郎と一緒に逃げた七重が赤子を抱いていたのを見たという噂が流れました。

実は八重は実朝の子供を産み、和田一族がその子を守るために死産と称し、連れて逃げたのだと、多くの人が信じるようになりました。


その噂は政子の耳にも入り、政子は、和田一族の行方を探させようとしますが、義時は許しませんでした。

政子が動けば、噂が「真実」になってしまう。

そうなれば、この後、「実朝の息子」と称する者が出てきて、幕府を揺るがせかねない。

今、頼朝の血を引く男子は頼家の息子しかしない。

頼家の息子を将軍にするわけにはいかない。竹の御所:鞠子に源氏所縁の婿を迎える事を考えるしかないと政子に、実朝の子供を待っていては、幕府は終わってしまうと義時は政子に強く言いました。


頼朝が、身内を疑い兄弟を殺したせいで、源氏の一族は少なく、頼朝の身内である九条家にも適当な男子がおらず、(足利などの源氏から将軍家を迎えては北条家の立場が弱くなりかねない)

結果として、後鳥羽院の皇子を将軍に迎えようとする試みが開始されました。














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