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16 泰時の思い

茜が母の墓参りに行くと、茜に会うために泰時が待っていました。

もう一度やり直したいと。

茜は、自分が初めて一緒にいたいと思った女性であり、朝時の事で一度は話が反故になってしまったが、御所を辞したのであれば、改めて妻になってほしいと。


茜は、自分は次期執権の泰時を支える自信はない。あの時も、泰時と一緒に問題を解決しようとはせずに、実朝の側室になる事を選んでしまった。泰時は、泰時を支えてくれる人と一緒になってほしいと断ります。


泰時は、執権の座は孤独で、その手を血に汚さなくてはならないと思う。

茜は、ただ側にいてくれるだけでよい。何もしなくてよい。これからの自分の道は孤独だから、せめて、茜にそばで待っていてもらいたいと。


叔父上(時房)や、朝時には愛する人がいた。自分にも愛する人が欲しいと。

茜がいてくれることで、自分の孤独が癒されると。


そして茜は泰時の妻になる事を承知します。

朝時と違って、泰時は「愛される」事が少ない人生を送ってきました。

朝時と沙夜はお互いの心を信じきっています。

真玉は高明にあこがれて、高明は、真玉に自分がふさわしいのかという迷いはありましたが、

だんだんと二人に絆を強め、仲睦まじくなっていきました。


泰時は、茜にどう接して良いかが分からない部分があり、それは、「執着」になってしまうのでした。

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